松井知事、BIE総会で大阪万博誘致プレゼン 河内弁英語で訴え 加盟各国は高評価

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先端技術や伝統 強調 大阪万博 松井知事ら、誘致へ初プレゼン:日本経済新聞

(引用)
 2025年国際博覧会(万博)の大阪開催を目指す万博誘致委員会は14日、博覧会国際事務局(BIE、本部パリ)総会で初のプレゼンテーションに臨んだ。日本の持つ科学技術や大阪・関西の魅力を積極的にアピール。他に立候補したフランス、ロシア、アゼルバイジャンも各都市の優位性を訴えた。来年11月の開催国決定に向け、招致レースの幕が切って落とされた。

 【パリ=白石透冴】パリの会議場で14日午前11時50分(日本時間同午後6時50分)に始まった4カ国のプレゼンテーション。日本は届け出順に従い、フランスに続く2番目にアピールの機会を迎えた。関係者約200人が見つめるなか、会場の大画面に安倍晋三首相のビデオメッセージが映し出され「大阪の『やってみなはれ』の精神がイノベーションを推進する」と強調した。

 大阪万博開催の意義を説明する映像が約4分間流れた後、経団連の榊原定征会長が万博誘致委員会の会長として登壇。テーマに据えた「いのち輝く未来社会のデザイン」がイメージする具体的な万博の姿を紹介した。

 人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながるIoTを活用し、社会の課題を解決する構想「ソサエティー5.0」に日本が取り組んでいる現状を説明。「持続可能な社会を実現するフロントランナーになることで世界に貢献する。万博は未来社会のビジョンを共有できる機会になる」と訴えた。

 続いて壇上に上がった大阪府の松井一郎知事は、1970年の大阪万博の模様が流れる映像を背景に「半世紀を経て再び開催を目指します」と決意を語った。売り手、買い手、世間が満足することを商売の理念とした近江商人の「三方よし」を紹介。「関西は和の精神を重んじる。多様な価値観があふれ、革新的なアイデアを提案する気性に支えられて街が発展した」と語った。

 2人のスピーチはいずれも英語。プレゼンの合間、大画面では日本の先端技術と開催地としての魅力を打ち出す映像を流し続けた。

 大阪出身でiPS細胞の生みの親、山中伸弥・京都大教授の姿とともに「世界最先端の研究拠点や、高い生産技術を有する製造業がある」と強調。仏閣や舞妓(まいこ)、寿しなども映し出し、大阪に京都や奈良なども加えた関西一帯の文化や伝統のアピールに努めた。

 最後に交通インフラの利便性や世界トップクラスの治安の良さを訴えて締めくくったプレゼンの時間は約20分。府万博誘致推進室の職員は「各国に大阪の魅力を伝えることができたのではないか」と安堵した様子で話した。

競合3カ国、実績・魅力アピール

 【パリ=共同】大阪のライバルとなる3カ国も、過去の開催実績や都市の魅力を訴えかけた。パリは「万博の歴史と密接につながっている」とし、19世紀以降に大規模な万博を多数開いた実績を強調。今回の万博を「新しい世代のため」と位置付けて地球環境や貧困への懸念を示し、未来の可能性を示す場にすると説明した。

 ロシア・エカテリンブルクは、ユーラシア大陸の中心に位置し、多国籍企業が進出する産業都市だと自己紹介。20年万博にも立候補し、ドバイに敗れたが「負けたと思っていない。譲った」。「政府が全面的に支援している」と話し、開催への自信をのぞかせた。

 最後に登場したのは、産油による経済成長で「第二のドバイ」とも呼ばれるアゼルバイジャン・バクー。近代的な都市の姿を映像などで示し「世界で最も美しい都市」と解説。「途上国、先進国の両方の潜在性を開発する必要がある。あらゆるジェンダーや年代の能力を発展させる」と開催意義をアピールした。

170カ国の投票で開催国決定 パリ優勢、日本は挽回急ぐ

 開催国は2018年11月のBIE総会で、加盟170カ国(5月時点)の投票によって決まる。日本はアジア約30カ国の支持を取りつけた上で、どれだけアフリカ(約50カ国)や中南米(約30カ国)の票を獲得できるかがカギとなるが、先行きは楽観できない。

 来年11月の総会では、3分の2以上を得票した国が開催国に選ばれるが、達しなければ、最下位を外して投票を繰り返し、最後は決選投票。アジアの中で東南アジア諸国連合(ASEAN)各国は、これまで日本開催に好意的な反応を示してきた。大阪府の松井一郎知事は6月上旬、ベトナムのグエン・スアン・フック首相と会談した際、万博誘致への協力を要請。フック首相は前向きな姿勢を示した。

 松井知事は前日、イタリアのジョルジョ・スタラーチェ駐日大使とも面会していたが、スタラーチェ氏の発言は「個人的に大阪開催は素晴らしいと思う」との慎重な内容にとどまった。「欧州約40カ国の大部分はパリ支持で固まるのではないか。手ごわさを改めて実感した」(万博誘致委員会)。

 日本より約5カ月前に名乗りを上げたフランスには、PR面でも後れを取っている。BIEがホームページ(HP)に掲載した立候補国の紹介サイトは、パリの欄から万博誘致の特設HPやフェイスブックに移動が可能。一方、日本の欄はテーマや開催予定期間が示されているだけで、万博誘致委員会の英文サイトのリンクもない。

 5月下旬には米国がBIEに再加盟した。今後激化する4カ国の集票争いを前に、日本は「情報発信の強化と合わせ、米国のサポートも取りつけて支持の拡大につなげたい」(同)考えだ。

【大阪万博誘致】大阪色前面に花の都で火花 松井知事、河内弁英語で訴え(1/3ページ) – 産経WEST

【大阪万博誘致】松井知事のプレゼン、加盟各国は高評価 首相の動画が決め手? – ライブドアニュース

松井知事の河内弁英語プレゼンの様子を報じる動画


(※動画が削除されてしまう場合があります、ご視聴はお早めに…)

プレゼン内で流された安倍首相のメッセージ動画

知事、頑張りましたね!
むしろ気持ちは伝わったと思いますよ!

「大阪、関西」
耳から離れません(^^;)

2025年の国際博覧会(万博)の大阪開催を目指す万博誘致委員会(会長:榊原定征経団連会長、会長代行:松井一郎大

P.S.
椿さん、お待たせしました(汗)

コメント

  1. 椿 より:

    東京オリンピックの時は、
    「総理大臣」や「高円宮妃」まで駆り出して、
    大総勢で乗り込んで「ドヤ❗️」って感じでしたが、

    松井知事の場合、本当に「孤立無援」で、一人で頑張っているって感じがします。

    大阪の公務員達も大阪府議も市議も無協力なんじゃないでしょうか❓

    招致フィルムがどんなものかは知りませんが、
    シナと争った時よりは、はるかにマシな招致フィルムになっていると期待してます。

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