(党首に聞く・読売)維新の党共同代表 江田憲司氏「橋下氏が出ないことで、甘えが消えてタガが逆に締まったと思う」

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元記事リンク:維新の党共同代表 江田憲司氏

(読売新聞より引用)
党首に聞く 維新の党共同代表 江田憲司氏(58)

――今回の衆院解散をどう考えるか。

「安倍首相が『信を問う』と言っている消費税増税の先送りについて、野党はこぞって賛成しているのだから、わざわざ700億円もかけて選挙をやる必要はない。自らの延命だけを考えた『国民そっちのけ解散』だ」

――特に訴えたいことは。

「アベノミクスは成長戦略の『第3の矢』が飛んでいないのが最大の問題だ。維新の党は既得権益を打破して、真の規制改革や地域主権改革をやり抜く。首相は国会議員の定数削減を約束したのに、何もやっていない。維新は、橋下共同代表(大阪市長)が大阪府知事の時に府議の定数を109から88に削減するなど、身を切る改革の実績がある。信なくば立たずだ。まず維新を信じてもらいたい」

――衆院選の議席目標は。政権奪取は目指すのか。

「候補者が80人では、なかなか政権交代させるとは言えないが、与党を過半数割れに追い込み、緊張感のある政治を作りたい。自民党『1強』の状況が国会議員や役人の給与アップなどの慢心の政治を生んでいる」

――自民、公明両党が過半数割れした場合、首相指名選挙にどう対応する。

「選挙結果を見て、瞬発力というか、運動神経でやるしかない。すべては議席の結果だ」

――選挙後、自民党と組む可能性はあるか。

「自民党と組むことはない。我々が目指すのは野党を再編し、自民党に対抗する一大勢力をつくることだ。政治理念と基本政策の旗印の下に集う『この指止まれ』再編への努力を選挙後もやっていく」

――民主党は再編に慎重だ。

「民主党の閣僚経験者や若手には、再編をしないと自民党に対抗できないと思っている人がたくさんいる。ただ、選挙直前にドタバタしても国民に見透かされるだけだ」

――橋下氏が衆院選への不出馬を表明した。

「大阪都構想のために何がベストかで判断をしたと思う。出ないことで、(各立候補予定者は)甘えが消えて、タガが逆に締まったと思う」
(引用終わり)

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