小池知事「”築地”は”業者目線”で再調査は考えます。”豊洲”は安全だが”消費者”は理解出来ないのでは?」定例会見 2017.3.10

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3/10の小池知事の定例会見

[日本維新]「豊洲市場への速やかな移転」を含む3つの提言を発表 (豊洲移転に関する記者会見) 2017.3.9

この維新の提言について、記者が質問しました。

その築地・豊洲に関する質疑を、まとめた動画がありました。

タイトルは、会見内で述べた小池氏の考えを、私が端的に表したものです。

消費者(有権者)をバカにした考えで呆れました。
キチンと説明せずに混乱させてしまった張本人は、誰?って話ですよ(-“-;)

ネズミ500匹以上、築地場内生息か 都が推計  :日本経済新聞

この小池氏の説明

「築地」に関しては、明らかに「消費者」の視点が欠けています。

豊洲への早期移転が望ましい理由 – Global Energy Policy Research(中西 準子・産業技術総合研究所名誉フェロー)

築地市場6棟、耐震性能不足 アスベスト残る建物も  :日本経済新聞

築地が「待ったなし」である事
(ただ業者の事を配慮して報道は控えられている)

確かに、豊洲はお金が掛かりすぎている、用地取得や建設費に疑惑がある。

でも、建物の強度(耐震性など)は問題無いし、当時、反対派を説き伏せるため過剰な基準を設定したが、きちんと説明すれば、そこまでしなくても安全なのは誰の目にも明らか・・・

消費者目線で見れば、どっちが良いか?

消費者には、
その土地にいくらかかったか?
建物にいくらかかったか?

なんて関係ありませんから・・・

築地と豊洲の安全・安心の基準が良く分かる動画

(全文引用)
築地の汚染については言わない、との暗黙の配慮があったと思います。文書化する、しないの問題ではなく、現在、営業中なのだからとの暗黙の配慮です。紳士協定のようなものです。
築地の移転反対派は、そうした配慮のもとで、つまりお釈迦さまの手のうちで暴れている孫悟空、そう思います。このままでは鉄道貨物時代のレイアウトで高速道路のトラック輸送には敵わないし、イオンやヨーカドーに産地契約で価格決定権を奪われつつあり、卸業の築地はジリ貧になるばかりでした。
豊洲の一コマの家賃はわずか1万5000円、これもあまり言わないでいるのは、滅びゆく卸業に対する手厚すぎる保護政策だからです。
共産党は原理主義的な反対論、いわゆる対案のない汚染ゼロリスクの主張ですが、中卸業者の一部がそれに乗ったのは、市場側に対する条件闘争のためだったのでしょう。築地が汚染されていると言わない暗黙のルールに甘えていたわけです。

では豊洲移転をいったん延期するとの小池知事の判断は間違っていたのでしょうか。ここでも繰り返し書きましたが、建屋の入札が600億円から1000億円(予定価格の99%)に跳ね上がったのは必ずしも資材の高騰と言い切れない面があり、その裏事情を解明する必要があったのです。高級ホテル並みの坪単価はおかしいのだから。
ただ共産党が小さなビンに入れた水からヒ素が出たなどと騒いでワイドショーがそれを取り上げ、話の方向がそれて行ってしまいました。小池知事は課題が解決したら豊洲に移転するつもりでいたと思います。そのうえで9回目のサンプリングに、専門家会議の委員も呆然とする結果が出た。専門家は、あくまでも暫定値、クロスチェックします、と明言しているにもかかわらずテレビの暴走は止まりませんでした。
築地の汚染についてもう暗黙の紳士協定は破ってもよいのかな、という空気(暗黙ですから)が関係者の間から生まれるのは仕方ないことになります。消費者の築地離れはすぐには生じませんがジワリジワリと効いてきます。移転反対派は自分の首を自分で締めているのですが、それでも反対するとしたらもう性(さが)としか言いようがありません。

「築地か豊洲か」という問題設定は間違っている(BLOGOS:宇佐美典也)

橋下徹「小池さん、築地が安全なら豊洲だって安全でしょ!」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

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