橋下氏「豊洲問題を解決するには、現在の過剰基準を土壌汚染対策法上の安全基準に戻せ」1/15のツイート

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橋下氏「小池さん、問題をすべて明らかにした豊洲移転延期は政治的には正しかった」1/14のツイート
の続きツイートです。

(橋下徹氏twilogより引用)

(豊洲問題)地下水から基準値超えの数値が出ても、専門家会議は「地上で生鮮食品を扱っても影響はない」とのコメント。それなら専門家会議が提言した安全基準が間違っていたんだろ。まずは安全基準をしっかり設定し直すことが全ての事態を収拾する第一歩。でも自称インテリはプライド高いからな。

安全基準というものを過剰に設定してはいけない好事例となった。専門家はゼロリスクを求めれば責任は免れるので過剰基準となる。もう一度「地上で生鮮食品を扱っても大丈夫」な合理的な安全基準を設定し直すべき。

今回の水質モニタリングの結果で判明した地下水の基準値超えの数値でも「地上で生鮮食品を扱っても影響ない」という専門家会議のコメントを、メディアは徹底して報道すべき。数値に惑わされない本質を突く報道を。これこそがメディアの役割だ。

専門家会議は環境基準を超えても地上で生鮮食品を扱っても影響ないとコメント。つまり環境基準は安全基準ではなかった。ここは土壌汚染対策法上の安全基準に立ち返る必要がある。専門家会議は、自らのこれれまでの過剰安全基準議論を変えることができるか。プライドを捨てよ。

メディアは専門家会議の提言を鵜呑みにして、盛土問題も大騒ぎしてきた。メディアも反省するときだ。土壌汚染対策の安全基準は何か。環境基準ではない。これは土壌汚染対策法をしっかりと勉強すべき。汚染物質が残っていてもいいというのが土壌汚染対策法の考え。メディアの正念場だ。

今回の結果を受けても専門家会議の平田座長は「地下水は飲むわけではなく、土壌が飛散することもないので安全に問題はない」と説明。それって安全基準を満たしてるやんか!その通り、豊洲は現状でも土壌汚染対策法の安全基準は満たしている。じゃあ、今、何を騒いでいるの?

豊洲問題を解決するには、豊洲の安全基準を現在の過剰基準から原点に立ち返り、土壌汚染対策法上の安全基準に戻すこと。これは専門家や官僚組織ではできない。できるのは小池さんによる政治主導しかない。これこそがまさに政治の役割だ。メディアもその視点から報道せよ。

メディアの役割は、専門家会議の提言のどこが間違っていたのか徹底検証すること。その過程で盛土提言の間違い=地下空洞の合理性も明らかになるだろう。とにかく土壌汚染対策の安全基準はなんぞや、というところを徹底的に明らかにする必要がある。メディアよ、これくらいしっかりとやれ。

土壌汚染対策法の安全基準が明らかになってくると、専門家会議の提言や、小池さんの考え、メディアがこれまで大騒ぎしていたことが全て間違っていたことが明らかになる。間違いを素直に認めることができるか。都民のためには間違いは素直に認めて、新たな道に踏み出すしかない。

土壌汚染対策の基本は、汚染物質はそのまま残していい。土壌が飛散しないように土かコンクリートで覆土する。地下水は飲料の危険がないようにし下水基準で排水する。これが基本だ。地下空洞は土がないので飛散の危険がなく、水も地表に現れず危険が最も少ない。コンクリートも厚い。

豊洲問題こそ専制エリート主義、専門家主義の弊害の象徴例。わずか数名の専門家の提言が大混乱を引き起こした。彼らが自らの間違いを認めないなら、小池さんは専門家を入れ替える必要がある。土壌汚染対策法の考えを基礎とするもっとバランスの取れた専門家会議にする必要がある。

今回のような事態になった以上、第1回目から第8回目までの水質調査が適正なものだったのか検証する必要がある。まさかそんなことはないとは信じたいが、数値の偽装がなかったのか。都庁の体質からすれば念のための確認が必要だろう。もし偽装であれば小池さんは大金星だ。

今回の結果、ヒ素は排出基準内。シアンは排出基準の1.2倍なので処理して排出すれば十分。ベンゼンは環境基準の79倍だが排出基準からすれば7.9倍。しかもベンゼンは気化して大気中に放出されれば何の問題もないと専門家会議議事録にもある。ポイントは建物内の環境基準だ。

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