4/29 橋下氏Twilog 「一度受け取った税金はもう団体のものですと言わんばかりに返還にも応じない。これが天下り団体の実態」

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引用
これからの日本、国を挙げて電力供給体制を変えていかなければならない。一方的な供給から適正需要に見合う供給へ。エネルギー消費量を適正化することが、島国日本を強化する軸になる。まずすぐにやれて効果絶大なのがスマートメーターの設置だ。これは池田信夫氏が主張し続けていた。

東電は、スマートメーターについて国際標準仕様に変え、国際入札をやることになったらしい。関電はいまだに独自仕様、指名競争入札。現在家庭において9.5%の普及率。全家庭への普及は10年後の予定らしいが、メーターの生産能力に限界があることも理由に挙げる。これはおかしい。

国際仕様に変えて、国際入札にすれば、入ってくるメーカーは山ほどいるはずだ。国内独自仕様のメーターがいかに酷いかは池田氏の論に譲るhttp://t.co/Ce5Ib8tA。今の電力会社の体制だと、社会的発展を望めない。総括原価方式の現状維持を守る方向。電力供給体制の抜本的改革が必要

市長と言う立場だからしょうがないけど、僕らは学者論議ばかりをやっているわけじゃないから学者の抽象論には頭くる。28日産経朝刊(大阪)27面(関連記事リンク)。一つの財団法人改革だけでも大変な労力がいるんです。「国際花と緑の博覧会記念協会」この財団の構造が国の天下り団体の典型。

府と市がかつて財団の設立時に34億円の出資をした。財団に税を出資するとそれっきりになってもう民主的なガバナンスは効かない。財団は、団体の独立性を主張してくる。この団体のトップはいつものように国からの天下り。そして外国債購入等による資産運用に失敗して14億円もの損失を出した。

国際花と緑の博覧会記念協会の活動内容からして、もうこんな団体いらんやろと松井知事と話して、団体の解散を要求。拒否されたので、少なくても税金分は返してくれと言ったのに、一度受け取った税金はもう団体のものですと言わんばかりに返還にも応じない。これが天下り団体の実態。

大阪府や大阪市のトップが団体を改革しようと思っても、選挙の洗礼を受けていない国からの天下りが全て拒否できる。行政が何でもかんでもできるわけじゃないし、団体の自立性も守らなければならない。しかし、税金34億円の出資金って。こんな団体、日本全国に山ほどあるはず。

府と市で役員や職員をすべて引き揚げたが、税金34億円は取り戻せない。これは何らかの法律が必要だね。これ国の団体だけじゃない。実は地方自治体が作った団体でも団体は、一度受け取った税金は俺たちのものだと言って返さないんだ。大阪府の国際交流財団。こことは知事当時もめましたよ。

国際交流財団にも何十億と出資。しかしその活動内容からして、もうその出資金を返してもらおうとした。そしたら府のOB理事長が、拒否。一度受けたお金は自分たちのカネだと。その後すったもんだやりましたよ。こういう法人は法律で守られている。知事・市長では如何ともし難い。

全国にあるこんな法人をきちんと整理できるような法律を作れば、それなりにカネは出てくるだろうし、これだけで財政再建ができないにしても、既得権を整理する姿勢を示すことが政治には必要だ。こういう団体で、官僚の再就職ががっちりと守られている。こういう改革を現場では日々やらなければならない

こういう改革をやり続けて行こうと言うのが大阪維新の会。そしてそれを一括りにしてデフレの時代に構造改革、既得権の破壊を叫ぶのはバカだとするのが中野剛志。中野はこういう官僚の既得権構造を知らないのか、それともそんなことは大したことないと考えているのか。いずれにせよ現場を知らない。

デフレの時代に構造改革や既得権破壊を持ち出すのは単純だ、それは90年代初頭の新自由主義だと叫んでいれば良いのが中野の立場。こっちは目の前の天下り団体を改革して少しでも税を取り戻そうとする立場。一つの団体でもとてつもない作業とエネルギーが必要だ。

RT @kenichiromogi: はせ(1)ニコニコ超会議の「メディアの危機」のパネル・ディスカッションをしていたとき、池田信夫さんが専門知識の話をしていた。それでぼくは思ったことがあった。専門知識があれば、判断できるわけではないし、判断をするために、必ずしも専門知識が必要なのでもない。

RT @kenichiromogi: はせ(2)専門知識は、必ず、ある文脈の中で成り立っている。だから、蛸壺化もする。ところが、判断というものは、文脈を超えた、生の現場全体の状況を反映したものでなければならない。だから、原発の問題にしても、専門家だから正しい判断ができるわけではない。むしろ専門家に任せるのはよくない。

RT @kenichiromogi: はせ(3)原発をこれからどうするか、という問題は、だから、広く国民的議論をして、その中で、最終的には国民の負託を受けた政治家が判断しなければならない。その判断には、私も従う。その際、判断の質は、専門知識だけでは決して担保されない、ということを知っておく必要があると思う。

RT @kenichiromogi: はせ(4)これは、悲劇的な結末をもたらしたプロジェクトではあるが、国家、いや文明の命運がかかったプロジェクトでもあった。ナチスが原爆を開発する可能性が恐れられる中、アメリカはマンハッタン・プロジェクトでウランを濃縮し、原爆をつくった。そこに、天才物理学者のファインマンもいた。

RT @kenichiromogi: はせ(5)何しろ、史上初めてウランを濃縮するのだから、やり方がわからない。一方で、事態は緊迫している。そんな中、ファインマンをはじめとする科学者、技術者たちは昼夜をとわず奮闘していたが、そんな中で一つの問題が生じていた。

RT @kenichiromogi: はせ(6)ウランを濃縮しているということは重大な機密だから、何を濃縮しているのか知らされないまま、技術者たちは仕事をしていた。それが、開発上の障害になっていると認識したファインマンは、責任者の将軍に、「技術者にウランを濃縮していると伝えていいか」と交渉に行く。

RT @kenichiromogi: はせ(7)それは、難しい決断だった。何を濃縮しているのかわからなければ、技術者たちはよい仕事ができない。一方、何を濃縮しているのか、多くの人間が知ることは、それだけ漏洩の危険性に通じる。ナチスの脅威がリアルで、どちらが勝かわからなかった時期のことである。

RT @kenichiromogi: はせ(8)ファインマンは証言している。将軍は、「ちょっと待ってくれ」と言って、一人で窓のところに行って、しばらく外を眺めていた。やがて、振り返ると、「技術者たちに、ウランを濃縮していることを伝えてくれ」と言った。マンハッタンプロジェクトを左右する、重大な決断だった。

RT @kenichiromogi: はせ(9)原爆開発は、悲劇をもたらした。一方、このエピソードは、判断というものが必ずしも専門知識を必要とするものでも、専門家がよい判断ができるわけでもないことを示している。ファインマンは、将軍というのは判断をする訓練を受けている人だと、感動する。生死のぎりぎりの現場において。

RT @kenichiromogi: 以上、連続ツイート第579回「判断には専門知識は必須ではなく、専門家がよい判断をできるのでもない」でした。

RT @kenichiromogi: そういう実体験があるから、ぼくは、橋下徹さん( @t_ishin)の言っていらっしゃること、よくわかるな。人間はさ、市場でもまれた方が、本人たちもいきいきするよ。もちろん、セーフティネットという「安全基地」は提供した上で、その上でチャレンジする。そうじゃないと日本は沈む。

ツイッターって、いや凄いツールですね。茂木さんや池田さんとは面識もないのに。朝から勉強になりました。フォロワーの皆さん、迷惑スパムメールですみません。飯食ってから、またこれで勉強します。ツイートしながら頭の整理をしています。茂木さんのファインマンの話し。感動。もう少し整理したい。

政治家は専門家と違う。これだけ複雑化した現代社会において政治家が専門家になることなんて無理だ。知見は専門家に委ねなければならない。政治家の役割は、無数ある専門的知見から、一つを選ぶこと。そして選んだことを実行することだ。選ぶ際には専門知識は必要だが、それだけで判断するのは危険。

専門家の知見はその当時の論理的帰結によるものだろう。しかし世は摩訶不思議。論理だけではないんですよね。将来のこと、論理的でないこと、人間の情や何かなら何まで含めて、その時の世情や流れの中でエイヤーと決める。これが政治判断だと思う。だからそのプロセスが大切。

だから判断する際には色んな専門的知見に触れなければならない。実績のあるたくさんの人が貴重な時間を割いて教えてくれるので感謝です。専門家が自分の論が正しいと主張するのも当然だ。しかしどれが正解か、分からななくなる。だから決定が必要であり、決定権者が必要になる。

決定も所詮人間がやること。誤りもあるでしょう。だから選挙があり、失敗の責任を最後は有権者が納得しなければならないシステムになっている。政治家は決定が仕事だ。この決定は、専門家に議論をしてもらいながら、どちらに論理的正当性があるか判断するだけでなく、最後は政治判断となる。

政治家の実体験に基づいて、今の世情、世の流れからしてどうなのか。ある種の勘であり、エイヤ―となることも多い。もちろん、専門家の専門的知見の激しいぶつかり合いをしっかりと理解した上でのことだが。だからエイヤ―をするに必要な専門家の知見ももちろん必要。

民主党政権の大飯の再稼働の政治決定はエイヤ―だろうが、その過程が全く不透明。ここが大問題。専門家の激しい議論の場が完全に封印されている。これでは政治家の決定役の役割を果たしていない。僕がこれから最終判断するにあたって、池田氏の燃料調達コストの指摘は検討しなければならない重要問題。

今僕に専門的知見を与えてくれているメンバーに、池田氏のこの指摘をぶつける。そしてどのような回答になるか、そこをしっかりと見る。政治家は判断するにあたって専門家の知見のぶつかり合いを作らなければならない。昔は大変だったんでしょうね。しかし今はこのツイッターでできますから。

そう言う意味で中野剛志のような知見は糞の役にも立たない。「急激な改革を断行しようとする人間は保守にとって最も警戒すべき存在です。保守とは、簡単に言えば成熟した大人の知恵でしょう。世の中の酸いも甘いも知り尽くした大人が、社会がそんなに急に良くならないことをわかりつつも・・・」だって

おいおい、お前は経済の専門家だろ。まだ経済産業省に戻る予定じゃないのか。世の中の酸いも甘いも知り尽くしただ?申し訳ないが手前よりも色んな経験をしてきたぜ。「タレント弁護士としてテレビで下品な発言を繰り返し、政治家になってからもツイッターで他人の悪口を垂れ流しているような人間」だ?

バカやろう!そうやって一生懸命働いて納税した税金でお前の給料を賄っていたんだろうが!ほんとこういうバカ官僚には頭来るんでね。税金で時間を与えられて好きな勉強をして本を出して。もう少し厳しい人生を歩めよな。「経産省で無駄な15年を過ごして」というお決まりの毒舌挨拶も止めろ。

一部ネット住人には受けるのかしらんが、多くの納税者にとっては気分が悪い。それが政治感覚だ。手前は官僚なんだ。経産省での15年間が無駄だったら、税金を返してから言いやがれ。

決定しことを実行すること。きちんと決まれば行政組織がばっちりとやってくれます。しかしその決定においては様々な人間ドラマ、権力闘争がつきもの。理性的な議論だけではすまないんですよ。これも政治家の役割ですね。

posted at 12:49:06

(橋下氏 twilogより)

日本中にある、シロアリ天下り法人。
ここにいる役員、職員は公務員ではありません。
この人達(準公務員)は約500万人いると言われています。(公務員は、国・地方合わせて約400万人)
実は公務員より人数が多いのです!そして、莫大な税金が使われています。

(よく、日本の公務員は諸外国に比べて少ないと言われますが、準公務員はカウントされていません。
合わせると、約1千万人近くいると言われてますので、とても少ないなどと言える数ではありません。)

もちろん、これら法人の中には国民に必要な物もあるでしょう。
しかし、上記の様な無駄な法人も数多く存在しているのは明らかです。

公務員では無いので、手を入れられずに肥大化して来ました。
現役公務員も、将来の「安住の地」として、見過ごしてきた事は想像に難くないです。

私も常々、ここが日本の問題の本丸だと思っていました。
ここに、垂れ流されている税金を取り返せれば、国や地方の財政が相当健全化され、
本当に必要な市民に税金を使うことができるでしょう!

凄まじい抵抗に合うでしょうが、
橋下さん・維新の会が、この問題に何とか突破口を開いて欲しいと思います。

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