橋下さんが、首相の靖国参拝を「見送りやめたのは合理的」と言ったと、朝日新聞などは報じました。
橋下氏、首相の参拝を擁護 「見送りやめたのは合理的」(12/26 朝日新聞)
NHKでも、各野党の反応として、定例記者会見でのこの発言の部分を切り取り、この靖国参拝を全面的に支持するかの印象を与えるような放送をしてました
しかし、この記者会見でのすべての発言を確認して頂ければ、非常に意味が深いものだったと分かります。
http://youtu.be/JQq4-TA_4vA?t=39m22s(12/26 定例記者会見 その発言部分)
韓国軍への銃弾提供から、これまでの韓国の対応… そして靖国参拝に至った一連の流れ…
あくまでも、総理の胸の内は、橋下さんの推測ですが、ここまで考えて発言した政治家はいないですよね。
朴大統領が日本メーカーのスニーカーを履いていただけで、大騒ぎになってしまう韓国…
素直に感謝の気持ちを表し難い状況にあるのは分かります…
内々に何かしらの謝意があったんなら、また状況が違ったかもしれませんね…
「反日利権」と言うものも、結構強いものがあるとも聞いています…
韓国に、橋下さんの様な、正直に正面切ってものを言える政治家が登場しないと、日韓の真の意味での協調は難しいのかも知れないですね…
コメント
ずっと不思議に思っているのは、
昭和天皇から今上天皇も靖国神社へ参拝していません
ある意味、天皇陛下は意思をお示しになられてると思います
その天皇陛下に背いてまで、ある意味参拝に値しないと
示されてるのに、なぜ政治家は背いて参拝するのか?
よくわかりません、天皇陛下を敬う気がないのでしょうか
また靖国神社問題に火を点けた朝日新聞の行動に対して
なぜどこも問題にしないのか?
朝日新聞が中国に行ってまで問題にしたせいで、靖国神社
は外交問題になりました
慰安婦問題と含めて国賊だと私は思います
朝日新聞の行動はもう一度検証されるべきではないでしょうか
「昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を持たれ靖国神社親拝を取りやめられた」とまことしやかに言われますが、果たして真実でしょうか?
もちろん、自分などに昭和天皇、今上天皇の御心は知る由はありません。しかし...
昭和天皇は天皇が現人神とされた戦前でさえ、終始一貫立憲君主として振る舞われたと聞きます。実際、昭和天皇が聖断を下されたのは国家存亡の危機に直面し、輔弼すべき内閣が決断できなかった「二・二六事件の収拾の聖断」と「ポツダム宣言受諾の聖断」の2回のみです。そんな昭和天皇が、国民主権・象徴天皇とされた戦後において、「仮に何等かの御不満があったのが事実」だとしても、それを理由に「国民に多大な影響を与える振る舞い」をされたと考えるのは妥当でしょうか?
昭和天皇の最後の靖国神社親拝は1975年11月21日ですが、A級戦犯は1978年10月17日に合祀、B・C級戦犯の合祀は1970年迄に合祀されています。またA級戦犯の合祀前1975年頃の三木内閣当時には、A級戦犯の合祀とは関係無く国会で天皇の靖国神社親拝が問題として取り上げられたそうです。以上の時系列を素直に読み解けば「昭和天皇は国会で問題視される行動を象徴天皇として回避された」と考えることも可能です。
「昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を持たれた」ことの根拠として、1988年当時の宮内庁長官富田朝彦のメモの記載を根拠とされる人もいますが、これとて「A級戦犯の合祀により国論が二分されることに不快感をもたれた」だけなのかもしれません。所詮は天皇御自身のメモではありません。
靖国神社には明治以来の大凡250万柱が合祀されているのです。たかだか十数人のA級戦犯の合祀をもって、昭和天皇が親拝されない理由足りえるでしょうか?
そもそも、御自身は立憲君主として振る舞われていたとはいえ、日中戦争から大東亜戦争至る戦争に関して昭和天皇は紛れもない当事者です。「昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を持たれた」(≒A級戦犯に不快感を持たれていいた)云々は、換言すれば、昭和天皇は「朕の不幸はA級戦犯のせいだ」的な不満を持たれていたということになりかねませんが、それは妥当でしょうか?
何より、現在は国民主権の日本です。日本の元首は天皇とするのには異論ありませんが、とはいえ「天皇主権」と考える人は少数だと思います。そうであれば、「昭和天皇の御心」という解決不能の問題にとらわれるより、我々国民自身が先の大戦を総括し、結論を出すのが建設的だと思います。
人の心の中はわからないものですが、行動するしない
による事実から浮かび上がるものはあります
今上天皇を含む歴代天皇が靖国神社へ参拝されないのは
事実であり、その時期に起こった事実はA級戦犯の合祀
であり、関りがあるのは間違いないでしょう
たかだか十数人の柱ですが、昭和天皇の気持ちに影響を
与え行動を制する原因になるもの、それも今上天皇にまで
引き継がれるものです
私はA級戦犯の各個人を詳しく調べてないので戦争責任
云々はわかりませんが、第二次世界大戦が起きた事実と
結果を、戦勝国と敗戦国の関係でアイコンとして存在
してると思います
橋下市長の発言でもあるように、今の日本社会は1951年の
講和条約に基づいています
また現代は1国だけで存在していけるものではありません
その状況で、日本の責任者である首相が、A級戦犯を合祀
する神社に参拝するのは、世界に対して礼を欠き、また
日本の国益に反するものだと思います
私は人権として、信教、思想、良心の自由は尊重します
しかしそれなりの立場にいる方は行動に制限が出てくるし、
帝王学を嗜む方にはわかりきったことなのでしょう
また責任のない民としても、米大使館のfacebookに嫌が
らせを書き込むような非礼は慎むべきと思います
近年済んでしまった戦後賠償を蒸し返すような国もあり
ますが、A級戦犯を祭り上げることも同様に先の戦敗を
蒸し返すものです
少なくとも諸外国は、その懸念を持ってます
これは内政干渉ではなく
私の先祖にも英霊がおり、私も含めて多く人が持つ
英霊を祀る気持ちとは別のところで、意図はともかく
外交的に問題を起こした人たちがいるだけです
戦前のナショナリズム高揚に似た今の状況は本当に危険
だと思います
多くの人が生まれる前の戦争と講和で、単に流されてる
だけなのでしょうけど
私も早くちゃんと、我々国民自身が先の大戦を総括し、
結論を出すのが建設的だと思います。
前にも書いた通り、靖国神社に総理が参拝すべきか否かについては「主権者たる国民が決めること」だと思っていますが、その際に「昭和天皇が靖国神社親拝を取りやめられた」ことを根拠に結論を出すことは「天皇の政治利用」だと思っています。
昭和天皇が靖国神社親拝を取りやめられたのは「A級戦犯の合祀」が原因か?と問われれば、それはYESかもNOかもしれません。
しかし「A級戦犯の合祀に"不快感"を持たれた」のが原因か?と問われれば、それは明確にNOだと思っています。そんな「個人的な恨みつらみ的感情」に基づいて昭和天皇が行動されたとは思っていませんし、思いたくもありません。
もし昭和天皇が靖国神社親拝を取りやめられたのが「A級戦犯の合祀」が発端なのであれば、それは「不快感」などというものが原因ではなく、正にそれは「日本の国益に反する」などの判断からだろうと自分も思いはしますが….それは同時に戦後の象徴天皇には「許されていない」政治判断をされたと主張することでもあると思います。
靖国神社に総理が参拝すべきか否かについて賛成意見も反対意見もあるでしょう。主権者たる国民一人ひとりが賛否を述べて議論するのは重要だと思いますが、「昭和天皇が靖国神社親拝を取りやめられた」ことを根拠に賛否を述べることは、国民主権・象徴天皇の現在においては、禁じ手だと思っています。