【大阪W選】過去の大阪市、暗黒の政治:甘い「夢」は巨額債務に変わった 「市民の足」にのしかかる負の遺産

大阪市の甘い「夢」は巨額債務に変わった 「市民の足」にのしかかる負の遺産(産経WEST)

(引用)
挿入図:大阪市の土地信託事業による〝負の遺産〟

 「できあがった建物は公共事業に似つかわしくないものばかり。今の行政マンの価値観からみれば、ずさんな事業だった」。後処理にあたる大阪市の担当者がそうため息をつく3つの事業がある。

 いずれも「遊休地の活用」をうたい文句に、昭和63年~平成3年に契約した土地信託事業だ。

 活用したのは、バブル経済で土地の値段が右肩上がりを続けていた昭和61年に国が整備した「公有地信託制度」。信託銀行に公有地を委ねて収益物件を建てさせ、運営させる。市は土地を預けるだけ、民間活用で再開発や街作りが可能で、配当まで受け取れるという触れ込みだった。

 3つの事業で計1592億円にのぼる事業費もすべて事業益で賄ったうえ、30年間で計約664億円の配当を受け取る-。まさに「夢」のような甘い計画を市は本気にした。

バブル経済崩壊

 確かに、建物は続々と建設された。高さ約200メートル、51階建ての高層ビルを含む4棟のビルで構成する港区のオーク200は、ホテルやマンション、ボウリング場、プールなどが入る延べ床面積約25万平方メートルの巨大複合施設となり、平成5年に全面開業した。

 7年に開業した住之江区のオスカードリームは19階建てビルにホテルやスポーツクラブなどが入居した。

 都市型立体遊園地として浪速区に9年に開業したフェスティバルゲートは、海底に沈んだ古代都市をイメージした奇抜な外観で、建物の内外をジェットコースターが縫うように走った。

 しかし、いずれも開業時にはすでにバブル経済は崩壊、1円の配当もないまま赤字だけが積み上がった。

 市と銀行は、互いに責任をなすりつけ、法廷闘争も展開されたが、特に取り決めがなければ負債は市が引き継ぐのが、この事業の根本的な仕組みだった。

3事業で1120億円
(続く…)

(続き)
 3事業の債務総額は計1120億円。市は信託を打ち切り、事業外の土地も売るなどして穴埋めしたが、いまだ約600億円の債務が残る。完済まで10年はかかる見通しだ。本来なら、市民サービスの充実に回せたはずの貴重な財源が、負の遺産の後始末に費やされ続けている。

 特に、市バス車庫用地を信託したオスカーの負債283億円は、赤字体質の市バス事業会計で処理するため、市民の足に重くのしかかる。

 市バス事業の資金不足比率は、国が“イエローカード”の基準とする20%の7倍140%に達し、今年度、国の関与のもとで早期再建を目指す「経営健全化団体」に転落した。人員削減などで25年度に31年ぶりに黒字化を達成したばかりだったが、料金値上げや路線廃止などを迫られる可能性がある。

 「巨額債務を負担する危機は明らかだったのに、市が抜本的な解決策を模索した形跡は認められない」

 26年12月、弁護士らによる外部監察チームは、オークとオスカーについての報告書で、市の「無策ぶり」を断罪した。

 事業費は当初計画から最大約1・5倍に膨らんだ上、初めから赤字続きだったにもかかわらず、市が弁護士に相談したのは開業から10年以上がたった17年になってからだった。

 オスカーは今年、大阪の不動産業者に約14億円で売却された。オークは米投資ファンドが約86億円で買い取ることになり土地、建物は12月にも引き渡される。

 紆余(うよ)曲折のすえ、21年にレジャー会社が約14億円で落札したフェスティバルゲートは取り壊され、かつての市有地では今、パチンコ店や量販店が営業している。(引用終わり)

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コメント

  1. 匿名 より:

    そもそも何で「公務員」がハコモノ建てて配当金をアテにするような投資家みたいな事をするんですかね?専門知識もない馬鹿なのに?民間の専門家でもリスク背負いながらやる事なのに?過去の社会保険庁しかり大阪市役所しかり。負の遺産はぜーんぶ国民、市民に乗っけて各種税金、各種保険料毎年ジリジリ値上げ(呆) いい加減にしろって!

  2. 椿 より:

    [太字]
    今まで、国民の血税で、無能公務員どもを遊ばせて来ただけだったんですね。
    大阪と構想反対派は、さらに、この無能公務員どもに、
    「[色:0000FF]国民の血税を使わせてやる[/色]!」とお墨付きを与えてやってるんだから、

    公務員どもも、嬉しくってしょうがないんじゃないでしょうか?!

    おばあちゃん達やおじいちゃん達、本当にそれで良いんですか?

    「子供や孫が面倒見てくれない」とか、
    「家族関係が上手く行ってない」という理由で、
    「[色:0000FF]子や孫より自分達の事が大事[/色]??」って言う人たちが多いけど、

    それって、結局おじいちゃんやおばあちゃんの世代が、
    高度経済成長期を言い訳に「[色:FF0000]政治[/色]」や「[色:FF0000]教育[/色]」や
    「[色:FF0000]歴史[/色]」や「[色:FF0000]伝統[/色]」を蔑ろにしてきたせいじゃないの?!

    大袈裟に言うわけじゃないけれど、この『[色:FF0000]大阪都構想[/色]』が、
    政治や教育に対して【[色:0000FF]無責任だった大人達の失敗[/色]】を是正してくれる
    ”[色:FF0000]最後のチャンス[/色]”になるんじゃないの?

    [下線]本当に生きてから死ぬまで、ずっと己の事ばっかりで良いわけ[/下線]?

    [/太字]

  3. 他府県民 より:

    地下鉄の駅の売店も天下りが運営していて、皆さんの税金からお給料が支払われていたと橋下市長が言われていましたね。今はファミマになって家賃収入を得ています。過去の大阪市役所の中に京大派閥が存在していて、無駄な箱物や都市開発を行って来たと、あの前市長の平松さんでさえ嫌悪感を持たれていました。探せばその記事があると思います。
    自分達の定年退職後の天下り先を確保するために当時の議員達と無い知恵を絞って、その結果が税金をドブに捨て更に追徴金を支払う羽目に。誰も責任取らなくていいし、市民も言われないと気が付かない。まぁこれは地方でも言えますが。
    そして議員の後ろにいるのは丼勘定で儲ける企業。ツーカーですよ。同じ穴の狢。
    橋下市長たちは何でもオープンにして有権者に問い掛けてきた。それだけでも稀有な存在です。本来なら報道側はそこを丁寧に掘り下げて私達に知らしめるのが仕事だったのに、本当に地に墜ちたものです。

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