下村文科相(大阪府の)全国学力テストの内申点活用、来春のみ認める

文科相 学力テストの内申点活用は来春のみ(NHK NEWSWEB:動画有)

(引用)
「全国学力テスト」の結果を高校入試の内申点の評価に活用するという大阪府教育委員会の方針について、下村文部科学大臣は20日大阪府の松井知事らと会談し、すでに事務作業を進めている教育現場の混乱を避けるため、例外として来年春の公立高校の入試に限って認める考えを伝えました。

「全国学力テスト」を巡って、大阪府教育委員会は、来年春以降の公立高校の入試で、合否の判断材料になる内申点の評価に、学校ごとの結果を活用する方針ですが、テストを実施する文部科学省は、本来の趣旨を逸脱するおそれがあり、原則として認められないとしています。

こうしたなか、下村文部科学大臣は20日、大阪府の松井知事と向井正博教育長と文部科学省で会談しました。会談で、松井知事は「子どもたちが一定程度納得できる物差しがないといけないという思いで考えたのが、いまの大阪の入試制度なので、ぜひご理解をいただきたい」と述べ、理解を求めました。

これに対して、下村大臣は「すでに大阪の教育現場では、ルールも作って事務作業を進めているので、認めないと混乱する」と述べ、例外として来年春の公立高校の入試に限って認める考えを伝えました。そのうえで、下村大臣は「再来年以降は認められない」と伝えたうえで、再来年以降の具体的な扱いについては、来月、都道府県の高校入試の担当者が集まる会議のなかで協議することを確認しました。

会談のあと松井知事は記者団に対し、「各中学校でも進路指導をしているので、今の制度でやれるということで保護者の皆さんも少し安心していただけたと思う。今後もテストを活用するというスタンスは変えない」と述べました。
一方、下村大臣は「本来、学力テストは内申点などに活用しないという前提でスタートした経緯がある。来年についてはあくまで例外であり、再来年以降は認められない」と述べました。(引用終わり)

今日のBSプライムニュースで、下村大臣がこの件について説明していましたね。
大阪以外の46都道府県は、10年前から各自治体が基準を設けて内申点評価は「絶対評価」で行っている。
全国で唯一、大阪だけが、なぜか「相対評価」のままであった。

反町氏が、その理由を大臣に問いましたが、「組合がゴニョゴニョ・・・」と、ハッキリした答えはありませんでした。

いつも投稿下さる仲井さんのコメント・・・
もしかしたら、「なぜか」の訳はここにあるかもしれません・・・

大臣、全国的な基準を作ることにも、言及していましたから、
(大阪が移行できるような)しっかりしたものが出来上がることを期待します。

関連
(仲井さんのコメント「朝日新聞よ!高校入試合格談合教師の犯罪はどうするんだあ?」が読める記事)
まだまだ続く、辛坊さん解説「今後の大阪は?維新は?政界は?」

記事をシェアして頂けると嬉しいです