ABC木原キャスターが、大阪府の新型コロナ検査について批判したとの事・・・
ネットでも、煽ってる人達も出てきてるようです・・・
(1:42:20タイトルのシーンから再生します。スマホの場合、初めからになる場合があります)
大阪府/新型コロナウイルス感染症について
→大阪府は検査結果なども公表
PCR検査の精度
松井市長の発言、この記事でも書かれています
新型コロナ、なぜ希望者全員に検査をしないの? 感染管理の専門家に聞きました
(一部引用)
検査の精度はどれぐらいなの?
ーー検査の精度はどれぐらいだと考えたらいいのでしょうか?
検査の有用性を評価する指標に、「感度」「特異度」「的中率」があります。
感度とは、その検査が、陽性の人を正しく陽性と判定できる確率です。新型コロナウイルスによる感染症 (COVID-19)を引き起こすウイルスである「SARS-CoV-2」のPCR検査の感度は、30~50%や70%だという報告がありますが、いずれにしても100%ではありません。
感度は様々な条件にも左右されます。
例えば、新型コロナウイルス は、感染者のウイルス量がインフルエンザの100分の1~1000分の1と言われており、そもそも検出されにくいと考えられています。
また、のどから採取した検体より、鼻から採取した検体の方がウイルス量が多く、検出率が高くなることが考えられているのですが、この方法が必ずしも用いられるとは限りません。
というのは、鼻の穴に綿棒をいれると、くしゃみなどで飛沫にさらされるリスクが高いのでためらう医療者もいるのです。国内ではのどをぬぐった液が使われることが多いと言われており、鼻に比べて感度が下がることが考えられます。
特異度とは陰性の人を正しく陰性と判定する確率で、検査は感度、特異度はトレードオフの関係にあります。
「陽性的中率」というのは検査が仮に陽性だった場合に、どのくらいその結果が正しいか(=本当にCOVID-19にかかっているのか)を示す確率です。
風邪のような症状を訴えても、COVID-19にかかっている可能性が現在のようにとても低い(=集団の中での有病率が低い)状況で検査をすると、COVID-19にかかっていないのに検査結果が陽性と出る人の絶対数も多くなることになります。
すると、陽性という結果が出た人の中で、本当に感染している人の割合である陽性的中率もかなり下がります。よって、本当はCOVID-19ではないのに陽性の検査結果が出てくる可能性も高くなります。
ーーまとめると、せっかく検査をしても、あまり精度は高くないから、その結果を100%信じるわけにはいかない検査ということになりますね。
すべての感染例を拾うことには限界がある検査です。また、陽性の結果が得られても、そもそも日本国内の有病率(事前確率)が低いので、陽性的中率は低いと考えられます。
今は、ある程度症状が出てから検査をして
新型コロナなのか?
その他の病気によるものなのか?
を判断して、その後の処置を決めるという運用しかないのでしょうね・・・
新型肺炎で大阪府、最大500床確保(産経新聞) – Yahoo!ニュース
「感染者2校以上確認で全府立学校を14日間休校」大阪府コロナ対策本部会議 – 毎日新聞
「ピークカット」は、こちらの動画で
【必見!新型肺炎】橋下徹「市中感染者が爆発的に増えたら医療崩壊が起きる!移動や集会制限は今やらないと遅い!政府・国会が一丸でやれ!」【新型インフルに対処した橋下徹が提言!】
♢
大阪府は国に先んじて検査対象を拡大しました
大阪府が新型肺炎の検査対象を拡大へ 保健所長判断で 吉村知事「国の範囲は狭い」 – 毎日新聞
>吉村知事は「国の範囲は狭く、柔軟な対応ができていない」と述べ、武漢市のある湖北省への渡航歴や接触が無くても症状に応じて大阪府内の施設で検査する
さらに、影響を受けている中小企業の支援策も発表
中小企業向け融資制度を開始 大阪府、新型コロナ対策 :日本経済新聞
(出典:https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1225952190159671296)