福井県知事、再稼働には「関西圏の理解必要」 

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引用

 枝野幸男経済産業相は14日、福井県庁で西川一誠知事らと会談し、政府が「妥当」と判断した関西電力大飯(おおい)原発(同県おおい町)の再稼働に同意するよう求めた。西川知事と時岡忍おおい町長は、大阪市や京都府、滋賀県の首長が政府の判断を拙速と批判していることに懸念を示し、国が責任を持って周辺自治体の理解を得ることが条件との考えを示した。

 昨年3月の東京電力福島第一原発事故後、政府が立地自治体に再稼働を要請するのは初めて。この日、民主党の仙谷由人政調会長代行も福井県に入り、県議らに再稼働の理解を求めた。

 会談で西川知事は、大阪市の橋下徹市長らが政府判断を「再稼働ありき」と反発する中では「県民の理解を得るのは困難」と強調。時岡町長も「関西圏の方々の理解を得てもらうことが必要だ」と話した。橋下市長らが容易に再稼働に理解することは考えづらく、政府が狙う早期再稼働の道のりは一段と険しくなった。

 枝野氏は、野田佳彦首相と関係3閣僚による協議を踏まえ「政府が再稼働の安全性と必要性を確認した」と説明。原発に対するテロ対策も強化する考えを示した。ただ、万一の事故時の最前線基地となる免震施設の設置など、重要対策の先送りを認めた安全基準の実態に関して、改善策を提示することはなかった。

 原発の暫定的な安全基準の設定を求めていた西川知事は「政府から一定の回答が示された」としながらも「安全性を県でも検証し、県議会やおおい町の意見も聞いて考えを示す」と述べるにとどめた。時岡町長は「早期に原子力規制庁を立ち上げ、規制機関としての実効性と透明性を高めてほしい」と注文を付けた。

(中日新聞 4/14)

西川知事と時岡忍おおい町長の良識のある発言に、少し、安心しました

ただ、枝野大臣の発言が急に変わった経緯があるだけに、
何かの力が働いて、悪い方向に急展開しない事を願います・・・

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