(社説余滴)まだまだ「大阪都構想」か 加戸靖史:朝日新聞デジタル https://t.co/61Ewu3pcWH
「力不足を棚に上げて言えば、5年余り取材してきた私も「まだ都構想なのか」という思いをぬぐえずにいる」
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棚にあげるな💢
朝日新聞、ほんまにレベル低すぎ。
早く廃業を! pic.twitter.com/YHXf5ubOVd— 足立康史 (@adachiyasushi) 2017年12月17日
(社説余滴)まだまだ「大阪都構想」か 加戸靖史:朝日新聞デジタル
「大阪都構想の議論が再び本格化した。この機に社説を」。先月末、論説委員室の会議での私の提案に、東京の同僚たちの反応は薄かった。
「大阪以外で同様の動きはあるのか」「大阪維新の会の延命策じゃないの」。そんな声が相次ぎ、この社説余滴欄へ書くよう、やんわりと勧められた。ボツである。
力不足を棚に上げて言えば、5年余り取材してきた私も「まだ都構想なのか」という思いをぬぐえずにいる。
大阪都構想は、大阪市を東京23区のような特別区に分割し、広域行政は大阪府(都)に一元化するものだ。
5区に分割する前回の構想案は2015年の住民投票で小差ながら否決され、主唱者で大阪維新の会代表だった橋下徹大阪市長は引退した。
だが「都構想への再挑戦」を掲げる松井一郎知事と吉村洋文市長のもとで4区か6区に分割する新案がつくられ、議会との論議が始まった。松井氏は「来年9~10月に住民投票を」と言う。
前回案と比べ、区ごとの税収格差が全般に縮まるなど、改善も見られる。だが、そもそも何のために大阪市を廃止するのか。大義がかすんでいると思えてならない。
東京と比べ大阪が低迷している主因は府と市の二重行政にある。大阪府(都)知事一人を司令塔とし、大阪を成長させる――。橋下氏以来、維新は大義をそう語ってきた。
ただ、東京の一人勝ちは果たして歴代都知事のリーダーシップゆえか。政府機関が集まる首都に、国が率先して人や金を呼び込んだ面の方がずっと大きいのではないか。
大阪が府と市を束ね、「都」を名乗っても、東京優先の構図は容易に変わるまい。
維新が大阪の成長策としているのは、カジノを含む統合型リゾートや万博の誘致、新幹線や高速道路の整備だ。
いずれも結局は国頼みだ。数百億円の費用を投じて「都」に移行しなければできないことか。大いに疑問だ。
大阪都構想は、大都市の新たな将来像を具体的に示した点で画期的だった。それでも市民は悩み抜いた末、ノーと結論した。敗れた側は、自分たちの大義をまず徹底的に問い直し、「再挑戦」以外の道も探るべきではなかったか。
急激な高齢化や貧困の拡大など、大阪は大都市の共通課題を先取りしている。全国が注目する大阪発の再生策はほかにないか。住民投票を急がず、一から論議してほしい。
(かどやすふみ 前社会社説担当・大阪在勤)
(謙遜したつもりか)
記者自身、力不足を認めていますが、その通りですよ!!
言ってる通り、今
IR・万博、新幹線や高速道路の整備を、国と協力して進めているけど
これ、もし大阪市長が変わって、(何でも反対)朝日の主張に沿った様な人に成ったら・・・
全部、止まるんですよ!
大阪府860万府民が、進めて欲しいと望んだとしても!
「国頼み」って、批判した積りかもしれないけど、
「橋下・平松時代」は、意見がまとまらず、国に頼む所までもいかなかったんだぜ!
おっしゃる通り「ボツ」になって当然の記事
朝日にもまだ、これを社説に載せるのはみっともないと思う気持ちがあったようだけど・・・
この記事、社説のすぐ下に載せたんだよね・・・さすが朝日・・・(-“-;)
P.S.
先日、近所にある朝日販売店の人と話をした
この方は、珍しく紙面をチャンと読んでいる(配っていても読んでない人も多いと聞く・・・)
慰安婦・吉田調書後の本社の対応と、最近の左傾化した紙面は納得いかないと言っていた
でも私が「左に寄らないと部数減に歯止めが掛からないんじゃないの?最近はどう、下げ止まったの?」と聞くと・・・
販売員の方「まあ、そうなんですけど・・・実は、先月、チョット増えたんですよ!」と・・・(私、ビックリ!)
日経が500円も一気に値上げしたせいで、乗り換えで朝日にした人が意外に居たそうな・・・
でも、日経読んでた人が、今の朝日読んだら、受け入れられるのか?
それとも、染まっちゃうのか?・・・
コメント
いつも楽しく拝見しております。
ありがとうございます。
朝日記者、5年余り都構想を取材。しかし未だその意義を理解出来ずにいる模様・・・
一番、誰の目にも分かるのは関空の民営化ですね。
日本の地方空港って滑走路が国、空港ターミナルが地方自治体と言う風に利権が2分され
ているので「国」だけで改革出来ないし「地方」だけでも改革出来ないようになっています。このあたりが官僚のずる賢いところでしょう。
橋下氏がここにメスを入れたことで発着料金(当初は80万円)が見直し出来るようにな
って韓国の仁川(当時20万円台)と対抗できるようになった。
最近のインバウンド需要が関西経済の起爆剤になっているのは誰にでも理解できる所で
すが、関空の2重支配体制は「都構想」の改革が目指したところとイコールです。
きちんと取材していたらこの程度は簡単に理解が出来ると思うのですが。朝日でも・・
都構想に関連したネタだから没的に扱われただけですね(興味なし)。都構想の機運が高まってきたら、またまたエリート面して揚げ足取りにしゃしゃり出て来ますよ(笑)府知事、市長の連繋すら記事にしたくない新聞なんですからこれから先、反維新の記事が掲載されたとしても、もう取り上げる必要ないと思います(笑)