(1/22追記)
フランス万博招致委員会ジャンクリストフ・フロマンタン会長が、記者会見し、正式に招致断念を認めました!
<25年万博>パリ万博、仏政府が断念 財政上の懸念理由に (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
【パリ賀有勇】大阪が誘致を目指す2025年の国際博覧会(万博)について、パリ郊外サクレー地区を候補地として挙げてきたフランスの誘致委員会のジャンクリストフ・フロマンタン会長は22日、記者会見し、「ゴール直前で誘致をあきらめるのは遺憾だ」と述べ、仏政府による誘致断念を公式に認めた。
仏メディアによると、フィリップ仏首相は万博の誘致関係者らに送った書簡や電話で、民間からの投資不足や入場者数予測の見通しの甘さによる財政上の懸念を表明し、国として立候補の取り下げを決めたと告げた。
会見でフロマンタン氏は「万博計画は公的資金の投資がない前提で立てられ、国も認可していた」と説明。万博に予測されたほどの経済効果が期待できないとの政府側の主張を「ウソで公平でない」と批判した。
候補地を含む自治体であるイルドフランス地域圏のペクレス議長も21日、「採算が合わないと一方的に決めつけている」と仏ラジオでフィリップ氏の判断を批判するなど反発が広がっている。
万博誘致を巡っては、パリ郊外サクレー地区が大阪の最大のライバルとみられてきた。ほかに、ロシア中部のエカテリンブルク、アゼルバイジャンの首都バクーが立候補している。開催国は、11月の博覧会国際事務局(BIE)総会で行われる投票で決まる。
日本は資金面での見通しもしっかりしていますし、経済効果も民間シンクタンクによっても検証されています
招致への確率は明らかに上がりました
絶対に逃さない様、気を引きしめて頑張りたいですね!
1/21 万博招致の最大のライバルと目されるフランス(パリ)が立候補を断念したか?との報が流れ、
大阪招致の可能性がグッと高まったか?と、一時騒然となりました・・・
AFP通信も報じました
フランス、2025年万博へ立候補断念 首相が表明と現地報道 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
【1月22日 AFP】フランスは、2025年の万国博覧会(World Expo)の誘致を断念し、立候補を取り下げた。現地メディアが報じた。同国は2023年にラグビーW杯(Rugby World Cup)、翌2024年にパリ五輪の開催を予定しており、それに伴う財政リスクが撤退理由だという。
この決定は、エドゥアール・フィリップ(Edouard Philippe)首相が19日に、万博誘致関係者らへの書簡で表明したと、仏日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Le Journal du Dimanche)が21日に伝えた。
フランスが最後に万博を開催したのは1900年。その前年、同様の行事でエッフェル塔(Eiffel Tower)が披露された。
フランスの撤退で、残る立候補地は大阪、ロシアのエカテリンブルク(Yekaterinburg)、アゼルバイジャンの首都バクーの3か所となる。開催国は、11月15日に発表される予定。(c)AFP/David ARRODE et Anne-Pascale REBOUL
今朝、BSで流れていたフランス「F2」ニュースによれば、
万博会場への地下鉄建設計画が頓挫しそうなせいと報じていました
キャスターの雰囲気は、インフラはオリンピック優先で、万博断念は「やむなし」という感じでしたね
ただ、正式なアナウンスが出ていませんので、続報を待ちたいと思います
これに対する松井知事の反応・・・
(出典:https://twitter.com/gogoichiro/status/954941871419084800)
パリ万博誘致断念、大阪に追い風 松井知事「全力で取り組む」(1/2ページ) – 産経ニュース
2025年国際博覧会(万博)の有力候補の一つだったパリが誘致断念の意向を示したことで、関係者には動揺が走った。大阪府の松井一郎知事は、ツイッターに「引き続き全力で取り組む」と投稿したが、有力候補の脱落は大阪に“有利”に働くことは必至で、誘致に期待感が高まった。
パリ脱落の報は21日午前、関係者の間で広がった。だが、この日は休日で、誘致活動を展開している大阪府市や政府中枢も完全には機能しておらず、担当者からは「本当に情報は正しいのか」などと困惑の声が上がった。
こうした中、松井知事も即座に反応。21日昼すぎにツイッターを更新し、「引き続き日本万博大阪開催に向け、全力で誘致活動に取り組みます」などとつぶやいた。
25年万博をめぐっては日本(大阪)、フランス(パリ)、ロシア、アゼルバイジャンが名乗りを上げた。開催地は今秋の博覧会国際事務局(BIE)総会で加盟国(約170カ国)の投票で決まるため、各国の誘致合戦はすでに激化。なかでも、パリにはBIEの本部があるほか過去6回の大規模万博の開催経験を持ち、11万人超の署名を集めるなど、熱心に活動していた。
誘致関係者によると、フランスはすでに欧州(47カ国)や中東(14カ国)の多くで支持を得たとみられ、関係の深いアフリカ(49カ国)票をねらう戦略を広げていたとみられるという。
これに対し、日本はアジア(18カ国)やオセアニア(11カ国)票の支持固めを中心に、フランスの切り崩しを狙っていた。ただ、日本が集めた署名は昨年11月現在で1万1千人。日本の誘致委は機運醸成活動に力点を置き、公式ホームページ上で賛同する個人や企業の会員を募るなど、対フランス策を実施していた。
こうした中での、フランスの断念表明。松井知事はツイッターで「正式な情報は届いていません。それにフランスの辞退が事実だとしても、万博誘致競争が4カ国から3カ国になっただけのことです」とするが、大阪誘致に向けて有利な状況になったとみられる。
大阪府の関係者は「最大のライバルをフランスとして誘致活動をしてきた。事実であれば、誘致確率があがるというのはよいニュースではあるが、他の2国も強敵。気を緩めずにやるしかない」と話した。
票読み的には、フランスがいるいないでは、相当違いますね・・・
P.S.
なんか、早速「大阪は財政的に大丈夫なのか?」と
反万博派(左派)の声が聞こえてきますが・・・(-_-;)
パリのケースと比べれば、場所と時間が離れている日本(東京・大阪)では、その心配は当たらないのが分かります
パリは
2024年:オリンピック
2025年:万博
東京
2020年:オリンピック
大阪
2025年:万博
1都市が2年連続で両方は、流石に厳しいと考えたんでしょうね・・・