引用
量的緩和=日銀インフレ目標論には池田信夫氏のように論理的に反対論を唱える者もたくさんいるし賛成論者もたくさんいる。後から読もうと切り抜いていた新聞記事の中にノーベル経済学賞受賞者のクルーグマン氏のコラムがあった。同氏ははっきりと量的緩和を主張する。池田氏とノーベル賞受賞者。うーん
公選職である政治家が経済論に精通しているわけではない。政治家は決めることが役割である。ゆえに決める仕組みを整える。かつての竹中平蔵先生の頃の経済財政諮問会議ではプライマリーバランス論に絡んで成長率と金利の関係ということが徹底的に議論されたそうだ。今の政府にはそう言うものがない。
国会もそういうことを議論する場じゃないのかな。量的緩和についてどうなのか。公開の場で専門家が口から泡飛ばして大激論してそして最後は政治家が決める。理論なんて専門家の数だけあるんだから、どれが本当に正しいかなんて分からない。専門家は自分の論こそ正しいと思っている。政治が決めるべきだ
MBSのちちんぷいぷいの石田解説者が、大飯の原発再稼働に反対する僕の考えに対して、「政府の隠している重要な情報とは何か」と仕切りに疑問をぶつけていた。重要な情報の中身については僕は分かりません。僕が言いたいのは、安全委員会の安全コメントを求めていないということ。
政府は定期検査後の再稼働の手続きで進めようとしている。今回は単なる定期検査後の再稼働手続きではダメでしょう。そして石田さんは、保安院と安全員委員会のコメントが一致していないことが問題だが、安全委員会は完璧に安全だとは言っていないが、安全じゃないとも言っていないと指摘。
まず保安院と安全委員会の関係ですが、安全委員会が保安院をチェックする仕組みです。安全委員会の方が上です。そして安全委員会が出したコメントは、ストレステスト一次評価の数字は間違っていないというもの。安全かどうかは全くコメントしていません。むしろ一次評価では安全とは言えないとコメント
斑目委員長はストレステスト一次評価では安全とは言えない。しかし再稼働は政治判断。また定期検査後の再稼働について法令上安全コメントを出す立場ではないと完全に逃げてしまった。こんな中で政治家が安全宣言を出すのはおかしいと僕らは言っているのです。石田さん、よろしいでしょうか?
経済論に戻るけど、池田信夫氏の論も分かるけど、だけどノーベル経済学賞のクルーグマン氏は量的緩和論。中央銀行、もっと量的緩和やれよと。池田氏はノーベル賞のクルーグマンの方が間違ってる!と言うのかな?政治家は数ある論のうちどれかを選択しなければならない。そのプロセスを作ることが重要だ
posted at 03:22:28
(橋下氏 twilogより)