私が70代の投票率が、異常に高い数値になるのでは?
(「選挙違反・不正投票容疑で7人を書類送検」、自民大西衆院議員にも違反疑惑)
と指摘したのを受けて、「通りすがりの都構想応援者さん」が、シュミレーションをしてくれました。
ありがとうございますm(__)m
(引用)
大阪市選管によれば、今月中に年齢別の投票率を出すとの事だが、その前に、改めて賛否の票数を試算してみた。賛否の票数を試算するに当たり、
①2014年の大阪市年齢別人口推計をベースに年齢別当日有権者を出し
(http://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/page/0000015211.html)
↑不詳は省略②2011年の市長選の年齢別投票率をベースに今回の年齢別投票率を出し
(http://www.city.osaka.lg.jp/senkyo/cmsfiles/contents/0000155/155835/shukeihyou.pdf)
↑男性の投票率を+6.30%、女性を+6.71%で補正する③①②から、年齢別投票者数を出して、期日前、当日に按分し
④期日前の年齢別賛否投票率には産経の5/11の世論調査を使う。
(http://www.sankei.com/west/news/150511/wst1505110012-n1.html)
↑無回答は賛成/反対に按分する⑤当日の年齢別賛否投票率には読売テレビの世論調査を使う。
(http://www.pirokichi.com/wp-content/uploads/2015/05/ten.jpg)結果、産経の世論調査を「賛成:-1.40%、反対:+1.40%」、読売の出口調査を「賛成:-1.38%、反対:+1.38%」で一律に補正すれば今回の結果が出てくる。
期日前は、賛成:反対=43.5:56.5、
当日は、 賛成:反対=51.8:48.2、
で、世論調査からそれほどかけ離れた数字ではない。参考:読売調査では、
期日前 賛成:反対=44:52(不明4)、
当日 賛成:反対=52:44(不明4)
(https://pbs.twimg.com/media/CFNLXH0VIAAz7RJ.jpg)<投票者数試算>
大阪市人口推計 想定当日有権者 想定投票率 想定投票者数
男 女 男 女 男 女 男 女
20~:159,007 166,003 149,323 154,648 41.67% 46.21% 62,223 71,463
30~:187,879 191,840 176,437 178,718 55.23% 63.40% 97,446 113,307
40~:203,839 204,443 191,425 190,459 62.64% 69.41% 119,909 132,198
50~:153,414 151,183 144,071 140,842 68.88% 78.05% 99,236 109,927
60~:177,811 174,474 166,982 162,540 77.10% 83.27% 128,743 135,347
70~:135,455 165,746 127,206 154,409 83.20% 83.98% 146,078 190,231
80~: 61,253 117,549 57,523 109,509 69.96% 55.30% (↑70~+80~)
--------
※1,406,108 ← 653,635 752,473<期日前試算>
想定期日前 期日前 産経調査(補正済) 期日前の賛否票数(試算)
投票者数 男 女 男 女
男 女 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対
20~:16,290 18,716 40.4% 59.6% 20.8% 79.2% 6,553 9,667 3,878 14,767
30~:25,511 29,675 56.0% 44.0% 38.3% 61.7% 14,224 11,176 11,323 18,241
40~:31,392 34,623 55.6% 44.4% 43.6% 56.4% 17,380 13,879 15,038 19,452
50~:25,980 28,790 56.9% 43.1% 38.6% 61.4% 14,720 11,150 11,070 17,609
60~:33,705 35,447 49.8% 50.2% 51.0% 49.0% 16,716 16,850 18,007 17,301
70~:38,243 49,821 30.6% 69.4% 38.1% 61.9% 11,648 26,418 18,914 30,730
-------------
※賛成:反対=43.5:56.5 ← 賛成:159,471 反対:207,240<当日試算>
想定 当日 当日 読売調査(補正済) 当日の賛否票数(試算)
投票者数 男 女 男 女
男 女 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対
20~: 45,933 52,747 65.7% 34.3% 54.9% 45.1% 30,057 15,678 28,860 23,689
30~: 71,935 83,632 70.2% 29.8% 53.9% 46.1% 50,293 21,329 44,926 38,393
40~: 88,517 97,575 64.8% 35.2% 54.7% 45.3% 57,134 31,009 53,188 44,013
50~: 73,256 81,137 56.4% 43.6% 48.2% 51.8% 41,156 31,790 38,975 41,852
60~: 95,038 99,900 49.9% 50.1% 50.4% 49.6% 47,247 47,399 50,172 49,336
70~:107,835 140,410 37.3% 62.7% 38.1% 61.9% 40,058 67,278 53,334 86,577
-------------
※賛成:反対=51.8:48.2 ← 賛成:535,400 反対:498,343<データまとめ>
賛成 反対 無効
試算 期日前 :159,471 207,240 1,481 ⇒ 368,192
試算 当日 :535,400 498,343 4,174 ⇒ 1,037,917
試算 投票総数:694,871 705,583 5,655 ⇒ 1,406,109
--------------------------
結果 期日前(不在者含む): ⇒ 368,218
結果 当日 (投票総数-期日前): ⇒ 1,037,866
結果 投票総数:694,844 705,585 5,655 ⇒ 1,406,084
(引用終わり)
2011年、投票率60.92%の市長選に、今回の投票率増加分を乗せてシュミレーションすると、今回の結果と同等の数字が出るんですんね。
大阪市選管が発表する「年齢別投票行動調査の結果」(約5%前後の有権者の分析結果)に注目です。
みなさんはこの結果、どう見ますか?
コメント
<投票者数試算> 以下のデータ部分をコピーして「メモ帳」などに貼り、MSゴシック(多分、メモ帳標準フォント)で表示すると、表の形が崩れずに見易くなります。
興味のある方は是非、お試しください。
選挙で敗北して一つだけ良かったのは暇な老害が日本を食いつぶす事実が全国に震撼を以って認識されたということだ
是非ともこの知見を活かしてほしいものだ
せっかく管理人さんに記事にしてもらったのだが、やはり票が崩れ、興味があったとしても情報を読み取るのが困難なのは事実。
そこで、皆さんの気になる点だけでも上手く表示できないかと、データを絞って再掲してみました。(どうか、どうか崩れませんように…)
また今回は、70歳代の投票率を抑えた試算も追加しますので、ご確認頂ければと思います。
先ず、シミュレーションの目的(というか動機)は、
・メディアの出口調査通りなら、賛成多数になるのでは?
・70歳以上の投票率が異常な値になっているのでは?
・だいたい今回の住民投票の集計ってインチキくさい…
などのネットにあふれる疑問を確認するためです。
結論から言えば、メディアの調査結果の±1.4~±1.6%を満足する、年齢別の投票率は想定可能で、私はソコソコ現実的な年齢別投票率が出せたように思っています。(特に「その2」)
(尚、大阪市選管は今月中に年齢別の投票率を発表するとの事)
■■■その1:年齢別投票率を一律に補正した場合■■■
2011年市長選(投票率:60.54%)の年齢別投票率をベースに、一律にかさ上げして今回の住民投票の投票率(66.83%)に近づけた場合
(上の記事に引用してもらったものと同じ)
◆一律補正した場合の年齢別投票率
2011年市長選 補正値 想定投票率
歳 男 女 男 女 男 女
20~: 35.37% 39.50% + 6.30% 6.71% ⇒ 41.67% 46.21%
30~: 48.93% 56.69% + 6.30% 6.71% ⇒ 55.23% 63.40%
40~: 56.34% 62.70% + 6.30% 6.71% ⇒ 62.64% 69.41%
50~: 62.58% 71.34% + 6.30% 6.71% ⇒ 68.88% 78.05%
60~: 70.80% 76.56% + 6.30% 6.71% ⇒ 77.10% 83.27%
70~: 76.90% 77.27% + 6.30% 6.71% ⇒ 83.20% 83.98%
80~: 63.66% 48.59% + 6.30% 6.71% ⇒ 69.96% 55.30%
・男:+6.30%、女:+6.71%で一律に補正
・この想定による投票者数:1,406,108
(実際の投票者数:1,406,084)
※以降の試算では「80~」を「70~」に含める
◆一律補正した場合の「期日前」年齢別賛否割合
産経世論調査(5/11) 想定 期日前年齢別賛否
男 女 男 女
歳 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対
20~: 41.8% 58.2% 22.2% 77.8% ⇒ 40.4% 59.6% 20.8% 79.2%
30~: 57.4% 42.6% 39.7% 60.3% ⇒ 56.0% 44.0% 38.3% 61.7%
40~: 57.0% 43.0% 45.0% 55.0% ⇒ 55.6% 44.4% 43.6% 56.4%
50~: 58.3% 41.7% 40.0% 60.0% ⇒ 56.9% 43.1% 38.6% 61.4%
60~: 51.2% 48.8% 52.4% 47.6% ⇒ 49.8% 50.2% 51.0% 49.0%
70~: 32.0% 68.0% 39.5% 60.5% ⇒ 30.6% 69.4% 38.1% 61.9%
・調査結果の「無回答」は賛成/反対にそれぞれ按分
・調査結果を、賛成:-1.40%、反対:+1.40%で補正
(スペースの都合により、小数第二位を四捨五入表示)
・この想定による賛否票数 賛成:反対=159,471:207,240
・この想定による賛否割合 賛成:反対= 43.5%: 56.5%
◆一律補正した場合の「当日」年齢別賛否割合
読売出口調査(5/17) 想定 当日年齢別賛否
男 女 男 女
歳 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対
20~: 67.1% 32.9% 56.3% 43.7% ⇒ 65.7% 34.3% 54.9% 45.1%
30~: 71.6% 28.4% 55.3% 44.7% ⇒ 70.2% 29.8% 53.9% 46.1%
40~: 66.2% 33.8% 56.1% 43.9% ⇒ 64.8% 35.2% 54.7% 45.3%
50~: 57.8% 42.2% 49.6% 50.4% ⇒ 56.4% 43.6% 48.2% 51.8%
60~: 51.3% 48.7% 51.8% 48.2% ⇒ 49.9% 50.1% 50.4% 49.6%
70~: 38.7% 61.3% 39.5% 60.5% ⇒ 37.3% 62.7% 38.1% 61.9%
・調査結果を、賛成:-1.38%、反対:+1.38%で補正
(スペースの都合により、小数第二位を四捨五入表示)
・この想定による賛否票数 賛成:反対=535,400:498,343
・この想定による賛否割合 賛成:反対= 51.8%: 48.2%
◆感想
管理人さんからも指摘があったが、2011市長選で最高投票率だった70歳代(男76.90%、女77.27%)を含めて一律に6%ほど上げるのは現実的ではないのはその通り。
ただ、それをやったとしてもネットで騒がれているような、
「老人の投票率を95%にしなきゃ成り立たない」
などの主張が大げさなのは確認できた。
そうは言っても、70歳代の投票率は83~84%の大きな数字ではあるので、次に最大投票率が80%以下に収まる場合を試算する。
(つづき。 崩れませんように…)
■■■その2:年齢別投票率を個別に補正した場合■■■
2011年市長選(投票率:60.54%)の年齢別投票率をベースに、80%を超えない範囲で、主に20~50歳代の投票率を上げる方向で、今回の住民投票の投票率(66.83%)に近づけた場合。
なお、補正値の決定にはグラフを使い、不自然な傾向にならないよう注意した。
◆個別補正した場合の年齢別投票率
2011年市長選 補正値 想定投票率
歳 男 女 男 女 男 女
20~: 35.37% 39.50% + 8.26% 10.13% ⇒ 43.63% 49.63%
30~: 48.93% 56.69% + 7.00% 9.00% ⇒ 55.93% 65.69%
40~: 56.34% 62.70% + 7.50% 10.50% ⇒ 63.84% 73.20%
50~: 62.58% 71.34% + 7.00% 6.50% ⇒ 69.58% 77.84%
60~: 70.80% 76.56% + 5.50% 2.50% ⇒ 76.30% 79.06%
70~: 76.90% 77.27% + 2.50% 2.50% ⇒ 79.40% 79.77%
80~: 63.66% 48.59% + 4.00% 4.00% ⇒ 67.66% 52.59%
・男:+2.50~+8.26%、女:+2.50~+10.50%で個別に補正
・この想定による投票者数:1,406,077
(実際の投票者数:1,406,084)
※以降の試算では「80~」を「70~」に含める
◆個別補正した場合の「期日前」年齢別賛否割合
産経世論調査(5/11) 想定 期日前年齢別賛否
男 女 男 女
歳 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対
20~: 41.8% 58.2% 22.2% 77.8% ⇒ 40.2% 59.8% 20.6% 79.4%
30~: 57.4% 42.6% 39.7% 60.3% ⇒ 55.8% 44.2% 38.1% 61.9%
40~: 57.0% 43.0% 45.0% 55.0% ⇒ 55.4% 44.6% 43.4% 56.6%
50~: 58.3% 41.7% 40.0% 60.0% ⇒ 56.7% 43.3% 38.4% 61.6%
60~: 51.2% 48.8% 52.4% 47.6% ⇒ 49.6% 50.4% 50.8% 49.2%
70~: 32.0% 68.0% 39.5% 60.5% ⇒ 30.4% 69.6% 37.9% 62.1%
・調査結果の「無回答」は賛成/反対にそれぞれ按分
・調査結果を、賛成:-1.56%、反対:+1.56%で補正
(スペースの都合により、小数第二位を四捨五入表示)
・この想定による賛否票数 賛成:反対=158,826:207,879
・この想定による賛否割合 賛成:反対= 43.3%: 56.7%
◆個別補正した場合の「当日」年齢別賛否割合
読売出口調査(5/17) 想定 当日年齢別賛否
男 女 男 女
歳 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対 賛成 反対
20~: 67.1% 32.9% 56.3% 43.7% ⇒ 65.6% 34.4% 54.8% 45.2%
30~: 71.6% 28.4% 55.3% 44.7% ⇒ 70.1% 29.9% 53.8% 46.2%
40~: 66.2% 33.8% 56.1% 43.9% ⇒ 64.7% 35.3% 54.6% 45.4%
50~: 57.8% 42.2% 49.6% 50.4% ⇒ 56.3% 43.7% 48.1% 51.9%
60~: 51.3% 48.7% 51.8% 48.2% ⇒ 49.8% 50.2% 50.3% 49.7%
70~: 38.7% 61.3% 39.5% 60.5% ⇒ 37.2% 62.8% 38.0% 62.0%
・調査結果を、賛成:-1.54%、反対:+1.54%で補正
(スペースの都合により、小数第二位を四捨五入表示)
・この想定による賛否票数 賛成:反対=536,495:497,223
・この想定による賛否割合 賛成:反対= 51.9%: 48.1%
◆感想
60歳以上の投票率を80%以下に抑えた結果、20~40歳代の投票率を+7~+10.5%増やすこととなったが、恐らくはこれが現実に近い結果だろうと想像する。
当初、20歳代の投票率を目一杯上げようと思っていたが、従来の傾向(30歳以上より20歳代がガクッと下がる)を変える事はさすがに憚られ、結果的に20歳代は男女とも50%以下となった。
今月、選管から発表される公式データでは、是非とも若者世代の投票率が私の想定以上であってほしいと願う。
そうでなければ大阪は変わらないのだから。
非常に興味深いデータです。
再度、作っていただき、本当に有り難うございますm(__)m
このデータが、実データに近いのか?
世代別の投票率が気になりますね。
70代の投票行動が、取り上げられてますが、
期日前の世論調査が正確であれば、この「20代女性」も、賛否のキーポイントだったのかな?と思います。
「17.1%対60.0%」ですからね…
投票に行かない若者を責める論評もありますが、
何故、期日前に投票した20代女性は、圧倒的に反対したのか?
ここも検証する必要があるのかなと感じています…
いずれにしろ、期日前の4~5万票の反対票が勝敗を分けました。
不正でないとすれば、結局、自主投票と言っていた創価学会が、8割方反対に投票した事が決定的だったのでしょう…
「創価学会に始まり、結局、創価学会で終わった住民投票」と言う事だったんですかね…(-_-;)
初めて投稿させて頂きます。
詳細な分析ありがとうございます。
分析結果を整理すると以下のようになるかと思います。
当日投票について
・70代を除く各世代で概ね賛成が反対を上回っている
・50代女性と60代では賛否が拮抗している
期日前投票について
・20代(特に女性)と70代で反対が賛成を大きく上回っている
・女性で反対が賛成を大きく上回っており、その傾向は年代が上がるにつれて小さくなっている
当日と期日前投票との差異について
・20代と女性の投票行動に差異が大きい
両日の差異が大きい理由としては、反対派の組織票が期日前に集中したことに加えて、都構想(または橋下さん)に対する20代と女性からの支持率が低いという産経の同世論調査の結果を受けて、維新側が女性を中心に支持を訴え最後の1週間で盛り返したことが考えられます。
ただ、それでも20代(特に女性)の投票差異は大き過ぎると思います。
当日の20~40代の賛否はどれも似たような数値ですから、20代だけが(30代もですが)1週間でここまで極端に変動するとは思えません(可能性が無いわけではありませんが)。
仮定のベースである産経世論調査と出口調査の信頼性についての見解も含めて、ご意見伺えると幸いです。
私が着目したのは「メディアの調査結果を正しいと仮定した場合の投票率」ですが、あなたの疑問点は「メディアの調査結果」自体の信憑性(正しさ)ですよね。
私は基本的には、世論調査はメディアの質問の仕方で結果が違ってくると考えていますが、それも含めて「その時点での真実の断片」だと思ってます。
(サンプル数が極端に少ないなど、調査の仕方が根本的にまずい場合を除きますが・・・、と言いつつ、統計の知識は無いんですけどね)
「信頼性についての見解」との事ですが、残念ながら無学ゆえ、そのような見解は持ち合わせてないですね。
ご回答頂きありがとうございます。
質問の意図が正しく伝えられていませんでした。
お聞きしたかったのは、期日前と当日を比べて20代と女性の投票差異が異常に大きくなった原因についてどのようにお考えかという点です。
私はこの投票差異については前記の一般論的な解釈を踏まえたとしても「異常値」だと思いましたので、この大幅な差異が生じた原因ついてどのような見解を持っているかお聞きしたかったということです。
そして、もし差異の原因が「調査の信頼性の違い」(=産経の同世論調査に問題がある可能性がある)であれば、それぞれの調査の信頼性の違いをどう考えているかについてもお聞きしたかった、というのが質問の意図です。
差異の原因については不正の可能性も念頭に置いた上で質問させて頂いていますが、あくまで20代と女性の投票差異の原因について納得のいく説明がほしい、というのが私の問題意識です。
同シュミレーションは利用可能な公開情報をベースにされていますので、試算内容としてはとても参考になるものだと思います。
お手数ですが、改めて見解をお聞かせ下さい。
尚、20代と女性の投票差異の原因については、もしよろしければ他の方もどのように考えていらっしゃるかご意見伺えると幸いです。
>質問の意図が正しく伝えられていませんでした。
←そうでしたか? (理解したつもりだったんですが…)
>20代と女性の投票差異が異常に大きくなった原因
>一般論的な解釈を踏まえたとしても「異常値」だと思いました
←私は異常とは思いませんでした。
>もし差異の原因が「調査の信頼性の違い」であれば、
>それぞれの調査の信頼性の違いをどう考えているかについて
←私は、産経の結果も「その時点での真実の断片」の一つであろうと思うため、そのまま受け入れてますね。
>差異の原因については不正の可能性も念頭に置いた上で質問させて頂いています
←朝日や毎日の「政権支持率」の世論調査は低めに、産経や読売のものは高めになるのは毎度のことですが、これは質問の仕方や「各社独自の(現実に近づけるための)調整」(すまたんで辛坊さんが言ってた)があるようで、私はそれらも含めて「その時の真実の断片」だと思ってます。
上西騒動以降、産経の都構想の説明記事は市の資料を(反論なしに)そのまま載せたものも多く、中立的というより維新寄りともとれる紙面だったように思います。
そんな産経が、従来の世論調査の範疇を超えた、不正、インチキを行ったなどとは私には想像できませんね。(大体何のためにするのか)
>納得のいく説明がほしい、というのが私の問題意識です
←問題意識…、ですか…。
そう言えば、ハリウッド映画や近年の日本の映画もラストで全ての謎が解けてスッキリ爽やかに見終える事ができるものが多いですが、昔の映画や純文学等は最後まで読んでもモヤモヤが全く晴れないものが結構ありましたよね。
実際、世の中は「なぜ、こんな事が発生したんだ!?」って事が時々あり、「これが本当の原因でした」ってのはそうそう見つからず、識者が色々解説してくれる中に、納得できるものもあれば、「んなわけないやん!」ってなものもあり、正解かどうかではなく、信じるかどうか、(あなたの言う通り)納得できるかどうかなんですよね。
世の中には自分の望む(納得できる)回答が得られない時に、宇宙人や超常現象、CIAやユダヤ、電通を持ち出して納得できる人もいるようですが、私はそれらに頼るくらいなら、謎のままでいいと思う方ですね。
さて、(酔ってて)前置きが長くなりましたが、私は次のように思ってます。
・20代女性は元々政治への関心が(他の世代以上に)低い
・橋下市制も都構想も何も知らないから、ちまたのマイナスイメージしかない
(少数の中身を知ってる政治に関心のある層だけ賛成)
・この状態で反対派に期日前投票をお願いされたら付き合いはいいからそそくさと反対票を投じる
・誘われなかった層や、自分で考えて決めたい層は都構想の勉強を決心するが「まだ時間はあるさ」と思い、勉強できない
・投票日1週間前からメディアの報道が活発化し段々その気になる
・(試験勉強と同様)投票日が迫り、あわてて両派の資料を見たり、討論会の動画を見た20代女性の多くは賛成に傾く・・・
私はこのように理解してますね。
ご回答頂きありがとうございました。
お答え頂いた2点について、
投票差異の理由は、市民の投票行動の1例としてはイメージできるのですが、20代・女性の大多数が賛成に転じた理由の説明ではないと思います。
無関心の有権者があわてて調べて投票して、大多数が賛成に転じる理由がよくわかりません。
5.11世論調査の通り20代の多くが反対していたのなら、むしろ反対派の呼びかけのように「迷ったら反対」するのが自然ではないでしょうか。
また、産経世論調査の信頼性について、確かに「一から都構想」等「維新寄り」の記事はありましたが、維新に批判的な記事も多数ありましたし、投票後も橋下さんを「投げやりだ」と非難するなど、賛否が混在しているのが実状でしょう。
また、「維新寄り」の記事が書かれていたからといって、反維新的な記事が書かれない理由にはならないと思います。特に世論調査では質問内容によって結果が大きく変わるので注意が必要なのは一般的にも言われるところです。
私は、期日前投票では投票所での本人確認が相当甘く市民の監視が効きにくい環境下で投票が行われたので、投票率の低い20代の票がなりすまし投票で不正に用いられ、その結果反対票が多くなった可能性を考えています。
そして、実際に20代の大多数が反対していたかのように見せかけるために5・11の産経世論調査が公表されたのでは、という(穿った)見方をしています。
もちろん、その見方が正しいためには、期日前に大幅な成りすまし投票が成されたこと・世論調査で不正が行われたことが証明される必要がありますが、現状ではそういった証拠はありません。
あくまで、断片的な事実が報道されているだけですし、世論調査についても質問内容や年代性別の回答数等は不明です。
http://hashimotostation.blog.fc2.com/blog-entry-2232.html
管理人さんも20代(特に女性)がなぜ反対したのか知りたいと書かれて、私も最初そのように思っていました。
一方でなぜ20代だけが大幅に賛成に転じたのかという素朴な疑問を持ったので、合理的な理由があれば知りたいと思い、質問させて頂きました。
「真実の断片」云々の話は仰っている意味がわからなかったので触れませんが、あくまで素朴な疑問からの問題意識なので、あまり言葉尻をとらえずにお答え頂ければと思いました。
ご回答頂きありがとうございました。
先ずは、先の「20代女性の投票行動」に対する私の見解、推論について、私にはあなたを説得したり、納得してもらう意図はない点をご理解いただきたいと思います。
その上で、不十分だったと思う点について補足します。
>無関心の有権者があわてて調べて投票して、大多数が賛成に転じる理由がよくわかりません。
←元々、投票率が20代は30代以上より大きく低くなっており、他の世代より政治への関心が低いと考えられる。
従って、積極的に都構想に関する情報収集は行わず、たまに目にするニュースや友人やネットの噂で、都構想を判断しているから「よく分からないけど、なんとなく反対」となっていると思う。
(この段階で世論調査をすれば反対多数となり、期日前投票も同様)
だが、投票日が近付くに従いメディアの報道も増え、他の選挙と異なり、住民投票の重要さが市民に伝わり「それなりに勉強してから投票したい」と思うようになる。(実際に勉強するかどうかは別だが、実際、直前にしたんだろう)
ここで、「それなりに勉強してから投票したい」は全世帯共通であり、また「橋下&都構想」に変なバイアスのかかっていない(少ない)市民である。
このなかでもネットが使える世代が、テレビ討論会や市の説明会の動画を見る事で、「よく分からないけど、なんとなく反対」から「賛成」になったと考える。
(「橋下さんの直接の説明に説得力は無い」とお考えならこの流れが理解できないだろうが)
元々、政治に関心が低かった20代女性が、テレビ討論や説明会の動画を見て、「よく分からないけど、なんとなく反対」から多数が「賛成」になるのは、橋下さんの演説の力や、説明資料の内容から不思議ではないように思う。
(バイアスがかかっていたり、守るべきものがあるなら別だが)
>5.11世論調査の通り20代の多くが反対していたのなら、むしろ反対派の呼びかけのように「迷ったら反対」するのが自然ではないでしょうか。
←迷う前に、先ずは「理解したい」と思うのが自然でしょう。
20代は政治に関心が低かったため「迷う」の前の「よく分からないけど、なんとなく反対」だったと思う。
>また、産経世論調査の信頼性について、確かに「一から都構想」等「維新寄り」の記事はありましたが、維新に批判的な記事も多数ありました
←「一から都構想」よりもっと「維新より」の連載記事などが4、5本あり、5月になってからは、都構想の足を引っ張るような記事は投票日まではほとんど見かけなかったように思いますね。
>反維新的な記事が書かれない理由にはならないと思います
そりゃそうだが、私が無いと考えているのは、「不正な世論調査」です。
世論調査は多数派、少数派のどちらが有利になるかは分からないのに、敢えて不正をするなどとは思えません。
>私は、期日前投票では投票所での本人確認が相当甘く市民の監視が効きにくい環境下で投票が行われたので、投票率の低い20代の票がなりすまし投票で不正に用いられ、その結果反対票が多くなった可能性を考えています。
←「投票所に行ったら、投票済みですと言われ投票できなかった」
このような証言が、裏付けのために何件かほしいところですね。
>そして、実際に20代の大多数が反対していたかのように見せかけるために5・11の産経世論調査が公表されたのでは、という(穿った)見方をしています。
←ついていけません。
私はその手の「陰謀」の助けを借りて物事を理解することはしたくないです。
>「真実の断片」云々の話は仰っている意味がわからなかった
世論調査をしようが、街頭インタビューをしようが、それは真実の断片(ある側面)で嘘ではないが、それが真実でもない。
仮に全数調査をしたとしても、質問の仕方で回答は異なるため、真実(市民が何を望んでいるか)など分かるわけがない、という私の考え方です。
これとは別に「その人が信じたものが(その人の)真実」ってのもアリですね。(蛇足ですが)
6月中に選管が出しますと言っていた「年齢別投票率」ですが、今現在、まだ出ていません。
本日、選管に問い合わせたところ、
・異議申し立ての件数が多く、その対応で遅れている
・7月21日の週には発表する予定
との事でした。
ま、仕方ないですね。
(とぼけられたらどうしよう、と思ってたから逆に安心しましたが)
[色:0000FF]ご返信ありがとうございます。
返答頂いた内容が多岐に渡りますので、「応援者さん」に倣って個別に返信させて頂きます。
なので長文になってしまいますが、何卒ご容赦ください。(管理人さんにも紙幅?をとってしまいご迷惑をおかけ致します)[/色]
>無関心の有権者があわてて調べて投票して、大多数が賛成に転じる理由がよくわかりません。
←従って、積極的に都構想に関する情報収集は行わず、たまに目にするニュースや友人やネットの噂で、都構想を判断しているから「よく分からないけど、なんとなく反対」となっていると思う。
[色:0000FF]>> 周りの噂で判断しているのなら、これほど反対が突出せず、他の世代と近い数値になるはずです。他の世代は基本的には賛否が拮抗している・または差が比較的小さいからです。「最初から20代の多くが反対していた」という点について私は「違うのでは」と思っています。尚、女性の反対が多いことについては理解できます。従軍慰安婦を巡る発言で支持を落としていたと考えられるからです。[/色]
このなかでもネットが使える世代が、テレビ討論会や市の説明会の動画を見る事で、「よく分からないけど、なんとなく反対」から「賛成」になったと考える。
[色:0000FF]>> ポイントは、住民投票に重要性があるから1週間前から動画などを見る、橋下さんに説得力があるから賛成に転じる、ということでしょうか。
そもそも説明会に参加できるのは有権者のほんの一握りです。まして残り1週間なら尚更です。また、長い動画を熱心に見る若者がどれだけいるかも疑問符が付きますし、それだけで(~10%位までなら動くでしょうが)30%も動くとは考えられません。また、動画ではリアルと比べて説得力も半減するでしょう。その程度で変えられるようなことなら最初から拮抗はしないと思います。選挙も随分と楽なものになるでしょう。なので、20代も元々それほど反対していなかったのではないか、というのが私の見立てです。[/色]
(「橋下さんの直接の説明に説得力は無い」とお考えならこの流れが理解できないだろうが)
[色:0000FF]>> 私自身も橋下さんの住民説明会には参加しましたし、今も定例会見の動画を見ていますから、その発信力はわかっている方だと思います。[/色]
>5.11世論調査の通り20代の多くが反対していたのなら、むしろ反対派の呼びかけのように「迷ったら反対」するのが自然ではないでしょうか。
←迷う前に、先ずは「理解したい」と思うのが自然でしょう。
20代は政治に関心が低かったため「迷う」の前の「よく分からないけど、なんとなく反対」だったと思う。
[色:0000FF]>> 私の言っているのは、両方の話を聴いたけれどやっぱり迷っている、わからないという有権者のことであり、多くの(バイアスのかかっていない)有権者がこれにあてはまると思っています。[/色]
←「一から都構想」よりもっと「維新より」の連載記事などが4、5本あり、5月になってからは、都構想の足を引っ張るような記事は投票日まではほとんど見かけなかったように思いますね。
[色:0000FF]>> 前回記載漏れていましたが、今回の5/11世論調査は産経・毎日・共同通信の合同世論調査です。橋下さんに否定的であれだけの偏向報道をしてきた多数の新聞社の合同調査であれば、反対派が多くなるような調査方法になることは容易に想像ができます。
また、産経の記事については橋下さんが読んでほしいと言っていた記事等の存在も知っていますが、否定的な記事も普通にあります。それに、仮にその時期だけ否定的な記事を控えていたとしても新聞社の基本的なスタンスは変わらないでしょうから、世論調査は全くの別物と考えてしかるべきだと思います。[/色]
>反維新的な記事が書かれない理由にはならないと思います
そりゃそうだが、私が無いと考えているのは、「不正な世論調査」です。
世論調査は多数派、少数派のどちらが有利になるかは分からないのに、敢えて不正をするなどとは思えません。
[色:0000FF]>> 実際に異議申し立てが受理され、不正の事実が断片的にも明るみになり、一連の選挙活動とメディアの偏向報道がなされてきたことを考えれば、現状においてはそうした可能性も視野に入れざるをえなくなってきます。むしろ、この状況で不正の可能性も視野に入れないのであれば認識が甘いです。先に述べた合同世論調査であることも疑義の理由になります。ただし、あくまでも1つの見立てであることは先にも書かせて頂いた通りであることを確認してください。[/色]
←「投票所に行ったら、投票済みですと言われ投票できなかった」
このような証言が、裏付けのために何件かほしいところですね。
[色:0000FF]>> 私個人では証拠が足りないと前コメントで記載したことを確認してください。こうした検証は選管によって正しく行われることを期待しています。しかし、上記の不正投票が行われやすい環境下にあったことは多くの方が口を揃えて言っており、実際になりすまし投票がなされた事例も存在していることは無視できる状況ではありません。[/色]
>そして、実際に20代の大多数が反対していたかのように見せかけるために5・11の産経世論調査が公表されたのでは、という(穿った)見方をしています。
←ついていけません。
私はその手の「陰謀」の助けを借りて物事を理解することはしたくないです。
[色:0000FF]>> もちろん陰謀論で語ることは適切だとは思いませんが、現状においては「陰謀論」で片づけるべき状況ではないと思います。むしろ、そうしたことが起きても不思議ではない状況に陥っているのではないでしょうか。現実的に考えられる段階だということです。
ただし、多くの証拠が必要であると書いていることももう一度確認してください。あくまで「視野に入れている」ということです。そういう意味で「(穿った)見方をしている」と書いています。本当にそうではないことを祈っていますが(もちろん、本当に不正があったとしてもそれが明るみになって再投票になれば私としては万々歳です)。[/色]
>「真実の断片」云々の話は仰っている意味がわからなかった
世論調査をしようが、街頭インタビューをしようが、それは真実の断片(ある側面)で嘘ではないが、それが真実でもない。
仮に全数調査をしたとしても、質問の仕方で回答は異なるため、真実(市民が何を望んでいるか)など分かるわけがない、という私の考え方です。
これとは別に「その人が信じたものが(その人の)真実」ってのもアリですね。(蛇足ですが)
[色:0000FF]>> 全く説明になっていないと思います。そもそも計算仮定の適切性について説明責任があるのは統計の算出者です。いくら詳細なシュミレーションをしたとしても、その前提である計算仮定が間違っていてはシュミレーションの結果も実態を反映しない不正確なものにしかならないからです。
世論調査の結果がそもそも恣意的な質問によって操作可能であり信憑性に疑義があることは多くの統計学者が批判しているだけでなく一般にも知られていることですから、この位の統計的シュミレーションが出来る方が知らないということは考えられません。まして、今回のものは先に述べた合同世論調査です。
なので「調査結果が正しかったとしたら」と言って無批判に調査結果を受け容れることは不適切です。期日前投票=5/11世論調査という仮定の適切性、その仮定に使用した世論調査の信頼性 について算出者側が見解を持っていてしかるべきです。後者について聞かれた時に、「真実の断片」云々という何とでも解釈できるような言葉では何の説明にもなっていないと思います。
もちろん、世論調査の中身がわからない以上は、基本的に疑って見る以上のことは難しいかと思います。また、このシュミレーションは自ら行って頂いたものですので、必ずしも厳格に説明責任を問うことをするべきものではないのかもしれません。それでも、なぜ反対多数になったのかのシュミレーションは特に多くの賛成者にとって重大なことです(もちろん私にとってもそうです)から計算仮定も含めてしっかりとしたものであってもらいたいと思っています。[/色]
私にはあなたを説得したり、納得してもらう意図はない点をご理解いただきたいと思います。
[色:0000FF]>>
素朴な疑問点についてお尋ねして、「あなたを納得させる意図はない」とか「人間は自分の見たいもの以外を見ようとしない」等のことをなぜ言われるのかは最初から理解できませんでした。同じ都構想に賛成している立場なら尚更です。もし私の質問で不快になるようなことが最初からあったのでしたらお聞かせ頂ければと思います。
また、「応援者さん」は、こうした一連の見方を「私がそう決めつけている」かのようなニュアンスでレスされていらっしゃいますが、そうした意図が無いことをもう一度最初から私のコメントを読んで確認頂きたいです。
色々な点に疑問を呈してこそシュミレーションの意義もより高まると私は考えています。
「シュミレーションで数字が合いました。だから記事で挙げられたような不正は無いんですよ。」という結論に無批判に行くには早すぎると思いますので。
長文になり失礼致しました。
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