「維新にはしがらみのない突破力ある」 民主へ離党届、松野氏に聞く

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7議員の維新合流は、価値観の一致では無く、利害の一致だ。と指摘する評論家の意見も多く聞かれる中…
当の松野氏は以下の様に答えています。

(引用)

しがらみのない突破力ある 民主へ離党届、松野氏に聞く

 民主党は野党時代の気持ちを失った。「コンクリートから人へ」と言いながら群馬県の八ツ場(やんば)ダムは継続に。業界や霞が関とのしがらみができてマニフェストを変えた。消費増税で分裂し、党に限界を感じた。

 維新との接触は4月に大阪府の松井一郎知事が上京した時が初めて。8月11日に橋下徹大阪市長と会った際、「民主党が公約した『国家戦略局』はなぜ失敗したのか」と尋ねられた。

 私は鳩山内閣の官房副長官。官邸機能強化のための戦略局設置を盛り込んだ政治主導確立法案を成立させるべきだった。だから橋下さんに「統治機構改革にはいろんな抵抗が出る。政権を取ったら政権が強いうちにやるべきだ」と話した。橋下さんは「国には各省設置法があるんですよね」と詳しく語っていた。本気でこの人は国の統治機構を考えようとしていると思った。

 維新にはしがらみのない突破力がある。大阪府と大阪市は短期間で一体化しつつあり、市も橋下市長の思いを受けて動ける組織に早々に変わった。国会議員からみてスピード感は驚くべきものがある。

 9日の公開討論会前に橋下さんから「選挙のことだけを考えたら、維新に来る必要ないですよね」と言われた。私は「当選して期を重ねるだけなら政治家として意味がない」と答えた。無所属の方が選挙しやすいという地元の声もあった。維新への参加は決して選挙目当てではない。(聞き手・明楽麻子)(朝日新聞 9/12)

コメント

  1. 根保孝栄・石塚邦男 より:

    私が橋下代表の「維新」に期待したのは、ただ一点<突破力>でした。それと、橋下代表のすっきりした論理ですね。それは、石原慎太郎氏が感じたところの橋下氏に対するものと同じものであったと思います。今回分党となったのは、当然のことで、世代的に<世界観>の認識の仕方が平沼さんたちとは違うわけで、同じ土俵で話は噛み合わないでしょう。先輩後輩の壁を乗り越えた共通の認識の仕方がなければ、異なった意見の溝を埋めることは不可能になります。

    新しい展望で新党を立ち上げ、自民党に対抗する大衆的な勢力を結集していただきたいと熱望してます。

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