(橋下徹氏twilogより引用)
①大阪維新の会は26日、大阪都構想の住民投票を今年9月に実施する旨組織決定したらしい。その理由の柱は自分たちの任期中に公約を果たすということ。これでは市民はついてこない。なぜなら維新政治家の任期など維新を支持していない大阪市民にとってはどうでもいいことだからだ。
②大阪都構想は維新を支持していない大阪市民の理解も必要になる。維新政治家の任期が今年までだからという理由は何の説得力もない。このような発信が都構想の理解が広がらない最大の理由だろう。今年の9月に住民投票を実施するなら、それは何故なのか。実質的理由を組織あげて発信する必要がある
この松井代表の発言を聞いた後に
このツイートをよく読むと、橋下さんの真意が分かる気がします・・・
(もちろん、勝手な想像ですが(^_^;))
それは「維新を支持していない大阪市民」が、キーワードなのではと?
これを「公明党」に置き換えると・・・
(私にはこう読めました・・・)
「公明党が(渋々でも)乗ってこれる理由を見つけてあげなさいよ」(もしくは「作ってあげなさいよ」)と
公明党だって支持者を説得・納得させなければならない訳だから、その「理由」が必要になる・・・
よくよく公明党とは協議した方が良いと・・・
さらに言えば
前回の住民投票
急転直下、公明党が投票賛成表明したのは、党本部からの指示でした
(大阪都構想)公明党府本部幹部「『住民投票賛成』は、党本部の指示」(2014/12/26)
このトップダウンのやり方に、大阪公明党は不満爆発!!
結局、賛否は自主投票になった公明党ですが、
一貫して激しい反対運動を行い、結局、公明支持者のほとんどは反対票を投じました
僅差の結果をみれば、賛否に公明支持者が大きく影響したと言って過言でないと思います
住民投票にこぎつけるにも、賛否の行方にも
とにかく公明党との「付き合い方」が大事だよ!
と、橋下さんは言いたいのでは?と・・・
この「付き合い方」は、憲法改正を目指す安倍首相と通ずる所がありますね・・・
♢
橋下さんの発言は、
えっと思うような発言でも、周到に考えて発しているのはご案内の通り
タウンミーティング開始に合わせて、発したのも「都構想」に耳目を改めて集めるだけでなく、私の邪推より遥かに深い考えがあっての事だと思います・・・(汗)
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コメント
>維新政治家の任期など維新を支持していない大阪市民にとってはどうでもいいことだからだ。
↑
仰る通りです!!!
そして維新を支持している私としても、
ハッキリ言って、政治家の任期はあまり気にしていません。
それよりも「大阪都構想失敗しました、辞めます」って言うのだけは止めて欲しい。
良い市長・知事・議員は出来るだけ長く続けて頂きたいんです。
「任期中に何とかしないと!!!」と焦って失敗されるより、
「なんか、維新の知事や市長になってから、大阪ドンドンよくなってるやん!」
っていう認識が広まってくれる方が、はるかに大阪都構想案は支持されると思う。
他ブログを見てても、「なんか国会で”維新の議員”良い事言ってるじゃん!」っていう風に、浸透し始めているのが嬉しいなぁーって思います。
そういう信頼や人気が出てくると、最初は全く聞く耳を持たなかった人達でも
「大阪都構想かぁー、そうだなぁー」って考えて来ると思う。
でもまあ一番手っ取り早いのは、何と言っても維新の市長や知事が辞めて、
橋下市政前の「倒産寸前の大阪」に戻してやれば、
本当に覚醒するかもね。でもそれってかなりリスキー…。
もう二度と復活できないかもしれないし。苦笑。
橋下さんみたいない知事や市長が現れないように、
自民・公明・共産は必死で阻止する法案を事前に可決させてくるかもしれないしね。
★でもとにかく、大阪万博誘致決定前に「住民投票は大反対」です!!!
こんなに山積している事案が多いのに、「強烈な住民投票」をやるのは、
いったいどういう了見なわけ?
前の住民投票では「僅差!」だったけど、今度「大コケ=大失敗」したら、
それこそ維新の会自体、空中分解するよ。それだけじゃない、
大阪万博誘致もIRも物凄くテンション下がって、全部コケたらどうするんでしょうか?
それでは大阪人の「希望」や「やる気」を奪うだけですよ。
それを振り切ってまで、「任期中にやる!」と固執する意味は何なのですか?
★お釈迦さまも『一切の事は、急いで急がず、急がずに急ぐ事が大切』と仰ってます。
お釈迦様は豪勢な王宮の生活を捨てて、山で修業をしていても、
あまりにも「悟り」が得られないので、ついつい修行を断念して、
王宮へ戻ろうかとお考えになられた時、
一匹のリスが湖水のほとりで、尾を水につけ出しては浸け、浸けては出しているので、
不審に思われたお釈迦様は「お前は何をしているのだね?」と尋ねると、
「はい、わたくしはこの湖水の水を汲みつくそうと思っています」と答え、
お釈迦様は「そのような小さな尾で一滴二摘汲みだしていたら、
何百年かかるか分からないぞ」と言われると、
リスは「仰る通りです。しかし、私は五年や六年で出来なかったと
断念するようなことは致しません。どれほど長い年月がかかりましょうとも、
定めた思いの通るまで、止めないと決心しております」と言い、
そのリスの固い決意にお釈迦様は、
「自分も今、このリスに勝っても劣らぬ大願を起こしているのだ。
たとえ何十年かかろうが、『所期の目的を果たす』までは志を曲げてはならない。」と
そのまま修行を続けられ、ついに大覚(仏の悟り)を成就されたそうです。
確かに、何事も本気であればあるほど、時間もかかるし、忍耐もいる。
★アメリカの鉄道王ハリマンも『世の中には、もう一息が乗り切れず、
立派な仕事を滅茶滅茶にする者が、いかに多い事か…』と嘆いたそうです。
一塊の石炭も、長年地中に辛抱したればこそ、ついにダイヤモンドと輝くのに、
ましてや人生究極の、『本懐成就』をもくろむ者に、ニ、三十年の辛抱が何だろう。
『真の栄光を獲得するには、永年の工夫と、執念と忍耐が、必須条件』だと…。
★徳川家康も『天下の事も同じこと。何事も早く、見切りをつけてはならぬという事だ。
工夫と粘りの大切さ。』と言ってます。
諺にも『急いては事を仕損じる』というではありませんか、
維新の議員さん達も、本気で『大阪都構想』をお考えなら、
もう一度よく考え直してはいかがでしょうか?