辛坊さんウエークアップ「”農協改革”なぜ反対なの?」実は大阪都構想と同じ構図

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辛坊さんのウエークアップぷらす
安倍政権が挑む「農協改革」を取り上げました。
佐賀県知事選の後、自民内族議員の抵抗が強くなっているようです・・・

さて、その問題の核心は?

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VTRにあった様、農業が「このままではダメになる」というのは、全国民の共通認識だと思います。
しかし、「全中」「農協」の中には、とりあえず場当たり的な対策でお茶を濁し、出来る限り「現状維持」をしたい人達が多いようです。

全中はJAグループを配下に置いたままにし、その影響力を行使したい。
農協は、全中の指示・保護の元、ぬるま湯の中に浸っていたい。
本来の農家の為に、自立して他の農協などと切磋琢磨する努力はしたくない。

また、そういう人達は、新しい制度になると、自分の地位・収入・老後の保障等は、現在ほど高水準に保たれるか?
不安なんでしょうね。

もちろん、全中をトップとする巨大なJA組織を、選挙で利用している議員も同様でしょう。

そうなると、この人達の口から、このような言葉が出て来る様になります。
「農協がつぶされる」
「農協がダメになる(機能しなくなる)」

こう言われれば、農家の皆さん・組合員は、不安に思い反対しますよね。

本当は、農協がなくなるわけではないし、ダメになる訳はない。
むしろ、農協が農家の方を見てがんばる様になるので、頼っている農家の皆さんにとっては、プラスになる話。
反対する理由は無いはず・・・

でも、先の様なデマが、普段頼っている所から出てくれば、怖くなって躊躇しますよね。
平均年齢が68才と、極端な高齢化が進む農業では、なおさらでしょうね・・・

これ、都構想でも全く同じ構図だと思います。

「大阪が無くなる」
「大阪の税金が都に吸い上げられる」
「住民サービスが低下する」
「効果よりも費用が掛かる」
「税金が跳ね上がる」・・・などなど

議員、役人、経営者などが騒ぎ立てれば、不安になりますよね・・・

しかし、”農協改革””大阪都構想”、共通して言える事は、
「現状ままでは、何年か後には、間違いなくダメになる」と言う事。

どちらも、小手先の改革では、どうにもならない所まで来ています。

もし、農業がダメになった時、
一番ひどい目に合うのは、末端の農家の皆さん、消費者。

もし、大阪がダメになった時、
一番ひどい目に合うのは、もちろん市民の皆さん、ですよね・・・
反対派が今言ってる事が現実になります。

「住民サービスが低下する」
「税金が跳ね上がる」・・・

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