維新塾塾生にも、読んで頂きたい一冊!

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「先送りできない日本」 ”第二の焼け跡からの再出発” 池上彰著

内容
「これまで解決してこなかった日本の大問題に決着をつける。」
・グローバル競争における日本の方向性
・TPPと日本の食糧問題
・日本の経済は何をめざして舵を切るべきか?
・中国、インドとどう付き合っていくか?
・政局中心の日本の政治はこれでいいのか?
・日本のものづくりを再生するには?
など・・・

池上彰??
あのニュースを分かりやすく解説する人でしょ!?
そんな人の本が、オススメなの??
と、思った方もいるかもしれません。

「学べるニュース」などで、おなじみの池上氏ではありますが、
この本は、ニュース初心者向けの本ではありません。
今の日本に危機意識を持っている人に向けて書かれた本です!

現在、日本が直面する問題点をグローバルな視点であぶり出し、かなり厳しく指摘しています。
非常に危機感を持って語られていて、解決すべき方向も示しています。
たぶん、これが池上氏の本当に伝えたい事、なのかもしれません!

「出でよ、40代の総理大臣!」と言う一節・・・
若い政治家は逃げ切れません。自分が若い頃に取り組んだ政策がどうなったか、まだ政治家である間に結果が出るからです。これでは先送りしにくくなります。これが大事なのだと私は思います・・・

あとがきから・・・
私たちはすでに、あらかじめ決まっている答えを探すのではなく、正解のない答えを自分なりに見つけていく時代に入っています・・・
日本が先進国のトップにたどり着いたことで、日本より先に進むお手本の国の姿は見えなくなりました。お手本がない時代に突入したのです。これからは、私たちが、模索しながらお手本を作っていかなければなりません・・・

そして、「国や行政が何をしてくれるのではなく、自分たちに何が出来るか考えよう」とも述べています。
これは、橋下氏の提唱する「自立する国民」と、共通する考えでは・・・と思いました。

私の、つたない説明では、この本の良さをうまく伝えられなくて、歯がゆいのですが・・・
興味のある方は、ぜひ、ご一読を!!
たぶん、お近くの図書館で借りられると思います

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