3/18 橋下氏 Twilog Part.2 『白紙委任』はヒトラーを想起・・・に対する反論

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引用

ヒトラー独裁のときの統治機構・メディアの情況と今のそれを比較して独裁云々を論じなければならない。今の統治機構において権力は完全な任期制。そして公正な選挙で権力は作られる。これだけでいわゆる独裁は無理。さらに何と言ってもメディアの存在。日本においてメディアの力で権力は倒される。

僕はそういう意味でメディアの公式な取材にはできる限り応じているつもりだし、情報公開も徹底しているつもり。選挙が公正に行われる限り、権力の独裁はあり得ない。三権分立も機能している。今の日本の統治機構はかなりの完成度で権力を抑制する機能が働いている。やり過ぎと言うくらいに。

だからそのバランスを整えるために、首相公選制や参議院の廃止を含む抜本改革を主張した。またマニフェストが行き過ぎのところもある。政治家は弁護士とは違う。依頼者との法的契約の中で行動が縛られるわけではない。政治とは、総合判断の極み。事前の契約で全ての判断を拘束すること等できない。

ゆえに、政治家は大きな方向性、価値観を示し、それが支持されたのであればその範囲である種の白紙委任となるとの認識を主張した。その大きな方向性、価値観が、今まとめている維新八策である。個別の政策は、維新八策の範囲内で展開していく。個別の政策を事前に全て出し切ることは不可能。

また事前の契約を前提とすると不測の事態に政治家は対応できなくなる。政治家は大きな方向性、価値観を示す。重要事項については個別に示す。そして任期の中で、またメディアチェックや様々な権力チェックの中で総合判断を繰り返す。これが政治でありある種の白紙委任の意味である。

僕なんかね、制度で雁字搦めに縛られ、維新の会以外の多数会派とメディアの厳しいチェックも受けて、独裁なんてやりようがないですよ。所詮、ローカルの大阪市役所の所長ですしね。それに比べれば、渡辺氏の方が読売新聞社だけでなく政界も財界も野球界も牛耳る堂々たる独裁じゃないですかね!

(橋下氏 twilogより)

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