4/21 橋下氏Twilog part.3「徹底した規制緩和による経済活性化策を目指すことを重視します」

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引用

0金利状態でなぜ日銀がカネを供給することで、それが実経済取引の中に浸透するのか。カネを供給したからと言って資金需要が生まれるわけではなく、資金需要が生まれる政策をやるべきではないか?

そして大阪維新の会は、ターゲティングポリシーの考え方を採らず、徹底した規制緩和による経済活性化策を目指すことを重視します。そして維新の会に問題提起して今議論していますが、フロー課税からストック課税へのシフト。フロー・ストックの完全捕捉を前提に、マイナス金利として資産課税をかける。

フローも消費税を除いて、投資や消費した分は課税対象から控除。貯めたら税をかけますよ、使えば税はかけません、という税制(これは大きな理念で詳細は専門家に詰めてもらわなければならない)を考えております。ある種、強制的に市中にカネを回させる税制。

このような税制にも色んな問題点を指摘してもらっています。元へ。量的緩和について識者の方に色んな意見を伺ったところ、量的緩和だけではだめだ、実需要が伸びる実経済政策・税制ももちろん必要と言うのがほとんどの意見で、金融政策はいくつも政策を重ねる一つだと認識しました。

そして量的緩和は論理的なものと言うより経験的なものであるなということも識者の話を聞いて感じたところです。①日本の量的緩和が効果が出ていないのは量が中途半端②バーナンキ氏のQE2も3年後ぐらいから効いてきた③景気は期待心理も大きく影響する。量的緩和を強く言われる方々の主な意見かと。

カネをジャブジャブ金融機関に供給し、今回は実商品買い入れもやりましたから投資(投機)市場にもカネを供給し、あとは実経済政策もやりながらそのカネが市中取引にじわっと浸透するのを待つと言うのが量的緩和策の狙いなのだと理解しました。カネジャブジャブをどう市中に回すか。僕は税制かと。

今は捕捉の簡易性からフロー課税が中心です。しかしこれは国民の稼ぎを一発目から政府が取り上げる。そして政府が使うことで経済を支える構造です。セーフティーネットや所得の再分配機能を除いて、できる限り国民にカネを使ってもらう。使わせる税制。使ってもらってお金が動いたことについて税を頂く

賭場のてら銭方式と言いますか、日本の社会システムを使った手数料として税を納める、そんなことを考えております。所得の再分配などは、フローではなくストック課税でできないか。貯めたら、その分は社会の安定のために使わせてよと。使わせる税制、こんなことを考えております。

公選職のレベルでは、専門家に①日本の量的緩和は量が足りない、そして特に②バーナンキのQE2は時間をおいて効いてきた、QE2は成功、日銀がカネを供給しても直ちに市中に出回るわけではなく、様々な政策と連動しながら一定の時間をおいてカネは浸透していくと言われるとそういうものかとなります

簡素・公平・中立の税制を簡素・公平・活力の税制へ。税制をいじることで実取引にカネを回すことができないかと。使わせる税制。フロー課税からストック課税へ(100%シフトではなくバランス移重です)、この流れで所得税のフラットタックス化も組み合わせて考えています。

「フローとストックの捕捉を前提として」とツイートしています。 RT @carslabokobe: @t_ishin ストック課税にするにはストック状況、使用用途等を全てとは言いませんが透明にしないと議論も何も始まらないと思います。まずはそこからではないでしょうか。

国民がお金を使うには将来の不安が解消すること。そこで年金についてはリセットして積み立て方式へ。セーフティーネットについては負の所得税・ベーシックインカムの理念を基に一から作り直し。教育費は無償化(バウチャー化)。などなども組み合わせて維新八策に入れております。

posted at 13:43:44

(橋下氏 twilogより)

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