橋下氏「豊洲問題。土壌や地下水の汚染物質が全て除去され、分厚いコンクリート(天井)で蓋がされている場合には、空洞は盛土以上の安全対策となる」9/16のツイート

(twilogより引用)
豊洲問題。第8回技術会議において、万が一環境基準を上回った地下水となった場合にはその対応のため、建物の下に作業空間が必要であることの説明がきっちりとある。そして地下空間の利用についても説明がある。このときになぜ技術者会議は盛土を削る危険性を指摘しなかったのか。

「第8回豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」会議録(pdfファイル)

豊洲問題。第8回技術会議で建物下には地下水管理のために地下空間が必要であることの説明あり。しかしその部分に盛土がなくなることは何ら問題となっていない。汚染物質を残したまま蓋をする対策ではなく、汚染物質を全て除去する対策だったので、盛土を絶対的なものと感じていなかったのではないか?

豊洲問題。土壌や地下水の汚染物質が全て除去され、建物床(地下の床ではない)の分厚いコンクリートで蓋がされている場合には、空洞は盛土以上の安全対策となる。なぜなら土が人に触れることはないし地下水も地上に上がってこないから。ただし地下水が浄化されてベンゼン等の揮発がないことが前提。

砕石層(地下の床)はむき出しでも良いんです。地上建物の床、地下から見ると天井のコンクリートが重要です。法律では10センチ以上。今回は35センチから45センチ。 RT @tenjin0405: 分厚いコンクリて何センチからです? 現実は砕石層剥き出しです

豊洲問題は、安全性の問題よりも、なぜ地下空洞化が専門家会議や技術会議全体のコンセンサスになっていなかったかだ。都のホームページも稚拙だった。ただこれは通常の土壌汚染対策を超えて、完全無害化対策をやったので、建物をどう建てるかはもはや自由だと考えてしまったのではないか?それとも闇?

建物建設前に有害物質は除去していますよ。地下水も。今の報道ではこの大前提が抜けている。 RT @ryou_kisaragi:砕石層がむき出しだと、そこから気化した有害物質が地下空間に充満し、地下空間への出入り口を開けたとき、そこから上へ有害物質が逃げる。

豊洲問題。今、日本中が誤解の嵐に飲まれている可能性が大きい。盛土は汚染物質に蓋をするためのもの。汚染物質がなければ盛土は不要。汚染物質が土壌や地下水に存在するのかどうかの確認がまず必要。都のこれまでの対策では土壌にも地下水にも汚染物質は存在しないはず。

技術会議8回では、今後、万一汚染物質が出てくれば、建物下は掘り返すことができないので、予め地下空洞の作業スペースが必要だとの説明があります。RT @odawara1313:何のための空洞なのだろう?排水パイプ等のメンテナンスだと?メンテナンスに4,5mは、逆に手間がかかる高さだ!

産経も大誤解。地下空洞の下部分も汚染物質は除去。AP+2以上は汚染があろうとなかろうと全ての土を入れ替え。地下水は環境基準に適合。すなわち豊洲は、通常の土地のように使ってもよくなったので地下に何を作ってもいい。専門家会議が地下の危険を指摘したのは汚染物質が残る当初対策案が前提。
※指摘したのは恐らくこの記事:豊洲市場 施設の空洞下にも新たな構造物 汚染懸念も(産経ニュース)
(引用終わり)

参考記事:豊洲青果棟、地下コンクリ床なく砕石層むき出し(ヨミウリオンライン)

(一部引用)
「青果棟」の地下空間の床にはコンクリートがなく、地下水の上昇を防ぐために都が敷設した厚さ約50センチの「砕石層」がむき出しになっていることが、都への取材でわかった。

 都の担当者は「天井部分がコンクリートで覆われ、土壌汚染対策法の安全基準を満たしている」としているが、都はこれまで砕石層がむき出しになっていることを説明していなかった。(引用終わり)

問題は無いとは思うんですが、地下水が上がってきてしまったのは想定外だった??

専門家による安全性の確認をし、必要があれば地下水の対策をして、一件落着でしょうか?

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