維新の党も上西衆院議員の除名処分を決定

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維新の党 上西衆院議員を除名処分(NHK:動画有)

(引用)
維新の党は4日夜、幹事会などを開き、上西小百合衆議院議員が体調不良を理由に衆議院本会議を欠席した前日の夜に、ほかの党の議員と会食していたことなどについて、「党のイメージを著しく傷つけた」などとして、除名処分とすることを決めました。

 これは維新の党の松野幹事長が4日夜、大阪市内で記者団に明らかにしました。

 上西小百合衆議院議員は、今年度予算案の採決が行われた先月13日の衆議院本会議を、体調不良を理由に欠席した直後に旅行したなどと一部で報じられたことについて、支援者との会合への出席で、旅行ではなかったと説明する一方、本会議前日の夜にほかの党の議員と会食するなど、体調管理が不十分だったと陳謝しました。
 
 これについて、上西氏が所属していた地域政党の「大阪維新の会」は4日、「極めて不可解な行動で、改善の見込みがない」などとして除籍とすることを決め、これを受けて維新の党は4日夜、松野幹事長が上西氏から事情を聞いたうえで、大阪市内の党本部で幹事会などを開いて対応を協議しました。

 その結果、「上西氏の行動は党のイメージを著しく傷つけた」などとして、除名処分とすることを決めました。
松野氏は記者団に対し、「われわれは身を切る改革を訴えており、議員の規律については厳しく臨む」と述べました。

 一方、上西氏はNHKの取材に対し、「自分の体調管理の不行き届きで国民の皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。党の処分は甘んじて受け止め、1議員として国民の声を国政の場に送り届ける使命を真摯(しんし)に果たしていきたい」と述べました。(引用終わり)

昨日の江田代表の様子から見て、予想通りの結果になりました。
橋下市長「除籍を伝えた後の上西議員の反応を説明」 維新の党・江田代表「厳しい処分をする」

上西氏は、やはり辞める気は微塵もないようです・・・

私が気になったのは、ニュース動画内で松野幹事長が、
「他党よりは議員の規律には厳しい。という風に思ってます。
と、語尾をぼやかした事・・・
恐らく、今後の事を考えての発言なのでしょう。

(細かいかもしれませんが・・・)
党の決意が、毅然としたものに感じられません・・・
ここまでの対応が、この一言で有権者に響かないのでは・・・?
考えすぎかね・・・心配性なもので・・・

関連
橋下市長が発表「大阪維新の会、上西議員を除名処分」
4/3上西小百合議員・橋下市長「週刊誌報道についての緊急記者会見」

P.S.
除籍の報道は多くされていますが、旅行の件がマスコミの事実誤認だったと報じている所は無いです。_| ̄|○
維新が、どういう経緯・理由で、除籍を決めたのかが、ちゃんと伝わらないのが歯がゆいです・・・

コメント

  1. たつくん より:

    いつもUP、ありがとうございます。

    激務の天才弁護士・橋下徹のお蔭で、「クロ」から「クロに限りなく近いグレー」にして貰い、「自分から身を引き、数年修行して再度擁立する」という最大限の配慮をして貰いながら、最期は「法に抵抗しない限り身分は剥奪されない」。

    小選挙区で落選、比例で復活、即ち100%橋下代表の尽力で議席を頂きながら、正しく「飼い犬に手をかまれる」「後ろ足で砂をかけられる」行為は、最近の小保方同様、ある意味「女」の凄味を感じさせられた数日です。

    日頃から「僕は総理大臣に向いてない」と代表が言う通り議会制民主主義の難しさ(行政側には好都合)、100%に近い位、議員と議員関係者は将来の日本、納税者の気持ちを汲むなど、選挙時以外はなく、「政治屋」ばかり。

    だから尚更、維新に期待しています。

  2. 埼玉県民 より:

    松野幹事長の件は同意です。
    やはり小選挙区で勝ちあがった人と比例復活の方では言葉の重み、オーラ、毅然とした言動が全く違いますね。

    これから色々と維新を的にかけたキャンペーンが予想される中、
    関テレの件は謝罪報道されずにうやむやにしてもらってた方が良い牽制になると思います。
    今後何かの際の再度の牽制カードとしてグッと我慢。

    私は次期最後の大阪市長再選後、都に移った2年後には
    国政でなく、堺市長選へ立候補して欲しいと思います。
    堺市を都構想に入れることができれば、自ずと近隣市は特別区の流れになるでしょう!
    東京の時価を見れば一目瞭然。
    都内(23区)、都下(市)全然ブランドが違いすぎます。
    都下の人たちは都民なのにも関わらず、
    埼玉の人間と同じように「都心へ行く」と言わずに「都内へ行く」という方が多いです。

    国政では橋下さんの発信力は無くなります。
    いい例が自民党有力議員でしょう。報道に出るのはごく一部の執行部の役員のみ。
    あれだけ出ていた石破さんも、、、、

    国政と距離を置き、橋下さんなら、
    仮に堺市長だとしても連日マスコミの注目を集める事が可能だと思います。

    終わったら橋下さんが「直接 堺を獲りに」
    その5?7年の間、国政は江田・柿沢さんに任せて野党第一党にしてもらいましょう。

  3. 昔からの旧来の政治家のやり方では、国会の表舞台ではなくて、料亭などで酒を飲みながら談合するのがまかり通るやり方なんだと思います。
    たぶん上西さんは能力を自党内でも疑われる立場にあって、焦りからそういう政治に嵌ったのではないかなと。

    能力の高低に関係なく、飲酒や風俗店利用に関連しての政治家のスキャンダルはあまりにも多い。真面目な維新の党の要人でも柿沢政調会長(民主党時代)や橋下最高顧問(確か政治家になる前ですが)でさえスキャンダルになっている。

    維新の党の方針を考えれば、こういう問題ではできるだけ裁量で処理するのではなく、企業団体献金禁止で断行したように根こそぎ防いだほうが良いのではないかと思います。つまり政治家は一般国民と違って自宅以外での飲酒および各種風俗店への出入りを禁止する。これを維新の党だけでも実行してしまう。

    料亭政治の自民党だけでなく、旧来の悪しき醜いサラリーマン文化を体現したような民主党との差別化としてもこれほど分かり易く爽やかなものもありません。

    今後もおそらくは既得権益層と癒着したマスコミに狙われやすいポジションにある維新の党としては、自己防衛になる施策でもあると思います。どうせなら大阪都構想を控えた住民投票・統一地方選挙前に断行した欲しい。

    お願いがあるのですが、これに賛同される方で維新の先生方に面識のある方には、これをどうか陳情していただけないでしょうか。私自身は6月までは大阪府民でないのでやりにくいのです。(7月には大阪市内に引っ越しますが)

    実は大阪は下戸の人の比率が全国でも最高レベルの大都市です。しかし在京寡占メディアは大阪と結びつけて、泥酔するタイガースファンの姿や居酒屋をことさら強調してきましたね。大阪が牙城の維新の党(あるいは大阪維新の会だけでも)がこのルールを断行できれば、大阪のイメージを変えることにもなるでしょう。

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