再度、靖国参拝に絡んでの質問。
安倍首相の態度についてに言及しています。
今回の参拝も、「侵略戦争だった」とはっきり言えないのも遺族会への配慮もあるんですかね…
辺野古承認についての質問。
オスプレイの訓練を八尾空港でと訴えた時、メディアや評論家、他党の政治家も総叩きでした…
しかし、当の八尾市民は維新を一番支持していた…
取り巻く状況の変化を考えると、市民感覚の方が正しかったと言う事でしょうか?
オスプレイ、沖縄に配備されていたものが、フィリピン台風の救援活動で大活躍をしたと言う話も聞いています。
PS.天皇陛下が御存命の内に、靖国参拝できる環境は整うんでしょうか…
コメント
橋下市長は、安倍総理が靖国神社を参拝した際に本殿だけでなく鎮霊社にも参拝された事に関しての(どう思うかという)見解を記者から求められた。
ここから、橋下市長は、安倍総理は日本の総理として先の大戦が侵略戦争だったとはっきり認めるべきだと主張した。その根拠はと言うと、例え歴史的学術的にはどうであれ、東京裁判というものを日本が既に受け入れ、サンフランシスコ講和条約で国際社会に復帰した以上、現在では国際的には戦後の世界秩序の中で既に日本の戦争は侵略戦争だったと位置付けられてしまっているからだ、と言う。
もし、そうであれば、その理論で行くならば、いわゆる慰安婦問題についても同様の事が言えるのではないのか。韓国が従軍慰安婦なるものを主張し当時の日本政府と旧日本軍が多くの朝鮮人女性を性奴隷として直接関与していたと、もう既に世界中が位置付けてしまっている。
その根拠もやはり日本政府が公式に(しかも自ら積極的に)発表した河野談話に拠っている。そして、現日本政府が河野談話を踏襲しているのであれば、安倍総理は従軍慰安婦なるものが存在したことを認めよ、と言うことになりはしないのか。
どちらも日本政府が世界に向けて、自ら受け入れ或いは自ら積極的に発信した事に拠り、世界中が日本の侵略戦争と性奴隷を実際にあった事として既にそう位置付けてしまっている事に変わりは無い。
しかし、一方は位置付けされているのだから認めよ、しかし、もう一方は位置付けされていても認めるなと言う。論理の破綻になりはしないだろうかと言う疑問が浮かんだ。橋下市長にはそういった論理に拠っての侵略戦争だったと認めよなどとは、軽々に言って欲しくは無かったなぁ、という感想を持った。
彼の言いたい事の本質は解からなくは無いのだけれど、一旦認めてしまったなら、それで中国も韓国ももう何も反論出来なくなるなどと言う考えは、中国韓国の両国に関して言えば未来永劫有り得ないと言う気がする。逆に未来永劫「侵略国家の日本・・」と言われ続ける事になるんじゃないだろうか。
橋下市長は、慰安婦の問題に関しては相当詳しく勉強されたと会見から伝わって来るが、靖国神社や靖国参拝に関しては安倍総理ほどにはまだまだ勉強不足なのではないかなと感じた。
青い惑星地球さん
コメントありがとうございます。
橋下さんの意見としては、慰安婦の存在はもちろん認めているが、強制連行が有ったか無かったか、が問題だと言っているのだと思います。
現に2007年に「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった」と閣議決定しており、公式には日本政府は強制連行の事実は無かったとの立場を示しました。
だから、はっきりさせよう。と言う主張のはずです。
日本政府が公式に受け入れた東京裁判と慰安婦の強制性についての見解については、矛盾しないのではないかと思います。