2/10 橋下市長ツイッター「記事には反対や疑問の意見のみ列挙。賛成や理解を示してくれた意見は一切載せない。こういう報道を偏向報道という。」

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(引用)
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140210-… 民主主義における一票の価値、そして地方政治の首長と議会の二元代表制をしっかりと理解している人なら、この記事にある僕の主張の意味を理解できる。理解できない人は勉強が足りないだけ。

しかし読売の報道がだんだんひどくなってきた。価値観の違いの論争はいくらでも結構だが、事実をきちんと伝えない姿勢はアンフェアだ。これは有権者の判断を誤らせる。昨日タウンミーティングをやった。400名を超えて立ち見も出た。その記事として「なぜ選挙 分からない」という見出し。

400名を超える人たちが集まったのだからそういう人もいるだろう。しかし多くは理解してくれた。記事には反対や疑問の意見のみ列挙。賛成や理解を示してくれた意見は一切載せない。こういう報道を偏向報道という。

議論をしろ、反対派を排除するな、まあこんな批判ばかり。日本は「議論」についての教育がない。世界から最も遅れているところであり、日本人が世界で通用しない一番の問題だ。議論をするには、議論する場づくりが一番重要なのだ。これを適正手続きという。

僕は反対派を何でもかんでも排除するつもりはない。議論の場に設定されたルールに従ってくれと言っているだけだ。法定協議会においては大阪都の設計図を作る場。大阪都に完全反対を唱える場ではない。そして、法定協議会のメンバー構成が民意を反映していない。(続く…)

(続き)
議論するには、そのメンバー構成が非常に重要。そして意思決定する場であれば、その数が重要。どちらが多数を獲っているのかそこが決定的に重要だ。必ずどちらかの立場が多数を獲る。現在法定協議会においては、大阪都慎重派が多数を獲っている。これがおかしい。

大阪都を進めるかどうかが争点となった、先の統一選挙、知事、市長選挙の結果を思い出して欲しい。あれだけ大阪都の争点を明確化した選挙で、府議会議員選挙では維新が過半数、知事、市長選挙では維新が勝利、大阪市議会議員選挙では維新は過半数は獲れなかったがそれでも第一党。

この選挙結果を踏まえれば、大阪都の設計図作りをする法定協議会においては、維新が過半数を持たなければならない。今の混乱の原因は、大阪都の設計図を作る法定協議会において、設計図作りの消極的なメンバーが過半数を占めていることだ。

議論する場を正常化して、そして議論をする。反対派を何でもかんでも排除するのではない。ルールに基づいて議論する場を正常化し、そして反対派の意見も聞きながら議論をする。これが議論のルールだ。日本人はこういう教育を受けていない。特に有識者、専門家の意見は酷過ぎる、というか情けない。

なぜ日本人が世界相手に議論ができないのか。それは議論についての教育を受けていないからだ。議論する前に、議論の場を整える。どういうメンバー構成で議論するかが決定的に重要。陪審員制度では陪審員の選定手続きが、実際の裁判と同様に重要。法定協議会のメンバー選定を適正化する。
(橋下市長 twilogより)

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