橋下氏「今の築地がどれだけ不衛生で危険かを知るべきだ」【実はベンゼン濃度が高く、ネズミが走り回る築地】9/8のツイート

(twilogより引用)
9月8日日経2面「実は豊洲よりも(築地の方が)高濃度」 築地移転問題に関してやっと冷静な情報が出始めてきた。食の安全を叫んで豊洲移転に異を唱える人たちは、今の築地がどれだけ不衛生で危険かを知るべきだ。さらに豊洲では地下水は一切利用しない。ゆえに水質調査は法的義務ではない。(引用終わり)

実は豊洲より高濃度 築地移転延期の波紋(ルポ迫真)(日経)

(引用)
 「築地の方が豊洲よりベンゼンの濃度が高かったらしい」。東京都知事の小池百合子(64)が築地市場(中央区)の移転延期を表明した8月31日の1週間ほど前、関係者の間をこんな情報が駆け巡った。「知事の判断に好材料だ」。移転推進派の中には胸をなで下ろす人もいた。

 豊洲市場(江東区)の敷地では、2008年に環境基準の4万3千倍の有害物質ベンゼンが検出された。揮発性で空気中を漂い、魚や野菜につく可能性があるベンゼン。都は約850億円を投じて、土の洗浄や盛り土などの対策工事をした。

 工事でもくろみ通り空気中のベンゼン濃度は下がったのか。小池から命じられ、都は15~16日に豊洲市場で検査した。豊洲は1立方メートル当たり最大0.9マイクログラムなのに対し、同時期に調べた築地は同1.7マイクログラム。いずれも環境基準を満たすが、濃度が高いのは築地という皮肉な結果が出た。都職員はこう推察する。「豊洲は土壌工事を終え建物の密閉度も高いが、築地は吹きさらしで自動車の排ガス由来のベンゼンが市場内に漂っている」

 築地の問題はそれだけではない。(続く…)

(続き)
都内が集中豪雨に見舞われた8月20日。構内の排水溝からは下水が噴き出し、雨漏りもひどかった。築地の青果仲卸「築地くしや」を経営する杉本雅弘(56)は「各店が対策をとるが、老朽化で食の安全を考えると築地は限界」と訴える。ネズミが走り回るのも日常茶飯事だ。

 それでも小池は「食の安全を最後まで確認すべきだ」と、豊洲の地下水環境調査の徹底にこだわった。過去7回の調査は環境基準を下回ったが、来年1月の最終9回目の結果を待つべきだとして移転延期を決めた。

 小池の判断に異論を唱える専門家もいる。横浜国立大学名誉教授の浦野紘平(74)は「豊洲は風評被害のようなもの」と強調する。浦野によれば、環境基準を満たす地下水とは「70年間、毎日2リットルを飲んでも健康に影響がないとみなせる値」だ。そもそも豊洲では地下水を利用するように思われているが、事実は違う。「一滴もくみ上げないし、一切使わない」(築地市場協会副会長の泉未紀夫=67)

 移転延期を表明した31日の記者会見。小池は築地の建物にアスベストが使われているのではと問われ「存在することは事実」と認めた。築地市場の安全面でのリスクを把握しながら築地にとどまり、豊洲市場のリスクを限りなくゼロに近づけようとする小池。その選択は「吉」と出るだろうか。(敬称略)(引用終わり)

それでも、移転を延期した小池知事。

明らかにしていない「情報」や「意図」があるのか・・・?
いきなり「公約」に反する(頭を下げる)のが、ためらわれたのか?

P.S.
延期会見で、しきりに環境大臣だった事を強調していたのが印象に残っています・・・

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