4/6 橋下氏Twilog Part.3「日本は統治能力を失った。本当に危険だ!」

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引用

原発再稼働について。民主党は政治判断をするらしいが、その前段階の行政的議論の詰めをやっていない。今の日本の仕組みでは原子力安全委員会が安全性を判断する最高権威だろう。この委員会での行政的な議論を詰める必要がある。オープンの場で、再稼働賛成論、反対論のそれぞれの意見をぶつけ合う。

日本の最高権威の真剣な議論を行ってもらう。政治家はじっと見ていれば良い。原則は論理的に勝っている方を採る。五分五分か、論理的に負けている方を採るなら、論理的には分は悪いが、再稼働の必要性を重視して再稼働の政治決定をしたことをしっかりと説明する。この行政的な議論の詰めが全く足りない

論理の領域で政治家の政治判断をするなら行政的な詰めをしっかりと行わなければならない。暫定的な安全基準の作成、了承、関電への工程表の作成指示、全て政治判断で行われていることがほんと恐ろしい。これは安全委員会主導で行うことだろう。政治主導を完全に間違えている。

原子力安全委員会の問題点は挙げればきりがない。しかしこの機関しか存在しない。安全委員会よりも政治家が安全性について判断できることは絶対にない。メンバーが問題ならば、政治が入れ替えれば良い。

行政の判断と異なる政治判断は存在する。僕も何度もやってきた。その場合にはそのことをきちんと表に出すことが必要。今回も専門家の議論では安全性には疑問があるが、政治判断で再稼働をやったと言うならそれも一つの政治だろう。一番最悪なのは、安全に疑問があるものを安全だと政治が偽ることだ。

野田首相、藤村官房長官、枝野大臣、細野大臣名義の「安全性に関する安全基準」のペーパーを見た。これは政治家が一時的に述べるものではない。政治の領域ではない。メンバーについて色々批判も出ているが、それでも原子力安全委員会の見解を聞きたい。政治家の安全性の見解はどうでも良い。

原子力安全委員会の安全性についての見解、もちろん反対尋問に晒されての見解を基に政治家が再稼働を最終判断するなら分かる。しかし安全性について政治家が第一次的に述べることなどできないはず。原子力安全委員会に見解を述べさせないようにしている。日本は統治能力を失った。本当に危険だ。

posted at 22:36:27

(橋下氏 twilogより)

4/6のツイート数、なんと95ツイート!

「今の常軌を逸した政府を何とかしなければ!」と言う気持ちからだと思います。

(見てはいないと思いますが・・・)橋下さん、おつかれさまでした。

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