国会質疑で存在感を示し、徐々にその能力が全国にも伝わり始めたと思われる浅田議員
インタビュー記事が載りました。
どう向き合う:トランプ政権 日本維新の会政調会長・浅田均氏 – 毎日新聞
(引用)
貿易枠組み、説得を
--安倍晋三首相の訪米の評価は?
◆トランプ米大統領は首相との関係を「ケミストリー(相性)が合う」と共同記者会見で述べた。米国が中国に対してどう出るのかは分からないが、日本にとって出だしはよかった。
--日本維新の会は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)推進の立場です。今後、安倍政権に何を求めますか。
◆TPPの枠組みができたのだから、できるだけそれに近い形で2国間交渉を開始する。なぜ包括的な枠組みを作る必要があったのかをトランプ氏や周辺に理解してもらう。日米の自由貿易協定(FTA)にとどまらず、範囲を広げるよう説得する。トランプ氏は商売人だから、経済合理性は理解しているはずだ。
--トランプ氏が中東・アフリカの7カ国から米国への入国を一時禁止する大統領令を出したことに対し、欧州の首脳からは批判の声が上がっています。首相も会談で指摘すべきだったのでしょうか。
◆米国は移民で成り立っている。欧州も同じだ。これに対し、日本は移民を認めていない。難民の受け入れも年間にわずか(2016年の認定は28人)だ。米国と土俵が違うのに文句は言えない。大統領令を首相が「内政問題なのでコメントしない」と述べたのは正しい。
連邦地裁が大統領令を即時停止する仮処分を決定し、連邦控訴裁も支持した。大統領が独裁的なことをしたら、違憲確認訴訟になる。米国も日本も憲法裁判所はないが、米国の司法は、高度な政治性を持つ国家の行為を審査の対象から除外する「統治行為」で逃げる日本の司法より進んでいる。
--首相とトランプ氏の関係が深まることに懸念はないですか。
◆あまり仲よくなり過ぎると、冷静にみることができなくなる恐れがある。しかし、相性は合わせようと思って合わせられるものではない。
--ツイッターで国民に訴えるトランプ氏の手法をどうみますか。
◆SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が無視できない時代になりつつある。大統領選を勝ち抜くため、国民と直接やり取りする重要性を感じたのではないか。
私が大阪府議だったころ、ツイッターによる発信を渋っていた橋下徹大阪府知事(当時)を説得して、始めてもらった。だれでも初めから発信力があるわけではない。使えると思ったものは徹底的に使う。そういう点でトランプ氏と橋下氏は似ている。【聞き手・高山祐】
コメント
浅田さんのおっしゃる通り。
如何に日本のマスメディアが固執の異常性を出しての、そのくせ愚かにも認識が甘くてお粗末かを、ここを的確にきちんと指摘された。
見る人は見ている。
浅田さん、頑張っておられる。