「民主との協力不可欠」松野頼久国会議員団代表

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(引用)
どう打開?1強多弱:松野頼久氏 日本維新の会・橋下グループ国会議員団代表

 ◇民主との協力不可欠

 ??政府・与党の政権運営や国会対応をどう見ていますか。

 野党の力不足もあったかもしれないが、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定のやり方を見ても、非常に強引だと感じている。

 ??どうやって対立軸を作りますか。

 外交・安保ではあまり対立軸を示さない方がいい。内政で徹底的に対立軸を打ち出す。行政改革や天下りの問題、議員定数・議員歳費の削減などだ。安倍政権は行革に熱心ではなく、「国土強靱(きょうじん)化」のような無駄な公共事業で歳出をどんどん増やしており、そこに我々の出番がある。自民党政権にできないことを対立軸にしていく。

 ??結いの党との新党結成はいつごろになりますか。

 今月に予定していた結いとの研修会は少し遅くなる。秋の臨時国会の召集も見据えて、新党結成は9月冒頭が一番有力だ。

 ??新党が目指す方向は。

 今は無党派層の声をどう代弁するかが一番のテーマだ。行革、税金の無駄遣いの徹底的なチェックなどをメインにする。

 ??新党名はどうなりますか。

 「日本維新の会」で2012年衆院選と13年参院選を戦った。衆院選では比例代表で1200万以上の票をもらった。浸透している名前を使った方が有利ではある。どれが国民にとって分かりやすいかで判断したい。

 ??野党再編は民主党との連携がポイントになります。

 民主は政権を取った経験と政権を奪われた失敗体験があり、次に生きてくる。民主との協力関係がなければ、とても政権を狙えない。野党第1党なのだから積極的に動いてもらいたい。次の衆院選で選挙区調整をしないと民主も勝てない。野党がぶつかり合っていたら自民党の独り勝ちになることは明らかだ。

 ??結いはみんなの党から分裂しました。みんなとも野党再編ができますか。

 やっていくべきだ。政党は個人の好き嫌いや人間関係でつくるものではない。政策で結集しているのだから、そこは乗り越えるべきだ。(7/8 毎日新聞)

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