【一から都構想(6)】住民投票が最後の選択なの?(産経新聞)
(以下引用)
※都構想をめぐるスケジュール(画像リンク)まち子先生 都構想が実現するかどうかは17日の住民投票の結果次第だわね。
とし君 賛成多数なら2年後の平成29年4月に都構想が実現するんですよね? 住民投票は大阪市内の有権者が対象でしたっけ?
まち そうよ。大阪市民267万人のうち、住民投票の有権者は約211万人いるんだけど、投票率は関係ないの。仮に100人しか投票に行かなくても、賛成51票、反対49票なら都構想が実現するわ。逆に反対多数や、賛否同数なら、都構想の議論は終わりとなるわね。
とし 住民投票の結果だけで都構想が実現するかしないかが決まるんですか?
まち そうよ。都構想の住民投票は「大都市地域特別区設置法」という法律に基づいて行われるんだけど、知事や市長、国も住民投票の結果に従わなければならないわ。
とし 一票の重みを感じますね。
まち そう。だから賛成派も反対派も住民投票に向けて必死なの。大阪維新の会は代表の橋下徹大阪市長が出演する都構想推進のテレビCMを流したり、新聞の折り込みチラシを入れたりしているし、反対派も集会を開いたり、ビラを配ったりしているわ。大阪市側も市内全24区で住民説明会を計39回開いていたわね。
とし 今回おさらいしてみて、都構想にはいろんなメリットとデメリットが指摘されていることが分かりました。どちらがいいのか本当に難しいですね。いっそのこと、都構想を一回やってみて、もし失敗したら、元の形に戻せばいいんじゃないでしょうか?
まち 市が一度解体されて、特別区が設置されれば、もう後戻りはできないのよ。だから真剣に考えて選択する必要があるわ。
とし 大阪の未来のために、必ず投票に行くことが大事ですね。(おわり)
(引用終わり)
(管理人の補足)
「いったん5つの特別区にしたら、元には戻せない」について・・・
確かに今その法律はありません。でも、3年前は都構想をする為の法律もありませんでした。
その後、法律が制定され都構想が可能になりました。
と言う事は・・・
法律を作れば、戻すことが可能です。
「後戻りはできない」と言うのは違います。
でも、都構想になって、その良さを実感すると「元に戻そう」と言う意見は出ない!と管理人は確信しています。
今は決められない、もう少し考えたい・・・と、
今回は「とりあえず反対」と、言う人もいるかもしれません。
ただ、もし否決になった場合、都構想に次はありません。断言します!橋下市長も言っています。
公明党が住民投票までは賛成して実現した住民投票。でも、今回限りです。
もう2度と公明党が賛成することはないでしょう。
市議会で維新は過半数ありません(元々、過半数取れない制度)から、
これから何回挑戦しても、永遠に都構想協定書は否決されます。
大阪都と特別区を作るチャンスは、今回が最初で最後です!
限られた時間ですが、よく考えて投票して下さい。
その為に、このページもいろいろな情報を提供しています。
是非、ご活用下さい。
【都構想・住民説明会】「皆さんの不安や疑問に、橋下市長が丁寧に答えました」(質問回答集)
関連
・おなじみ辛坊さんの解説「イチから分かる大阪都構想」
・思わず松井知事がウルっと・・・「府民・市民、誰もが納得の一言」(5/4都構想タウンミーティング)