橋下市長「『37万8千の声をを無視しろ』と言う、朝日の社説に大反論」7/2ぶら下がり取材


最近、朝日は「反集団的自衛権、大キャンペーン」の真っ最中なので、あんまり真剣に読んでませんでした・・・(汗)
こんなひどい社説を載せてたんですね・・・

何度も、言いますが、私はこう思います。
投票に行かない人は、「どうなろうとも選挙結果に従います」という意思表示をしたのと同じです。
(投票したい候補がいなければ、せめて白票を入れに行け)
対立候補を出さなかった維新以外4党は、その時点で当選した市長に「白紙委任」の意思を示したのと同じです。

(7/1朝日新聞より引用)
(社説)大阪の混乱 橋下維新に大義はない

 もはや暴走というしかない。

 大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長のことだ。大阪都構想の設計図である協定書をつくる「法定協議会」から、異を唱える野党委員を排除した。維新で過半数を握り、今月中にも一挙に協定書をまとめる構えだ。

 橋下氏は3月の出直し市長選で、委員の入れ替えを公約に掲げていた。「民主的なルールにのっとった」とし、対立候補を立てなかった野党に非があると強調したが、説得力に乏しい。

 市長選の投票率は過去最低で、無効票は過去最多だった。この選挙結果をもって大義名分とするのは、強弁でしかない。
(続く…)

(引用続き)
 維新幹事長の松井一郎大阪府知事は、来年春の大阪府・大阪市議選と同時に、協定書への賛否を問う住民投票を実施する意向も示した。

 府・市議会とも維新は過半数に届かず、住民投票の前提となる議決を得られる見通しはない。松井氏は否定したが、維新内では、議会抜きで首長が決める専決処分で強行突破する案も見え隠れする。

 大阪市長への転身から2年半。橋下氏と維新を取り巻く状況は厳しくなる一方だ。日本維新の会は分裂し、足元の大阪でも離党者が相次ぐ。橋下氏になお求心力が残るうちに、都構想実現に道筋をつけたい、という維新側の焦りは明らかだ。

 だが、目的と手段を見誤っていないか。都構想はあくまで、低迷する大阪を立て直すための手段だったはずだ。府・市議選に住民投票を間に合わせようとするのは、選挙目当てに構想をもてあそぶようにしか見えない。大多数の市民の支持を得られるとはとうてい思えない。

 都構想は、今年で市制125年を迎えた大阪市を解体し、府と再編するという大手術である。市民生活への影響は大きいだけに、反対する人たちとの間で、丁寧すぎるほどに議論を深めることが不可欠である。

 だが橋下氏の動きはその努力を放棄するようなものだ。強引に協定書を完成させたところで、民主的な正統性はない。

 どうしても都構想を実現させたいなら、正攻法で臨むべきだ。来年の府・市議選でまず過半数をとり、堂々と協定書の議決を得てもらいたい。多数を握る野党を説得できないからと、本来は緊急手段である首長の専決処分に頼るなど、論外だ。

 都構想は、深刻な危機に直面する大都市・大阪の将来をさぐる手がかりだ。橋下氏らの身勝手な行動で構想が頓挫して政争が深まるばかりでは、大阪に残るダメージは大きすぎる。(7/1 朝日新聞)

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