台風による関西地域の被害が心配な所です…
この様な状況の中、あえてツイートした橋下さん。
この(思いの詰まった)ツイートを読むと、その意味が分かる気がします…
関連記事:竹山市長、自治連合会に、ばら撒いた「補助金」と求めた「見返り」
(引用)
大阪市地域防災計画に基づき、大阪市域大和川周辺に対して避難勧告を出しました。携帯電話の緊急速報で市民の皆さんには随時お知らせします。詳細は大阪市のホームページ等で確認して下さい。市長が個人的にツイッターで知らせるものではありません。これは市役所として組織対応していきます。大和川の状況が落ち着くまで、僕も知事も、自宅で役所との連絡。状況が落ち着いてから、堺市長選挙のために堺市内に入ります。ゆえにツイッターで、堺市長選挙について述べます。久しぶりのツイッターだな~。以前の感覚、忘れちゃった。徐々に取り戻します。
さて、堺市長選挙が始まりました。相変わらず、敵陣は、堺がなくなる!!堺をなくすな!!の一点張り。これ、僕の大阪市長選挙のときの敵陣主張と全く同じ。そして自民党、民主党、そして共産党までがタッグを組んでいる構図も全く同じ。
だいたい自民党と共産党がよく引っ付けるよね。いかに議員の世界が馴れ合いかってよく分かりますよね。当選したら、議員として皆仲間。共産党も、自民党にかみついているけど、茶番、茶番。今、本気で闘っているのは、維新の会だけですね。自民党と共産党が一緒に組むってブラックジョークにもならない
そして敵方竹山さんは、堺市役所をフルに使って選挙をするという、まあ旧い政治を思う存分やっています。こういう古い政治を批判して、4年前、現職の相手方を破ったのに。そう言えば、僕の市長選挙のときの、平松さんと全く同じ手法。結局、現状維持を求める人のやり方って、皆同じなんだよね。(続く…)
(続き)
竹山さんは、自らの政治ポスターを堺市立病院の掲示板に掲示、そして副市長は公用電話をフルに使って、府内市町村長へ応援の呼びかけ。そして旧い政治の黄金パターン。自治会組織のフル活用。まず地域に補助金をばら撒きます。そして政治資金パーティのパーティー券を買わせる。こんなこと良くやるな~竹山さんは小学校単位で100万円をばら撒き。そして小学校単位の自治会長へ自らのパーティー券を最低10枚は購入させる。堺市内には90ちょっとの自治会長が存在するので、これだけで約1000枚の売り上げ。これって政治家が補助金を受けている業界団体にパーティー券を買わせる構図と全く同じ。
僕の市長選挙のときも、平松さんは自治会をフル活動していたね。結局、今の役所の体制をそのまま守りたい人のやり方は共通する。それが一番楽だから。4年前、そういう古い体制を変えていこうと、竹山さんは言っていたから応援した。ところが当選すると、楽な方を選んじゃうんだよね。
それはさておき、いつもの、堺がなくなる!大阪がなくなる!という都構想批判について。今、堺市内には、元Jリーグチェアマンの川淵三郎さんのポスターがあふれかえっている。竹山市長の高校の同窓のよう。川淵さんが、堺をなくすな!と言っているポスター。
川淵さんの日本サッカーにおける功績は素晴らしいものがあるけど、政治には無知なことをさらけ出してしまった。大阪都構想は、堺をなくしません。堺はなくなりません。今の堺「市」が堺「区」になるだです。市役所組織が変わるだけ。
大阪では都になった経験がないから、皆予測できない。こういうときには、歴史を振り返ればいい。東京都制の歴史だ。1943年まで、東京も、東京府と東京市だった。それが1943年に東京市がなくなり、東京都と区になった。じゃあ東京市がなくなって、東京はなくなったのか?
1943年に東京市がなくなっても、地域はそのまま、歴史や伝統もそのまま、何もなくなっていない。なくなったのは、東京市役所、東京市長、東京市議会議員だけなんだ。この事実を押さえなければならない。そして市役所職員は、都庁職員や区役所職員へ転籍。
そうすると、1943年に東京市がなくなったことで、なくなったのは、東京市長と東京市議会議員だけなんだよね。これが真実。つまり、大阪都構想は、大阪市長、大阪市議会議員、堺市長、堺市議会議員をなくす構想なんだ。
大阪府知事、大阪府議会議員も、都知事、都議会議員に衣替えするから、大阪府知事、大阪府議会議員もなくなると言えばなくなるようなもの。つまり、大阪都構想は、大阪府庁、大阪市役所、堺市役所をいったん廃止して、大阪都庁、大阪区役所、堺区役所に作り直す構想。
大阪区役所は5から7つ。堺区役所は1から2つ。それぞれの区役所に大阪、堺の名前を冠せば、大阪はなくならないし、堺はなくならない。地名はそのまま残る。歴史や伝統はそのまま。市役所職員は、都庁職員や区役所職員へ転籍。結局、大阪都構想でなくなるのは、市長と市議会議員。ここなんですよ!
その通りなんです。ただ市長はなくなります。また市議会議員の方が上って、市議会議員は思っています。だから猛抵抗。 RT @himuro747: @t_ishin 世田谷区議会みたいに、堺区議会も出来るから、結局あまり変わらないのでは?
ありがとうございます。敵方、今の堺市役所体制を守ることに必死です。よっぽど楽なんでしょう。 RT @wawawa1967:堺市民です。橋下市長を使用した馬鹿げた超下品なチラシがポストへ投函されておりました。即日、堺北署の選管へそのチラシを持参して連絡しました。選挙頑張って下さい。
まだ災害対策本部は立ち上げていません。こういうことは組織対応するのです。組織マネジメントを勉強するように。 RT @zenrasm: @t_ishin 氾濫に備えて水防組織が活動しているのに、選挙活動をしている危機管理本部長たる市長!
危機管理・組織マネジメントを勉強するように。何でもかんでもトップが出るものではない。特に大阪市役所という巨大組織では RT @9_25imayayapu_: 職員は出勤してるのに首長は自宅待機wRT@nabeteru1Q78: 出勤しなされ。
敵方、堺市政のことではなく、僕の個人攻撃に入っています。どんなチラシかツイッターで拡散して下さい(笑) RT @wawawa1967: 堺市民です。橋下市長を使用した馬鹿げた超下品なチラシがポストへ投函されておりました。即日、堺北署の選管へそのチラシを持参して連絡しました。
同時に複数の仕事ができるくらいでないと市長などできません。危機管理はちゃんとやっています。 RT @cooljoe1123: 市民がお怒りですけど、関係ないでしょうね。 “@rickdiascom: @t_ishin いいかげんにしろ!状況考えろよ! by大阪市平野区民”
市役所が組織としてしっかりと出します。 RT @sinntomu: @t_ishin 政治活動はいいから 災害情報でも出せ ぼけ
何でもかんでも災害対策本部ではありません。今は危機管理監の陣頭指揮 RT @acncagua: まだ災害対策本部は立ち上げてないって、遅すぎ…… RT @t_ishin: まだ災害対策本部は立ち上げていませ。こういうことは組織対応するのです。組織マネジメントを勉強するように。
堺をなくすな!堺を守れ!とういうフレーズは、実は堺市長をなくすな!堺市議会議員を守れ!というフレーズなのです。竹山さんは中世の堺の自治を持ち出しますが、その時代は、堺と大坂は戦をしていました。しかしそれから500年経った今、堺も大阪なのです。大阪府知事は堺市民の代表でもあります
今や大阪と堺は敵対関係ではない。一緒にならなければならない関係です。そして何よりも、堺市役所で何でもかんでもできる時代じゃない。堺市役所でできること、できないことがある。大阪市役所も同じです。大阪市役所で何でもかんでもできる時代じゃない。
地域や地元ののことは、市役所よりもより住民に近い区役所でしっかり対応する。堺のことは堺区役所で決めればいい。堺の自治はしっかりと守ります。しかし、堺市役所だけではできないこと、大阪市役所だけではできないことは、ワン大阪、一つの大阪として、大阪都庁で対応すべきだ。
大阪都構想を実現しないと、堺の発展はありません。堺市役所の力だけでは堺は衰退すのみ。堺の中心街の状況を見て下さい。酷いもんです。 RT @rirenda: @t_ishin 大阪と堺は敵対関係じゃない? じゃあなんで堺市を守ろうとする側を敵方なんて言ってるんだ
まだ危険情報は出ていません。 RT @cycle_BAN: @t_ishin @acncagua 淀川がとても心配です
府がさらに発展したものが都です。東京も、東京府と東京市が合わさって東京都になりました。 RT @ray3100:しかし、大阪府は大阪府であってほしい!府は他県では使えない以前に二本の中心であった証。自分は大阪府という場所に誇りを持っています。都になってしまえば、少なからずなにか
ちゃんとやっていますよ。市長の仕事は危機管理監への指揮。危機管理監から報告を受けて、判断を求められたら判断をする。それがトップの仕事 RT @kendo_hakama: 台風で避難指示が出ているのに、応援演説だ都構想とか、橋下徹 大阪市長 @t_ishin はいつまで言い続ける
堺のことは堺で決める。これはもちろんのこと。それは今の市役所でなくてもいい。より住民に近い区役所で決める方が良い。今の堺市や大阪市の区役所の区長は、選挙で選ばれていない。市長の任命による職員区長。ゆえに東京23区のように区長を選挙で選ぶ新制堺区役所にする。これが新しい堺の自治だ。
堺市役所だけではできない仕事がたくさんある。堺の景気回復など今の堺市役所ではできない。今回の国家戦略特区の申請も堺市役所はできていないようだ。関空戦略や、大阪全体の観光戦略、都市魅力戦略からも完全に漏れてしまっている。都心部の交通ネットワーク政策も堺市役所だけでは無理だ。
泉北ニュータウンの再生も堺市役所だけでは無理だ。竹山さんは、堺市役所の実力を的確に評価、認識していない。自らの組織の力を客観的に認識するのは、これはトップとして一番必要な能力。堺市役所でできること、できないこと。 しかし竹山さんは、堺市役所で何でもかんでも全部やろうとする。
大阪市役所や大阪市議会議員もその傾向があった。大阪市役所が何でもかんでもやれば良いと。しかしそれが非現実的だったことは、オリンピック招致ではっきりした。2008年オリンピック招致に、大阪市役所が名乗りを上げたが、結果は惨敗。名古屋市もダメだった。
オリンピックを呼ぼうとすれば、都市の力が試される。役所の力が試される。今の日本で、オリンピックを呼ぶことができる力を持っているのは、東京都庁だけだろう。大阪市役所でも無理。堺市役所ならもっと無理。だからこそ、大阪府庁、大阪市役所、堺市役所をまとめて大阪都庁を作る。
大阪にオリンピックを呼べるような、そんな大阪都庁を作る。30年後、いや40年後になるかもしれないが。それくらいの夢を持ちたい。そして地域のこと、地元のことは、市役所より住民に近い新制大阪区役所、堺区役所がしっかりと対応する。区長は選挙で選ぶ。これが大阪都構想。
大阪都構想で、堺はなくならない。堺市役所が大阪都庁と堺区役所に再編されるだけ。堺の地域や地名、歴史と伝統は何ら変わらない。なくなるのは堺市長と、堺市議会議員。だから市長と市議会議員は猛抵抗。自民党と共産党が引っ付くのは政策のためではない。自らのポジションを守るためだけ。
また竹山さんは、大阪都になると堺の税金を大阪都に奪われるという。竹山さん、大阪府の幹部もやっていたのに・・・・堺のことは堺市役所だけで全てやっているのではない。大阪府庁も堺のために働いている。だから大阪都構想は堺市役所と大阪府庁の仕事の役割分担の話なのだ。
大阪府知事が、堺市民の税金を私で使えば、これは大問題だ。しかし、堺の仕事のうち、市役所がやる仕事、府庁がやる仕事を整理して、市役所がやっていた仕事を府庁がやることになれば、当然その税金は府庁が預かることになる。堺市役所も大阪府庁も堺市民から税金を預かっているだけだ。
どうも竹山さんや敵方の主張は、堺市民から集めた税金は、堺市役所のものだ!と言わんばかりの主張。預かっているという謙虚さがない。仕事をやるために預かっているに過ぎない。もし、これまで堺市役所がやっていた仕事を府庁にやってもらというなら、その分の税金は府庁が預かることになる。当然だ。
堺の仕事をやるために大阪府庁が税金を預かることを、竹山さんや敵方は、堺市民の税金が奪われる!と主張する。そしてその額を400億円などと主張するが、その額には何の根拠もない。今、大阪府、大阪市でその協議をやっているが、堺市は協議に入ってきていない。数字に何の根拠もない。
大阪府庁も堺市役所も、堺市民のために仕事をして、堺市民から税金を預かっている。仕事に見合う税金を預かっているに過ぎない。堺市民のための仕事の量に見合った税金を預かるのは当たり前のことだ。堺市役所だけではできない仕事がたくさんある。
堺市役所だけではできないのに、堺市役所だけでやろうとしていたことが、大問題。それで堺は衰退の一途。大阪市も同じ。トップは自らの組織を的確に把握しなければならない。そして大きな仕事をするには、それに対応できる組織を作らなければならない。これが大阪都構想だ。
今の大阪が中途半端なのは、東京都庁がやってきた仕事をやれるだけの役所組織が大阪にはない。だから役所の再編をやる。オリンピック招致が典型例。あれだけの仕事をやろうと思えばそれに対応できる大阪都庁が必要。大阪府庁、大阪市役所、堺市役所の3分割ではダメだ。大阪は成長しない。
竹山さんは、堺市役所だけで堺を成長させようとしているみたいだが、それは無理だと早く悟るべきだ。住民に身近なことは区役所で対応するとして、堺の成長は、大阪全体の成長の中で進めるべきだ。大阪が一つにまとまれば、大阪全体の成長がはかられる。これがワン大阪、大阪都構想。
大阪都構想は大阪という都市の構造に合わせた役所の再編。全国で2番目に小さい面積で、人口は全国で3番目に多い。すなわち東京と同じ構造で、大阪全体が一つにまとまった人口・事業所集積の都市構造。大阪市、堺市と分断する必要はない。大阪を一つとするべきだ。
他府県の状況はそれぞれ違うので、都構想が大阪以外で適用されるかは知らない。しかし、大阪においては、ワン大阪が絶対に必要だ。今の大阪府庁、大阪市役所、堺市役所のままでは、未来永劫、大阪にオリンピックを呼ぶことは不可能だ。だから挑戦したい。
今、東京都民のシティプライドは最高潮だろう。70年前に東京市があったことを覚えている人はどれだけいるか。東京市にノスタルジーを感じている人はどれだけいるか。東京市がなくなっても東京の歴史と伝統は生きている。そして区民と同時に、東京都民としてのプライドは世界の中でも最高峰だ。
1943年に東京府と東京市を合わせたのは大成功だ。あのまま東京府と東京市が残ったままだと、今の大阪の状況になっているだろう。東京府と東京市の対立。そして東京市の中途半端な力と、中途半端なシティプライド。ワン東京として東京で一つにまとまり、界の中の東京になった。
東京を完全に真似する必要はない。歴史や伝統・文化は東京と大阪は異なる。しかし都市の力、役所組織の力のレベルは東京レベルを目指すべきだ。中身ではなく、力のレベル。それこそが東京一極集中を打破し、日本の推進力を高める。日本の危機管理体制にも資する。日本には東京・大阪のエンジンが必要だ
30年後には、オリンピック招致に名乗りを上げられるような大阪に。歴史や伝統、文化の違いはあっても、東京と並ぶ日本のエンジンとしての大阪に。そのためには、大阪府庁、大阪市役所、堺市役所の再編が必要不可欠。大阪都庁と新制大阪区役所、堺区役所。これが大阪都構想。堺は決してなくならない。
大阪の天気も回復してきました。関係各署からの情報取集に基づいた危機管理監との協議によれば、淀川は危険状況にはありません。大和川の水位のピークも過ぎ去り、低下傾向に入っています。水位の状況を見ながら、避難勧告の解除の判断をします。各避難所には計800名ほどの皆さんが避難しています。
結局、大阪都構想に反対するのは、現在の堺市役所、堺市長、堺市議会を維持するというだけ。現状維持。現状維持に発展、未来はない。今、堺は衰退の一途。堺の中心街など酷い状況。堺市役所の力だけではどうしようもない。そうであれば、自ら未来を切り拓いていくしかない。挑戦だ。
挑戦には不安もある。リスクもある。しかし、現状維持では将来は拓けない。今の大阪に必要なのは挑戦だ。不安やリスクが少しでも解消するよう、説明責任は尽くすし、緻密な制度設計はする。しかし100%完璧なものなど不可能だ。100完璧なものとなった時点で、それは挑戦でなくなる。
今、大阪都構想に批判や文句が山ほどぶつけられるが、では対案はどうなんだ?というと、対案は一切なし。結局、現状維持。批判や文句はやろうと思えばいくらでも言える。しかし新しい構想を示すとなるとこれはとんでもなエネルギーが必要。批判や文句は誰でも気軽にできる。それは評論家に任せれば良い
政治家は、批判や文句を言うことが主たる仕事ではない。新たな構想を示すことだ。大阪都構想に反対する竹山さんは、新たな構想を示すべきだ。竹山さんには今の状況を打破する構想が全くない。結局現状維持。誰でも言えることを言っているだけ。それでは堺に未来は拓けない。
(橋下氏ツイッターより)