「俺は党の創業者だ~」、と言い張ってる方の件ですね・・・
みんなの党:水野幹事長ブログ(9/17)より
(一部引用)
みんなの党が進むべき路線について議論が激しくなっている。路線については大きく分ければ以下の三つの考え方にまとめられるだろう。①現政権と協力・連携していく。最終的には与党入りして政策の実現を図っていく
②他の野党と協力・連携して自公政権に対抗しうるだけの勢力を作っていく
③与党とも他の野党とも一線を画し独立独歩で進む
別の言葉を使うならば、
①の路線・・・「与党再編路線」
②の路線・・・「野党再編路線」
③の路線・・・「自力更生路線」または「独立独歩路線」
と言い換えても良いかもしれない。
私自身も現在、みんなの党の幹事長という立場におり、こうした路線問題とは無関係ではいられない。これまでの経緯や人間関係、政策理念なども複雑に絡み合う問題なので、去来する思いはいろいろとあるが、結論を言えば私は②の路線しかないと思っている・・・(引用終わり)
(引用)
渡辺先生は終生変わらぬ私の恩人だ。だが、今の渡辺先生は自己保身の権化になってしまわれていると思う。私が愚考するに、今、渡辺先生を突き動かしているのは、与党再編か野党再編かという高邁な路線論争では実はない。自らの選挙区において自らがどう生き残るかという事だけだ。渡辺先生の選挙区には渡辺先生を脅かすライバルは1人しかいない。誰か。比例復活した自民党現職だ。その自民党現職に票を奪われないためにはどうすれば良いか。「自分もほぼ自民党だ」と言ってしまうのが一番だ。ここに渡辺先生が与党再編を唱えて「押しかけ与党」を演じる動機がある。
それは渡辺先生の政治家としての生存本能に根ざしている。そしてそれは一概に否定すべきものではない。生き残りは誰にも大事だ。でも、渡辺先生を除けば見通しの立たない「押しかけ与党」路線に、何を思って、同調する人がいるのだろうか?自民党が選挙区で譲ってくれるとでも思っているのだろうか?
使い捨てでいい、捨て駒でいい、と言うなら、それは美しい。しかしそれなら使い捨てにされて文句は言えない。1期限りの政治家人生を全うするだけになるだろう。しかしそれは、究極的に言えば、まさに自民党の補完勢力を演じて政治家人生を終わるだけになってしまうではないか。本当にそれで良いのか。(引用終わり)
追記しました。
みんなの党 「与党再編選択せず 渡辺氏は反発」(NHK NewsWeb)