民主党から、野党再編の動きが出てきました。
(引用)
行革で野党共闘目指す 民主・前原元代表
民主党の前原誠司元代表は15日、会長を務める党行財政改革総合調査会の会合で行政改革の私案を発表し、実現に向けて日本維新の会やみんなの党との共闘を目指す考えを示した。日本維新共同代表の橋下徹・大阪市長とはすでに協議したことも明らかにした。野党再編をにらみ主導権を握る狙いがあるとみられる。国会内での会合後、前原氏は記者団に、橋下氏との協議に関し、「3党で協力できればいいと話した。国会で同じ考え方の大きな固まりをつくるのは当然の流れだ」と述べた。私案は衆院決算行政監視委員会で政府の事業を検証し、無駄を洗い出す「国会版事業仕分け」実施を柱としている。
一方、日本維新幹事長の松井一郎・大阪府知事は府庁で記者団に、「民主党が官公労と手を切って行革への覚悟を示せるかどうかだ。表面的に(案が)まとまったから連携しようと言われても無理だ」と注文を付けた。(11/15 産経ニュース)
いい事なんですが…
前原氏… 与党時代の行いを思うと、どうも信用出来ない所があるんですよね…
細野氏も動いているようですが、どちらが主流になるのでしょうか?
朝日も報じています。(続く)
(引用)
前原氏、橋下市長と行革で連携 野党再編の主導権狙う
民主党の前原誠司元代表が行政改革に関する私案をまとめ、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)と政党間協議を始める方針で一致したことが分かった。みんなの党にも参加を呼びかける。行政改革を旗印に連携を図り、将来の野党再編に向け、主導権を握る狙いがある。前原氏は今年9月、党再建の目玉として設けた海江田万里代表直轄の「行財政改革総合調査会」の会長に就任。14日に行革私案をまとめた。「国会版事業仕分け」の再開などが柱で、15日の調査会総会で示す。
前原氏はこの私案をもとに、調査会で議論を進める一方、維新やみんなとの協議も目指す。前原氏はすでに橋下氏に協議入りを打診。橋下氏は賛同し、維新側担当者として松野頼久・国会議員団幹事長を指名した。橋下氏自身も、地方交付税削減など地方行革を進めたい考えだ。
前原氏はこれまで、新党結成も視野に橋下氏との定期的な会談やメールで意見交換を重ねてきた。維新の松井一郎幹事長や松野氏、民主の安住淳元財務相が同席することもあるほか、今月7日には維新の若手議員と会合を持ち、野党再編について意見交換した。
前原氏は野党再編について、周囲に「数合わせではダメだ。政策から入らなければならない」と語り、自民党との対立軸を探ってきた。
前原氏の私案は、「行政事業レビューの対象が省庁の恣意(しい)的判断で選ばれ、行革とは名ばかりの取り組みになっている」などとして、安倍政権で改革が後退していると指摘。事業仕分けや天下り規制、独立行政法人改革など民主党政権の取り組みを総括したうえで、今後の課題として、行政改革実行法案の再提出▽国会版事業仕分け再開▽質問主意書を活用した政府監視――など5項目を進めるとしている。
ただ、こうした前原氏の動きに対し、民主党執行部は「他党との協議を前原氏に任せると、暴走しかねない」と警戒しており、前原氏が狙い通りに協議を進めるにはハードルもある。(11/15 朝日新聞)