(朝日新聞より引用)
(大阪都構想1分ガイド)「大阪府」でなくなるの?大阪都構想に反対している自民党大阪府連は「大阪都構想」と呼ばないよう主張している。「大阪府が『大阪都』になるのでは、と誤解される」というのが理由だ。
実際に住民投票で賛成多数になり大阪市が五つの特別区に再編されても大阪府の名称はそのままで、「大阪都」にはならない。地方自治法は都道府県の名称変更を「法律で定める」と規定しているが、都構想の手続きを定めた大都市地域特別区設置法は名称変更に触れていないためだ。
大阪府を「大阪都」に変えるには、例えば「大阪府を大阪都にする」といった新法をつくらなければならない。だが、特定の自治体だけに適用される法律をつくるには憲法上、住民投票にはかる必要があり、府民全体に名称変更の是非を問うことになる。ほかに、名称を変更できるよう地方自治法を改正する方法も考えられる。(引用終わり)
大都市地域特別区設置法
(第十条)
特別区を包括する道府県は、地方自治法その他の法令の規定の適用については、法律又はこれに基づく政令に特別の定めがあるものを除くほか、都とみなす。
ややこしいですが、確かに、名称はすぐに「大阪都」にはなりません。
しかし、上記にある様、
法律の上では「都」とみなす。となっています。
「名前は、府のままかも知れないが、肝心の中身は東京都の様な仕組みになりますよ」
と、いう訳です。
【わかりやすい】大阪都の特別区の区割り図(サムネイルクリックで拡大)
(うらしまさん作成。ありがとうございます。拝借致しました。)
コメント
維新と自民の(橋下氏と安倍首相の)国政での連携において、
名称も都だという法案を提出するんでしょうね。
「新しい葡萄酒は新しい革袋に」の言葉の通り、
世界に"Osaka Metropolis"をアピールするならこれも必要な事でしょう。