「あいりん地区」に小中一貫スーパー校開校へ

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大阪市「あいりん」に小中一貫スーパー校開校へ

 大阪市教委は、日雇い労働者の街・西成区の「あいりん地区」周辺にある市立小3校を統合し、2015年度に小中一貫校を開校する方針を決めた。市内全域から通学可能で、私学の進学校並みの教育内容を実施する「スーパー校」にする計画。子育て世代を呼び込む起爆剤として、橋下徹市長が掲げる「西成特区構想」の目玉事業にしたい考えだ。

 統合するのは、児童数が減少している萩之茶屋、弘治、今宮の市立小3校。近くの今宮中の敷地約2万平方メートルに約10億円かけて新校舎を建て、小中一貫校として運営する。今年1月から地元住民やPTAと協議し、3月に了解が得られた。

 小中一貫校では、中学校の英語や体育の教諭が小学生を指導することが可能になり、教諭側は1人の生徒に9年間関わることで、より高度で充実した教育が期待できるメリットがある。

 橋下市長は「学力向上を目指し、私立と同等かそれ以上の教育を受けられるスーパー校にしたい」としており、7月の本格予算案に関連予算を計上する。

 市教委はさらに、地元の府立今宮高に進学できる特別枠の設定についても検討を進めており、実現すれば公立では全国初の「小中高12年一貫校」となる。市教委幹部は「保護者の支持も得られるはず。府教委と協議したい」としている。
(2012年4月20日 読売新聞)

興味深いプランだと思います。
これが成功すれば、「あいりん地区」のイメージもずいぶん変わるのではないでしょうか。

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