4/15 橋下氏Twilog part.3 「NHKには二度と出ない!」

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引用

自分が一番。他人はバカだという識者が日本には多過ぎる。RT @ikedanob: 実務を経験したかどうかなんて、大した問題じゃない。私だってマスコミの実務を経験したが、そのメリットは「マスコミはバカだ」と自信をもって言えることぐらい。

RT @ikedanob: 実務を経験したかどうかなんて、大した問題じゃない。私だってマスコミの実務を経験したが、そのメリットは「マスコミはバカだ」と自信をもって言えることぐらい。

池田氏の自信も凄いな~自分以外は全てバカ。おかんに教わったことを思い出す。他人をバカだと言う本人が一番バカだと。そう言えば僕も週刊誌にバカの連呼をしたな~

自称インテリ層は現実の政治行政が分かっていないと言われるのが一番辛いところ。池田氏もそれらのインテリ層と同じく、だんだん非論理的になってきたな~。池田氏はマスコミの実務なんて要らないと言っている。これは何を実務と捉えるかについて大誤認。評論の対象と実務の関係を分かっていない。

池田氏はメディアでの仕事をした。だからメディアで発言した内容でなく、メディアでの仕事の仕方については、やはり実務経験がある。取材の仕方、記事の書き方、編集の仕方、放送の仕方。こんなこと僕がこうしたら良い、ああしたら良いなんて言えるわけがない。

池田氏が経験したことはメディアでの仕事の仕方なのだ。ここでバカばっかりと言い切るところが凄い。それは知識に溺れる人の発言の典型。メディアでどんな考えを持って発言し、記事を書き、放送したのかはそれは池田氏が経験した実務ではない。池田氏が経験したのは、メディアでの仕事の仕方なのだ。

池田氏は、NHKで働いていた時に、こんな意識で良く仕事が出来たなと思う。仕事なんて自分一人では絶対にできない。自分の目に入らない所でも他人のサポートがあって初めて仕事ができる。池田氏がどんな業績を残したのか知らないが、他の社員への感謝の念のかけらももない。

知識面では池田氏が勝っていたのかも知れない。しかし池田氏が経験した実務はNHKでの仕事の仕方だ。そこではモノ知り知識が全てではない。こういう社員がNHKに多いのだろうか。僕は知事に当選した直後、NHKの常識知らずを経験した。東京での挨拶回りの後にNHKに駆け付けた。

スケジュール上出演は困難だったけど、知事当選直後だったし、NHKが有権者に訴える強力な媒体であったことは間違いなかったので受けた。でも遅刻になりますよときちんと事前に了解を求めた。ところがNHKは当日、東京のスタジオで出てくれとか、遅刻は困るとか言い出した。

挙句の果てには僕が遅刻しないように、東京から大阪までNHKの職員を一人張り付けた。おいおい、そんなカネがあるなら受信料をもっと下げる努力をしろよ。NHKも電力会社も構造や体質は同じだと思う。ばっさりと改革をしなきゃならないと思う。元へ。そして大阪に着いて、NHKへ。飯も食わずにね

そしたらどうだ?入口からスタジオまで何人の職員に合っても、「お疲れ様です。東京からわざわざすみません。」の一言もない。民放ではあり得ない。皆、「何遅刻して来てんだ~、NHK様の番組に遅刻か~」という顔。そしてスタジオに入ったら、橋下さんが遅刻してきました!って司会者。

選挙が終わった直後だったのでぶち切れたね。それで番組の内容も、当選したばかりで知事にも就任していない僕に対して、細かな実務の話ばかり。それはこれから決めますよとうい話ばっかりしてきやがった。これから決めますと言ったら、いつですか!の司会者の突っ込み。

当時NHKの職員のインサイダー問題もNHKはちんたらやっていたので、インサイダー問題はいつ解決するんですか?と質問したら司会者は黙っていた。それでNHKには二度と出ないと宣言して今に至っています。

その間もNHKから番組出演の依頼があったので謝ってくれたら出ると言ったのに、謝らないね~NHKは。大阪局長が挨拶させて欲しいとか、中途半端な手紙だったり。NHKの代表者からきちんと悪かったとと言ってくれば良いと言ってもう4年経つな。

その間中途半端な手打ちの話が何回もあったが、肝心の謝罪はやらないないんだ。一言ごめんなさいと言えば良いだけなのにね。池田氏のような社員が多かったら、まあNHKの態度も分かるよ。元へ。お笑いのプロに、お笑いをやったこともない者が評論してもそれこそお笑いだ。

本で得ただけの知識で、ゲームの経験だけで、野球の技術を語る者、サッカーの技術を語るのもお笑いだ。一般の考えや意見を述べるのは経験があろうとなかろうと自由だ。ところが政策論になると一般的な考えと技術論が重なり合う。

識者は一般的な考えや見解を述べるの好きだ。書物で得た知識の披露が好きだ。しかし政策にも技術があるのである。そして政策の技術は、政策の中身そのものと言っても良い。だからその技術を経験していない者は、実現できる政策を提言できない。単なるアイデアレベル。

政治家も政策を語るが、実現する政策になっていないものが多い。実現できない政策論は単なるアイデアのご披露。池田氏や堀氏のような識者もこのレベル。そして実現できる政策論をしようと思えば、やっぱりそれは技術者である官僚に聞かなければならない。

美術史や美術思想を学んでも芸術的な絵は描けない。野球入門や、サッカー入門を読み漁り、机上の戦略論をいくら頭に入れても、甲子園に出られるわけではないし、ワールドカップに出られるわけでもない。僕はラグビーで花園に出たけど、ここで学んだ。机上の論と実践は違うと。

それが政策になると、本の知識だけでで、政策が実現できると勘違いしてしまう。知識に溺れる人ほどそうだ。政治学を学んだだけで現実の政治ができるわけがない。政策も同じだ。本を読んだだけで、プロ野球選手やプロのサッカー選手になれるわけがない。

政策も同じ。勉強はいくらでもできる。しかしその政策を実現する、実現できる政策を打ち出すことは全く別問題である。僕も知事や市長になってプロの官僚集団と仕事をしてここが分かった。だから識者にもその経験を勧めているのである。特に自分の知識が完璧と思っている池田氏、堀氏には。

民主党の政治主導が今ここで発揮されるべきだ。原発の定期検査後の再稼働には、安全委の安全確認は必要ない。事故が起きる前はそれで良いだろう。定期検査なんだから、検査項目のチェックだけで良い。民主党は事故前の手続きを原則としている。

しかし福島の事故が起こったのだ。これまでの定期検査の手続きで良い訳がない。最高権威による安全性のチェック、コメントが絶対に必要だ。これまでの手続きに付加するものだ。これは政治主導でやってもいいではないか!これをやらずして政治などは要らない。

政策は言うだけではダメ。それは知識のご披露。政策は実現するもの。そうすると実現するプロセスや技術、実現するための課題を認識しておかないと実現不可能なアイデアの披露になってしまう。竹中平蔵先生の「闘う経済学」に良く表れている。日本の有識者、池田氏や堀氏が典型だが皆この状態。

野球をやったこともない者が消える魔球を論じているようなものだ。野球をやれば消える魔球などあり得ない。しかし理屈ではあり得る。池田氏も、堀氏の提言も消える魔球ばかり。堀氏はもの凄く酷い。彼の提言を実現するために、どれだけの法令や税制を変えなければならないのか。

そのためにはどれだけの政治エネルギーを費やさなければならないのか。一度じっくり検証した方が良い。そうでないと実現できない絵空事ばかりを論じるのに時間を費やすことになる。制度改正をするのにどれだけの労力が必要か。そこが政策の技術部分である。そこを知れば消える魔球を論じることはない。

政策は実現してなんぼ。実現するプロセス・課題を知った上での提言でなければならない。政策を実現するプロセスを学べる学校が日本には聞いたことがない。だから識者は、役所に入って経験するべきなのである。NHKに居ても自分の知識に意味がないと言い切る池田氏も凄い。

それは池田氏が言いっ放しの消える魔球論をやっているから実務が関係ないだけである。NHKで仕事をしたことによって放送局の仕事の仕方を学んだはずだ。僕が番組の作り方論を始めたら、池田氏は、橋下は経験がない!と言えるはずだ。その点で実務経験が活きているのである。

国会議員の政策論も絵空事になっているのは、国会議員も政府に入らなければ実現プロセスを経験できないからだ。政策は政策の中身と政策の実現技術が重なったものでなければならない。一つの政策を実現するのにどれだけの反対勢力が出てくることか。そのまとめ方は。財源論は。法治体系の観点は。

政策は中身より、実現するプロセスの方が重要。しかし日本の識者は中身しか語らない。実現プロセスを度外視した政策論。グロービスの堀氏、消える魔球論やエビ投げハイジャンプはもう良い。一度でも良いので、実際のボールを投げてみてはどうか?

それを痛切に感じたのが反貧困ネットワークの湯浅さんだろう。言うこととやることは違うと。先日の朝日のオピニオンで朝日の記者が、湯浅さんは取り込まれたのでは?と盛んに聞いていた。湯浅さんからはもっと激しい政府批判や消える魔球的な提言を聞きたかったのであろう。

しかし湯浅さんは、政策を実現するプロセスの凄まじさを知った。ちょっと本で読み知ったアイデアを言うぐらいではダメだと。朝日の記者はそこに気付いていないのであろう。池田氏も、堀氏も、政策を実現するプロセスの凄まじさを少しでも知れば、いい加減な論が少なくなるであろう。

福井県知事が大変有意義な問題提起をして下さった。使用済み核燃料の中間貯蔵施設を消費地にも作るべきだと。正論だと思います。使用済み燃料の最終処分地すら決まっていないのに、日本はこれかれもどんどん原発を回し続けるのか。トイレのない家のようなものである。堀氏はこの点どう考えているのか。

大阪府の副知事は、僕が知事時代、関電から迎えております。 RT @ikedanob: 「原発なしでも夏は乗り切れる」という話こそ、電力会社の実務を知らない「消え
る魔球」。関電の人を大阪市の顧問に迎えては?

ここからが住民の皆さんと真剣に考えることだ。使用済み核燃料の中間貯蔵施設を受け入れるか、それともそのような負担を回避するために新しい電力供給体制を目指していくのか。このような問題設定になると、住民投票の意義が出てくる。

今井さん!先日は住民投票に反対しましたが、場合によっては住民投票が非常に大きな意味を持ち、必要になってきます。
中間貯蔵施設を受け入れる負担をきっちりと掲げての原発の是非。負担が嫌なら、新しい方向性を目指すしかありません。そのときにはよろしくお願いします!

さらにエネルギー検討部会の座長にも指名しております RT @t_ishin: 大阪府の副知事は、僕が知事時代、関電から迎えております RT @ikedanob: 「原発なしでも夏は乗り切れる」という話こそ、電力会社の実務を知らない「消える魔球」。関電の人を大阪市の顧問に迎えては?

もう非論的になっていますね。府庁・市役所・関西広域連合で膨大なぎろんをしていますよ。 RT @ikedanob: つまり実務家がいくらいても、トップがその話を聞かなければ意味がないということ。 RT @t_ishin: さらにエネルギー検討部会の座長にも指名しております RT @

堀氏も池田氏も、政策の実現プロセスの知識がないから、直接会っても学生の言いっ放しアイデア提言大会みたいにしかならないのでまだ時期尚早。課長補佐との協議で十分です。 RT @yasuzohdesu: @YoshitoHori ツイッターじゃなくて、直接話し合ったらいかがですか?

もう非論理的になっていますね。府庁・市役所・関西広域連合で膨大な議論をしていますよ。 RT @ikedanob: つまり実務家がいくらいても、トップがその話を聞かなければ意味がないということ。 RT @t_ishin: さらにエネルギー検討部会の座長にも指名しております RT

このような反論立論では議論になりません。だって副知事の話を聞いているかどうかは論理の問題ではない。水かけ論になるだけ。 RT @ikedanob: つまり実務家がいくらいても、トップがその話を聞かなければ意味がないということ。 RT @t_ishin: さらにエネルギー検討部会の

池田氏へのディベート入門。論理から逸れた立論は、事実反証されてしまうとそこで勝負あり。池田氏の「橋下は電力会社の実務を知れ」という立論は、僕のこれまでの「論理の中で」電力会社の実務を知らない事実を指摘しなければならなかった。

ところが彼はそれを見つけることができず、僕の論理から外れたところで「電力会社の実務を知るためには関電から顧問を迎えろ」と指摘した。それに対して僕は副知事は関電から迎えていますよ、で終了。もう池田氏の論理的反論はできなくなります。詰みの状態。

なぜ僕が識者に実務を知れ!という攻めができるのか。またそれを多用するのか。それは僕に対して実現可能な具体策を提示しない識者が皆行政実務をやったことがないことを知っているから。やったことありますよ!と反論されると、池田氏のように、それでも勉強不十分とうい水かけ論しかできなくなる。

池田氏から、関電から顧問を迎えたら!という指摘が来ることを待っていました。池田氏は行政実務経験のなさを指摘され、池田氏のこれまでの議論の特徴からして、僕に反論する場合には、最後は関電から顧問を迎えろ!と来るだろうと待っていました。そして案の定来ました。

大阪府の副知事の一人は、関電から迎えています。現在大変ご苦労されているかと思いますが、僕も関電憎しでやっているわけではない。関西のために新しい電力供給体制を構築しようとやっている。その担い手が関電であることに間違いない。そこを副知事は理解して頑張ってくれている。

昨年電力問題で大騒ぎして、関西広域連合においてエネルギー検討部会を設け、副知事と嘉田知事が座長で、関電と膨大な議論をやってきた。そういう実務を池田氏は全く知らず、関電から顧問を迎えて実務を知ったら、という苦し紛れの反論。副知事が関電出身者であることで、チェックメイトです。

論理には論理で対抗しなければなりません。論理から外れた苦し紛れの反論は、大ばくち。僕が関電から副知事を迎えていなければ、僕は検討します見たいなエッジの効かない再反論しかできなかったでしょう。池田氏へのディベート入門でした。

やっぱり原発問題は、使用済み核燃料の処分をどうするか。ここの真正面から答えないとダメでしょうね。今、誰も解を持っていない。いつか何とかなるで必要性で進めている。原発の是非については色んな見解がある。しかし、使用済みの燃料の処分については誰も解を持っていない。

トイレのない家などあり得ない。民主党政権は、将来世代へ負担を先送りしないという理念で、政権交代選挙で消費税増税はしないと言い切った消費税を上げようとしている。それはカネの問題。使用済み核燃料の最終処分地に解を持たないまま原発を回し続けるのは将来世代へのとてつもない負担ではないのか

民主党政権は全体が見えていない。全体が見渡せていない立論になっている。朝日新聞と同じだ。「将来世代へ負担を先送りしない」非常にカッコいいフレーズだ。しかし朝日新聞のように論理にこだわらない場当たり主義でこのフレーズを使ってはいけない。

将来世代に負担を先送りにしないために、消費税増税。それなら使用済み核燃料について最終処分方法が確定することも消費税増税以上に重要なのではないか。処分地がないままで原発を回し続けることは財政問題以上に将来世代への負担の先送りだ。あっ、この点は朝日新聞の論理は筋が通っていた。

これも非論理的。まず政策実現プロセスや、大阪府政・大阪市政の現状を知ってからにして下さい。何でもトップが出るものではありません。 RT @ikedanob: 議論は、肩書きじゃなくて中身でやりましょう。実務経験が長ければいいのなら、中央官庁の事務次官が一番えらいということになる。

企業のトップが誰とでも直接会って話しますか?カウンターパートがあるのが世の常です。残念ながら貴殿や堀氏はまだまだです。まずは担当部局から。 RT @ikedanob: 議論は、肩書きじゃなくて中身でやりましょう。実務経験が長ければいいのなら、中央官庁の事務次官が一番えらいというこ

posted at 11:37:21

(橋下氏 twilogより)

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