日本維新の会 橋下氏が「共同代表」に

ようやく、本決まりになりました。

(引用)
旧太陽と大阪系に依然溝 橋下氏、維新共同代表に

 日本維新の会は19日、代表代行の橋下徹大阪市長を石原慎太郎氏とともに共同代表とすることを決めた。石原、橋下両氏の「二枚看板」で夏の参院選に臨む構えだ。ただ、石原氏の太陽系、橋下氏の大阪系の間では溝も見え隠れし、党の一体感を築くには時間がかかりそうだ。

 「東京、大阪という二つの拠点で党運営していく。東京一極集中を分散化する意味もある」。橋下氏は東京都内での党会合後、共同代表制の狙いについて記者団に語った。

 さらに橋下氏は「みんなの党の力も借りたい。みんなは改革志向を通している。二大政党制を前提としているいま、野党が分かれているのは絶対得策じゃない」と語り、参院選前にみんなとの合流が必要との認識を示した。

 この日の会合では、野党共闘についても議論され、「民主党にも政策が近い人はいるが、党対党の関係では連携できない」との意見で一致したという。

 ただ、肝心の維新内部では、橋下氏の大阪維新系と石原氏が代表だった太陽の党系の間でぎくしゃくした空気が拭えない。

 今月10日、片山虎之助・国会議員団政調会長が国民新党に参院での統一会派を申し入れたことが明らかになったが、橋下氏は「全く知らない」と否定。党の意思決定の不全が露呈した。19日の会合では3月に党大会を大阪で開くことも決めたが、東京で開くか大阪で開くかは前夜まで決まらなかったという。

 維新と太陽が合併した昨年11月、石原氏が代表に就任し、橋下氏が代表代行に就いたことも不協和音につながった。当初から共同代表案はあったが、橋下氏が「司令塔が二つあるのはおかしい」と辞退した。

 だが、大阪系には橋下氏がメディアなどへの露出を石原氏に譲ることになるとして「橋下維新の改革イメージが薄まってしまう」との懸念があった。維新の衆院議員の一人は「世の中は石原さんより、橋下さんが何をしゃべるかを聞きたがっている」。橋下氏が共同代表になることを歓迎する声は多い。(朝日新聞 1/20)

橋下さんの言葉が、維新の言葉として報道される機会が増えるのは良い事だと思います。
次の参院選では、維新にとってプラスに働くのは間違いないでしょう。
(先の選挙では、テレビの党首討論等で、何度も、もどかしい思いを感じました)

しかし、参院選までに考えなければならない事もあると思います。
野田前総理の突然の解散により、限られた時間の中で、維新・太陽の合併が、勢いづいて行われてしまった感もあります。
その為、みんなと合流も上手く行かず、お互いに潰し合いをしてしまう所も生まれ、反省しなければならない部分もありました。

このまま、旧太陽とのごたごたが続く様では、みんなとの合流どころの話ではないでしょう…

橋下さんは、これまで色々な直面した問題で「清濁併せ呑んで」来ました。
しかし、根っこの部分は変わってないと思います。

これからも、難しい舵取りが続くとは思いますが、頑張ってもらいたい思います!

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