5/15 橋下氏ツイッターpart.2「各メディアは、僕が現在も慰安婦制度を容認しているかの報道。これは違う。」

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風俗活用発言に拒絶反応を示した人達は、
現代社会における風俗産業が、性犯罪を助長していると考えているのだろうか…?

私はその逆で、それを抑制している部分もあると思っています。
この辺りについての、キチンと科学的に分析した物ってあるんですかね…

志方氏あたりに、自衛隊での対応について話して欲しいですね。(本当の事は言えないか)

(引用)
僕は、現在慰安婦制度など容認していない。しかし、今のような人権感覚がなく、そして売春防止法もなかった前近代的な第二次世界大戦当時、慰安婦を必要としていたのだろう。現在容認できないことは当然だ。各メディアは、僕が現在も慰安婦制度を容認しているかの報道。これは違う。

そして第二次世界大戦当時は、日本だけでなく、世界各国の軍でもいわゆる慰安婦・慰安所を活用していた。日本のような慰安婦や慰安所でなくても、私娼や民間業者、現地人女性を活用していた。多くの女性は大変な苦痛を味わった。売春を徹底的に忌避する米軍も、現地女性を活用したのは厳然たる事実だ。

皆悲劇だ。二度と繰り返してはならない。このように許されざる慰安婦、慰安所、私娼、民間業者、現地女性を世界各国の軍は活用しながら、なぜ日本だけが特別に非難されるのか。何が問題なのかを指摘した。他国がやっていたから日本の行為を正当化すると言うことではない。

他国がやっていたから日本の行為も許されると言うのは違う。日本も、世界各国も、この戦場での性の対応は間違っていた。二度と繰り返してはならない。にもかかわらず、国際的には日本の慰安婦だけが特別に非難を受けている。これなぜか。ここをしっかりと考えるべきだと指摘した。

慰安婦を強制連行したかどうかは関係ないと多くの識者は言う。強制連行がなかったから慰安婦は良いと言う問題ではない。強制連行があろうとなかろうと慰安婦は容認できないのは明らかだ。二度と繰り返してはならない恥ずべきことだ。しかし強制連行の有無は、世界からの評価のされ方で決定的に異なる。(続く…)

(続き)
強制連行の有無は関係ないと言う主張は、国内的視点しか持っていない。世界から見たら日本はどう思われているのか。そこを認識しなければならない。慰安婦を持ったことは当時は必要だったとしても、恥ずべきことであり、二度と繰り返してはならない。しかし強制連行があったとなるとそれに留まらない。

日本を含め世界各国の戦場での性の対応は皆許されざることであるのに、強制連行があったと言うことで、日本だけ特殊な性奴隷を活用していたと世界は認識している。強制連行の有無は、慰安婦を持ったことの評価に影響するのではない。世界の認識に影響するのだ。だからこだわる必要がある。

強制連行がなくても、慰安婦を持ったことは事実であり、当時は必要であったとしても、それ恥ずべきこと。しかし強制連行があると、世界各国も同じようなことをやっていたのに、日本だけが特別に非難を受けることになる。僕はこの立場になって外国人と意見交換することが多くなったが、驚いた。

多くの外国人、そしてそれなりの要職に就いている外国人は、日本だけ性奴隷を活用していたと認識しているのだ。日本は異常だったと。戦争は悲劇であり、日本の行為は正当化できるものではない。しかし、日本だけ性奴隷を活用していたと言うのは違う。これはあくまでも2007年の閣議決定によるが。

強制連行があったかどうかに関係なく、慰安婦を活用していたことは恥ずべきことである。しかし強制連行があると世界からは戦場の性への異常な対応と見られる。だから僕は村山談話と2007年の閣議決定で混乱している慰安婦問題について明確にすべきだと主張した。

慰安婦の活用については二度とこのようなことをしない決意をするのは当然だ。しかし強制連行があったのかどうかは特殊な性奴隷だったのかどうかにかかわる。そしてこの点は村山談話でもはっきりしない。むしろ2007年閣議決定では否定している。これが慰安婦問題の混乱の諸悪の根源だ。

慰安婦の活用を真摯に反省して、慰安婦の方にも配慮し、二度と繰り返さないよう決意するのは当然としても、強制連行の有無は、日本だけ特殊な性的奴隷を使っていたのかどうかにかかわる重要な要素。ここを日本は明確にしてない。だから世界からも特別に非難をされている。

慰安婦について、世界が日本をどう見ているか、教育を受けることもなかった。外国人と議論して初めてこの事実を知り、驚いた。なぜ日本は何も言わないのか。敗戦国としての責任・評価は引き受けなければならない。しかし不当な侮辱にはしっかりと反論すべきだ。

中国は、徹底して自国の主張を行っていく。日本の自治体へも何かあればすぐに抗議する。今回も真っ先に抗議をしてきたのは中国総領事館だ。僕は中国の姿勢を全て良しとしないが、それでも日本は何をしているか。謝るべきことは明確に謝る。しかし重大な誤解についてはきちんと主張する。

日本の政治家は国内で威勢のイイことを言う者が多い。しかし国外に主張することは少ない。それは火の車になるからだろう。日本が慰安婦を活用していたのは恥ずべきことだ。しかし、慰安婦や女性を活用していたのは当時の世界各国皆同じだ。皆、恥ずべきことをやっていた。皆、反省しなければならない。

そんな中で、なぜ日本だけが、特殊な性奴隷を活用していたと非難されるのかを、日本人は知らなければならない。このことが韓国との紛争の火種となっている。日本政府は日本が国を挙げて慰安婦を強制連行したのかどうかを明確にすべきだ。強制連行の有無にかかわらず慰安婦の活用が恥ずべきことは当然だ

メディアが一斉に、僕の発言で日本の外交力が落ちると批判した。違う。外務省も、政治家も、もっとうるさくならなければならない。中国を少しは真似て。国際社会では、黙っていても理解されるなんてそんな甘いものではない。主張しなければ、相手は分かってくれない。

「慰安婦の活用は恥ずべきことだし、二度と繰り返してはならないことは分かっている。しかしそれはあなたの国でも同じことをやっていた。あなたの国では現地女性を活用していた。皆、恥ずべきことをやっていた。日本だけ特殊な性奴隷を活用していたわけではない」と激論してでも主張しなければならない

米軍へ風俗活用を進言したこともメディアでは一斉に非難。じゃあ、米兵の性犯罪についてどのように迫るの?米兵の性的エネルギーをしっかりとコントロールして欲しいと司令官に申し入れた。朝日新聞の記者は、規律を厳格化するとか処罰を厳格化するとか要請したらいいじゃないかと言ってきた。バカか。

そんなことはこれまで何十年も言ってきた。そんな誰もが言うことを今更言ってどうする。世間はきれいごとを言うけど、僕が被害者の父親なら、もうちょっと性的エネルギーの解消の仕方くらい教えてくれと司令官に言うだろう。子どもがそういう危ない方向に走りそうなら、きちんと教える。

性の問題は建前では解決しない。親が子に教えるように、米軍も組織を上げて米兵に教えるべきだ。罪もない女性を襲うことを回避するために、どう性的エネルギーをコントルールするのか。法律上許されていること、許されていないこと。そんな中に法律上許される風俗も入るだろう。風俗=買春ではない。

風俗と言うものを持ち出した途端に、政治家がそんなことを口にするな!と言う批判も多かった。しかし、性犯罪を犯すほど性的エネルギーが充満している者に、そのコントロール策をしっかりと教えるのに、建前は言ってられない。これは少年に対する指導と同じだ。体裁を採るか実を採るか。僕は実を採る。

沖縄県での米兵の性犯罪ほど、県民感情を悪化させるものはない。日米安保に米軍が貢献してくれているのも事実。しかし米兵の性的犯罪は許されない。本気で性的犯罪を抑止しようと思えば、本気の指導が必要だ。何が許され、何が許されないのか。その指導法の一つとして法律上許される風俗を持ち出した。

政治は評論と違う。きれいごと言うだけではダメだ。動かさなければならない。そのためには、相手と取っ組み合いをしなければならない。もちろん言葉で。沖縄での米兵の性犯罪を抑えるためにはどうするか。米兵に対する本気の指導をしてもらわなければならない。風俗は、そのことを迫るための表現だ。
(橋下氏 twilogより)

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