前日のツイート
「民主党と維新の党が合流先送り。力で完全に負けている維新の党が、まともな交渉ができるはずがない」2/18のツイート
の続きですね。
(橋下徹氏 twilogより引用)
参ったな。維新の党に、まず民主党の選挙区に維新の党候補者をどんどんぶつけてから、新党結成の交渉をすべきだったと言ったのは、アドバイス・助言のつもりだったのに。交渉を成立させるのは、相手にメリットを与えるか、デメリットを排するか、力を背景にするかしかない。現在の維新の党と民主党の政治状況を冷静に分析すれば、民主党にとって維新の党と新党結成するメリットは何もない。むしろ手続き上、面倒なだけ。こういう状況では単純な話し合いでは進まない。民主党の選挙区に候補者をどんどん立てるとどうなるか。民主党はそれは避けたいとなる。ここから交渉開始。
交渉においては相手にどれだけ利益を与えるか、または不利益を排するかが勝負。今回の維新の党と民主党の新党結成の交渉においてはそれが全く見えなかった。交渉失敗の典型例。だから専門家としてポイントを解説した。法律政策顧問になりますよというのは嘲笑ではなく、民間人として当然の営業行為。
僕が今回、維新の党に行った助言・アドバイスなど、酷評どころか現在おおさか維新の会に行っている専門家としての助言に比べればなまやさしいもの。選挙区に候補者をぶつけてから交渉すべきというのは、政治を経験してきた専門家としての助言で、一般の評論家とは違いますよ、というPR。
【橋下徹の激辛政治経済ゼミ】交渉を成立させるには、相手に利益を与えるか、不利益を排するか、これしかない。維新の党と民主党の新党結成交渉が失敗したのは、新党結成によって維新の党はメリットを受けるが、民主党には何のメリットもないから。じゃあ、どう事を運ぶか。ここからはゼミで。
(引用終わり)
コメント
宝塚署は18日、宝塚市議を脅迫したとして、強要未遂の疑いで同市安倉北2の団体職員松本道成容疑者(46)と、同市小浜5の同市職員田中稔野(しんや)容疑者(44)を逮捕した。
って脅されたのは、おおさか維新市議なんですが、全国ニュースになってますか?
橋下さんがこういう話をすると、必ず「自分だって太陽の党、結いの党との合併に失敗したくせに」という人が出てきますね。
今、片山共同代表がおおさか維新の重鎮となってくれているのは太陽の党との合併があったからで、私はそれだけでも十分太陽の党との合併は意味があったと思っています。
当初、橋下さんですら「石原さん以外の人は誰も要らない」と言っているぐらいでしたから、これは合併してからでないと判らなかった効果なわけです。結果だけであとから批判するのではなく、「可能性を感じれば合併してみる」→「信念を共有する人たちだけで再度立ち上げる」という作業を繰り返すプロセスにも大きな意義があって、「片山議員の参加」のような結果も少しずつついていく…という考え方の人がメディアに出てこない(出してもらえない?)のは残念ですね。