日経に、松野頼久維新の党代表と松井一郎大阪維新の会幹事長のインタビューが掲載されました。分かりやすい対比になっていますので、ぜひご一読ください。
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— 足立やすし (@adachiyasushi) 2015, 9月 30
(引用)
――地域政党を今あえて国政政党にする必要性はあるのか。「地方の課題を解決するとき、中央で一定のパワーを持たないとできない。国政政党としてのポジションをつくるのは当然の話だ」
「維新の党と価値観が非常にずれてしまった。単なる反対のための野党ではない。政策で集団を形成するのが価値観だったはずなのに全てでずれた。維新の基本理念に沿った国会議員の集団を改めて作っていく」
――松野氏は政策の違いはないと言っている。
「違っているのを全く感じられていないのが問題だ」
――松野氏が旗振り役の野党再編に参加する可能性はないのか。
「民主党のみなさんと一緒になる気持ちはまったくない。野合、談合、選挙互助会にならなければいいなと思っている」
――菅義偉官房長官ら官邸側との意思疎通は新党でも続けるのか。
「もちろんだ。国で規制緩和を考え、地方が既得権益を突破してでもやっていくことを期待されている。日本経済を成長させるために中央政府と地方政府として連携してやりたい」
――他の首長よりも明らかに接触が多い。
「安倍政権とは価値観が合う。本気で日本を変えないといけないと思っているところが同じだ」
――「大阪都構想」の再挑戦で協力を狙うのか。
「都構想はエンジンを大阪に作っていく話だ。政府として必要な統治機構改革に位置づけられると思う」
――安倍政権が協力を一番期待しているのは憲法改正だ。
「新党で掲げる道州制は憲法改正しないとできない。憲法改正を進めるのは協力できる」
――いずれ連立政権を組んだり閣外協力したりするのではないか。
「一切考えていない。政府に対して是々非々の対応、政党としての立ち位置をつくる」
――引退表明した橋下徹氏はいずれ国政に出るのではないか。
「政治に興味関心がなくなったわけではない。何かのポジションに就くことは当面はないが、新党の精神的支柱だ」
(引用終わり)
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