【周到な連携プレー!?】 9/12報道ステーション「慰安婦問題特集」

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朝日の謝罪会見終了後(9時半を目処に切り上げたように見えた)、
他のメディアがあれこれ報じる前に、テレビ朝日:報道ステーションで、かなり時間を割いて、「吉田証言」と「慰安婦問題」の特集を放送しました。

私には、「周到に用意された連係プレー」で、批判の芽を出来るだけ摘んでおこう、とする意図を感じました・・・

8/5の記事が出てから、だんまりだった番組。突然、特集放送に、強い違和感を感じます。
キチンと調査してから報じたかったと弁明していましたが、訂正記事を出した事さえも報じていなかったので、「はい、そうですか」とは納得出来ないですね。

突っ込み所満載でしたが・・・
慰安婦問題を断片的に触れ、何が問題なのか良く分からない人々にとっては、流れを理解出来る特集だったのでは無いかと思います。
古舘キャスターの最後コメントも、大方の視聴者の気持ちを代弁するものだったと思います。

言いたい事は、山ほど有りますが・・・2点だけ。
1つ目、
クマラスワミ氏は、吉田証言だけでなく、韓国人元慰安婦の証言を元にしたと紹介していたが、そうさせるきっかけは、吉田証言があったからではないか?
韓国人元慰安婦らは、日本兵の信じがたい卑劣極まる行為を証言したが、氏は証言の信憑性の確認は行っていないし、また、他国(日本人を含む)の元慰安婦からの聞き取り調査も行っていない。
クマラスワミ報告書(日本語訳)(慰安婦問題アジア女性基金デジタル記念館)

2つ目、韓国政府(および挺対協)の主張は、慰安婦に関する犯罪行為?の国家責任を認め、公式に謝罪し、それ相当の補償を支払うこと。
なので、国家責任を追及し賠償をさせる為、「軍としての強制連行」や「慰安所の軍の関与」に、こだわっている。
国際的な慰安婦問題の見方とは、全く異なるものである事。

また、番組内でも紹介された「アジア女性基金」(日本人による善意の募金も含まれる)は、挺対協などは、日本政府が国家責任を免れる手段として、撤回を求めている。

2点の論拠になるのは、吉田証言が崩れた今、元慰安婦と言われる方々の証言だけ・・・
しかし、多くのものに疑念が生じて来ている・・・

そうなると、挺対協などの団体が、なぜ、慰安婦像建立を進めるのか・・・?
分かる人には分かりますよね・・・

番組では、日韓双方歩み寄れ、などと言ってましたが・・・
とても無理だと思いませんか?残念ですが・・・

コメント

  1. こう より:

    意外とフェアでしたね。(もともと期待度低かったからですが)
    もちろん、突っ込みどころはたくさんありますが、
    「いろいろな意見はあるが、私は~という立場をとる」という言い方
    はよかったんじゃないでしょうか?

    ただ、日韓合作であるという話はあまり出て来なかったし、吉田氏以外の論拠の有無が示されなかったのは残念。

    改めて思うのは、「日本も悪かったが、アメリカやヨーロッパの国々はどうなんだ」という論なら戦えそうかなということですね。

  2. こう より:

    ついでと言っては怒られますが、この機に堺市長選の広告問題も謝っちゃえばいいのに、と思います。
    朝日の立場で言えば、今ならダメージも少ないですし、どうせ社長は退任するんでしょうし、現場の記者もやりやすくなると思うのですが。
    (ただ、南記者は嫌いですが…)

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