11/25 橋下氏ツイッター part.2「僕のじゃんけん発言は、企業のトップの皆さんなら理解してくれるはずだ」

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(引用)
僕が先日テレビで、みんなの党に合流を呼びかけ、「選挙区調整は最後はじゃんけんで決めましょう!」と言ったことに、自民、民主の幹部が批判してきた。あーこの人たち、組織のトップとしてギリギリの判断をやったことがないだな~、こういう人たちにいきなり組織の長を任せるのはまずいなと思った。

どちらを選択するか明らかな判断は、組織の下位層で問題なく行われる。難しい判断になってくるとどんどん上位層に上がってくる。そして最後の最後、誰も決められない、どちらか分からないと言うものがトップに上がってくる。これがトップの裁定と言うものだ。

トップはトップダウンの指示と、下から上がってくる誰も決定できない裁定をするのが仕事。どちらか選べる理由がはっきりしているならトップが裁定する必要がない。これが組織と言うものだ。巨大組織になればなるほど、ほとんどが組織で判断するので、本当に誰も決められないものだけがトップに上がる。

その時のトップの判断なんて、じゃんけんで決めるようなものに等しい。何が正しいか本当に分からないが、それでもトップが決めたからと言うことで組織は落ち着く。これがトップの役割だ。自民党、民主党の幹部も、こういう判断を迫られることは少なかったのだろう。これが日本の政治がダメな元凶。

組織運営もしたことのない国会議員がいきなり霞が関の行政組織をマネジメントできるわけがない。議員は政策やアイデアを語る。しかし政治は政策を実行することが使命で、実行するのは行政組織だ。政策を語るだけ、アイデアを言うだけで実行できるわけではない。ここを評論家連中は知らない。(続く…)

(続き)
評論家連中はアイデアだけを述べる。政策の実行プロセスを何も考えない。政策の実行プロセスから、政策が規定される場合も多い。評論家の無責任な政策論は、実行プロセスを無視したものが多い。池田信夫氏も僕に法人税減税を提案したら僕がすぐに実行したと言っていたことがある。

今回大阪では、特区内においては地方税を0にした。しかしこれは4年かかった。府知事就任後、特区制度を考えたが当時の府庁幹部はできない理由のオンパレード。そこで法律から攻めるしかないなと思い、特区法を国会議員に働きかけた。民主党の古川さんが乗ってくれた。

2年越しで法律が成立し、特区の指定を受けるのに1年。その後府議会・市議会でやっと特区内地方税0の条例成立。膨大な政治・行政プロセス。特区戦略、地方税0という大きな方針に従って、府庁・市役所の職員が全力を尽くしてくれた。それはそれは膨大な作業。これで初めて法人税0が実現する。

大阪では特区内で地方税は0になったが国税は0になっていない。国会議員が政治力を発揮してくれないからだ。元へ。政策は実行することが肝要。そして実行するには膨大な労力・プロセスが必要。実行するには行政組織が動いてくれないとできない。日本の政治に実行力がないのは、組織を動かせないから

僕のじゃんけん発言は、企業のトップの皆さんなら理解してくれるはずだ。最後、誰も決められないギリギリの判断。皆の党も維新の会も候補者が既に立っている。それをどうやって調整すると言うのか。誰もできない。最後はトップで決めるしかない。これをじゃんけんに例えたまで。

これを理解できない政治家に、国家行政組織の運営を任せていられないな~。また政党が組織になっていない証拠。個人商店の集合体。だから日本の政治は弱い。政党は組織である。そしてメンバー誰もが決められないギリギリのトップ判断・決断は、じゃんけんで決めるのに似ている。

RT @kazuo_ishikawa: じゃんけんは経験ありませんが、入省年次というのは経験あります。じゃんけんの方がいい鴨しれませんね? @Grandpa_Mar:熟慮重ねても選択に行き詰った場合、似たようなことはどこでもやります。軽いとか、いい加減とか言われても kazuo_ishikawa表で言うか裏でそれ擬きを

RT @kazuo_ishikawa: じゃんけんの話だが、表で言うか裏でそれ擬きをしてるか程度のことではないのかな。役所でもそれっぽいのはあるわけだし。。

細かな話ですが大阪市の地下鉄の売店、これまでずっと天下り団体が随意契約。競争がないのでサービス向上なんてありませんでした。 僕が市長に就任し民間に開放。もちろんプロセスは大変RT @ikedanob: 理論的にも現実的にも、政治にできることは構造改革(潜在成長率の改善)しかない。

ファミリーマートとポプラが受託。大阪市への納付金は5倍。売店はきれいに店員は愛想良く品数は豊富に。公共料金の支払いまでできるようになった。これが成長なんですよね。日本全体でこういう積み上げをやらなければならない。公共工事増やしても駅の売店の生産性は高まらない @ikedanob

こういうのを意思決定論のある研究者が、インテリジェントエイヤー決断と言っていました。最後のギリギリの判断ってそんなもんです RT @kazuo_ishikawa: 多くの場合は理屈で決まりますが、〆切直前でも甲乙つけがたい時は何らかのエイヤー!となる場合があります。

政治家の判断ってそういう役割だと思います。行政の理屈で結論が出ない場合、最後は有権者から選ばれた政治家が決定して皆がそれで収まる。 RT @kazuo_ishikawa: 多くの場合は理屈で決まりますが、〆切直前でも甲乙つけがたい時は何らかのエイヤー!となる場合があります。

ただこのインテリジェントエイヤー決断は、その人の実力が出るそう。そうでしょうね、その人のあらゆる知見を基にしたエイヤー。エイヤーが当たる人は、やっぱり実力者。単純な運ではないはずです。実力のない人は、やっぱり勘が悪い。勘は実力。@kazuo_ishikawa

どちらとも実力十分なんだったら、問題ないはずですよ。 RT @jinno4: @t_ishin 百歩譲っても、じゃんけんで決めた候補者に投票してね、と言うのは有権者に礼儀を欠いた発言だと思いますよ。

もしみんなの党と維新の会が一本化になるのであれば、実際は公開討論会をやって選定します。 じゃんけんは、候補者調整は意地でもやると言うメッセージ。分からないかな?RT @jinno4:百歩譲ってもじゃんけんで決めた候補者に投票してね、と言うのは有権者に礼儀を欠いた発言だと思いますよ

実力ある人のエイヤー判断は、後日きちんと評価されることが多いのでしょう。エイヤーやじゃんけんが問題なのではなく、結果ですね RT @kazuo_ishikawa: それらへの後日評価が問われるわけです。よって、エイヤーかどうかは、実は殆ど気にする必要はないと考えます。
(橋下氏 twilogより)

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