「馬毛島に普天間を」 おおさか維新、暫定移転を提言(琉球新報)
(引用)
2019年2月までの米軍普天間飛行場の運用停止(5年以内運用停止)の確実な実現に向け、おおさか維新の会は24日までに、普天間の機能の暫定的な移転を含めて、鹿児島県の馬毛島(西之表市)を活用する新たな案を出す方針を固めた。おおさか維新の政務調査会長の下地幹郎衆院議員らが25日に馬毛島を視察する。同島を含めて数カ所の調査を進めた上で5月に訪米し、米高官らとの本格交渉に臨む考え。同党は米軍の対北朝鮮戦略基盤の構築や沖縄の基地負担軽減に向けて、独自案の集約を進めている。沖縄の米軍基地負担軽減に関しては、馬毛島に在沖米軍の訓練移転を進めることで騒音問題の解消などにつなげることを目的としている。
馬毛島は種子島の西約12キロにある無人島で、政府は現在、硫黄島で実施されている米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転候補地として検討を進めているが、地元の反対などで計画が進んでいない。
一方、同島は無人島となって以降、個人所有となっているが、おおさか維新は土地所有者とも接触した上で馬毛島の活用について検討を進めているという。下地氏は取材に対して「国と県との和解が行き詰まりの状態となっている。これまでの政府、沖縄県の主張にこだわらず、新たな提案を出して結果をつくり、普天間の閉鎖状態につなげていきたい」と述べた。(引用終わり)
安倍内閣が沖縄県と約束した5年以内の普天間飛行場の運用停止実現は、和解協議といった訴訟の世界では100%、200%、1000%、いや、1万パーセント不可能です。馬毛島の利用が可能になれば、5年以内の普天間運用停止という約束は果たされることは間違いありません。
— 下地ミキオ (@mikioshimoji) 2016年3月25日
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