民主党は一部の方とに、なるんでしょうけどね…
(引用)
維新・橋下徹共同代表 参院選後に「民み」と結集必要
(橋下代表インタビュー)
公約で一番重視しているのは「既得権と戦う成長戦略」ですね。アベノミクスは一定程度、評価されるべきですが、重要なのは「第3の矢」の構造改革です。日本維新の会は、農協の抜本的改革など、票を持つ団体が強烈に反対し政治家がびびってやれなかったことを掲げています。そして、統治機構改革のための憲法改正。政治が機能してこなかった原因は統治機構にあります。自民党には道州制や地方分権をやるつもりは全くないですよ。国会議員が全部仕切り、自分たちが国を動かしたい-。これが自民党の根本的な発想です。アベノミクス効果で株価は上がっていますが、国の仕組みは何も変わっていないんです。
維新だけが憲法改正を一生懸命訴えても、自民党にやる気がなかったら動きません。自民党は自主憲法制定を党是としているわけですから、世論ばかり気にするのではなく憲法にこだわりを持ってほしい。
社会保障改革に関しては、70~74歳の医療費の窓口自己負担率を現行の1割から2割に上げるとともに、40代前半ぐらいの世代については年金支給開始年齢を段階的に引き上げていくべきです。これは今回の選挙でどの政党も言っていません。政治家は(国民への負担を)なかなか言えない。しかし、維新はそれをしっかり打ち出しています。(続く…)
(続き)
参院選の結果が(自身への)信任・不信任の話であるのは間違いないです。選挙の責任者は松井一郎幹事長なので、勝敗ラインは僕が口にすることではないですが、「現有3議席を確保すれば勝ち」とはならないし、4議席でも5議席でも勝ちではありません。僕も含めて、個々の政治家のいろいろな感情が先行し、野党は一つにまとまりきれていません。
民主党、みんなの党、維新の支持率を合わせれば20%近くには達するわけですよね?二大政党政治を目指すなら、少々考え方に幅があるにせよ(参院選後に)なるべく一つにまとまる作業が必要になると思いますね。
ただ、国民にそっぽを向かれるようなまとまり方はだめです。自民党に対抗するためだけに集まった民主党は、考え方の幅が広すぎたため政権運営ができなくなってしまった。どの程度の幅までなら政権運営が可能か、高度な政治判断を求められることになると思います。(産経ニュース 7/10)