2/24 橋下市長ツイッター「河野談話の問題性と大阪都構想・世論調査について・・・」

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(引用)
日本人はロジック、論理を突き詰めて考えない。そのような教育を受けずに大人になるから仕方がないが。しかし世界においてはこのロジック、論理が非常に重要視される。慰安婦問題についてやっと河野談話の問題点が日本において浮き彫りになってきた。日本維新の会は、ここはこだわっていく。

日本維新の会の山田議員の質問によって、河野談話が裏付けのない政治ペーパーであったことが明確になった。歴史事実を語るのに、政治的妥協をやってしまった最悪のペーパーだ。さてここでも日本のメディアは論理にこだわらない報道合戦になっている。感情的主張、自説をただただ述べるだけ。

朝日新聞は、「日本の官憲の関与の可能性あり」と報じた。読売、産経は、「日本の官憲が直接指示した裏付けはない」と報じた。どちらも、何のために河野談話の問題性を論じているのかという主題の設定がない。だから議論がかみ合わない。

これまで河野談話の問題性を論じるのは、日本の行為の正当性を論証するためであった。日本の官憲が直接指示をしていない=何も問題はない。これに対して朝日、毎日は、日本の官憲も関与した可能性があるので日本は悪いと。全くかみ合っていない。

日本維新の会は、これから河野談話の問題性を明らかにしていくが、間違ってはならないのは、日本の行為を正当化してはならないことだ。これは世界に受け入れられない。主題は、世界から日本だけが袋叩きにあっている状況を止めるためだ。(続く…)

(続き)
戦場の性の問題は、世界各国が抱えていた共通の不幸な歴史だ。にもかかわらず、日本だけが特殊だと評価され、日本だけが袋叩きにあっている。これは正さなければならない。世界各国が過去の不幸な歴史を反省し、二度と同じことを繰り返してはならない決意をする。一国だけを非難する問題ではない。

ところが、河野談話のおかげで、日本だけが戦場の性の問題で特殊な国だと評価されてしまっている。国を挙げて、女性を拉致・人身売買していたと。このことをもって性奴隷と表現されている。この事実は歴的事実として確定していない。

だから日本も世界各国と同様の戦場の性の問題を抱えている。世界各国と同様に、反省と二度と繰り返してはならない決意をしなければならない。しかし、日本だけが異常な国だと世界から袋叩きにあう理由はない。

朝日は、官憲の関与の可能性あり!と報じているが、このレベルでは日本だけが特殊だということで袋叩きにあう理由とはならない。世界各国も似たり寄ったりのことをしていた。世界各国と同様に反省し、二度と繰り返さないとという決意をすべきだ。しかし日本だけが袋叩きにあうのは違う。

朝日が言う官憲の関与の可能性を超えて、日本が国を挙げて組織的に女性を拉致、人身売買していたのであれば、日本だけ袋叩きにあっても仕方がないだろう。ただ注意しなければならないのは、読売や産経が言うように、官憲が直接指示をした裏付けがないからといって日本の過去が正当化されるわけではない

ここがこれまでの保守論客の論が国内の内向け議論で終わっていたところ。日本の行為を正当化するために、河野談話の見直しを叫び続けてきた。それで世界からは総スカンを食らって、この件で何かを発言すれば、凄まじい批判を浴びることになる。ロジックが間違っている。

河野談話の問題性は、世界の誤解を解くものだ。日本を正当化するものではない。戦場の性の問題については反省しながら、ただ世界各国が日本だけを袋叩きにすることに異議を唱えていく。世界中で、日本だけが性奴隷を用いていたと評価されている。これには意義を唱えなければならない。

そしてもう一つ。新聞社の入社試験って難しいって聞いていたけど、情けないほど、というよりも笑ってしまうほど、ほんとロジックに弱い。世論調査で、大阪都構想についての賛成・反対の数字がよく出るけど、笑っちゃう。賛否は拮抗しているけど、中身が分からないが8割。こんな結果ばかり。

ちょっと待ってよ。論理的には、大阪都構想を理解していますか?が先でしょ?そして理解している人に賛否を問うべき。理解していない人に賛否を問うてどうすんのよ?世論調査の質問事項を見たけど、大阪都構想についてはほとんど説明なし。

普通の質問はいちいち概念を説明しなくてもよい質問。だからいきなり賛否を問える。安倍内閣を支持しますか?橋下を支持しませんか?こんな質問は説明する必要がない。しかし大阪都構想に賛成ですか?反対ですか?と問われても、その中身が分からなければどう答えるのよ。

そして実際、大阪都構想の中身が分からないという人が8割。そりゃそうだ、かれこれ2年半の議論で、1000ページ以上の資料にわたる構想だ。大学の授業でも教えるのに3年は十分にかかる。それでも今、大阪都構想の中身の説明書の完成まで8合目まで来た。

元へ。大阪都構想は簡単に理解できる概念ではない。賛否を問うなら、まずその中身を説明してから賛否を問うべきだ。そしてメディアは、住民は大阪都構想について分からないと言っている、維新の会の説明が不十分だと言っているの繰り返し。あんたらも説明する責任があるだろうって。

僕も今タウンミーティングをやっているけど、一回3時間はかかる。これでもさわり程度の説明。タウンミーティングしろってバカな学者は言うけど、どうやって260万人の市民に説明するんだ?だからメディアの役割がある。人口が多く、複雑化した社会において政治情報を提供する役割はメディアだ。

世論調査をやる際に、質問事項でちょっと説明すれば良いだけ。橋下はこう言っている。反対者はこう言っている。このような大阪都構想について賛成ですか?反対ですか?って。8割も中身が分からないと言っている有権者に、最初の質問で大阪都構想の賛否を聞くなんて、ほんと質問力がない。

質問力はロジックに支えられる。質問の悪い人は、論理性のない人。質問には順番がある。論理がある。そして世論調査レベルなんて初歩の初歩。概念についての賛否を問うなら、まずその概念を説明すべき。理解してもらってからでないと賛否を問うても全く意味がない。

大阪都構想については賛否が拮抗。大阪都構想については8割が中身が分からないと言っている。という文章を見て、論理が破たんしていると感じない人はロジックが弱い。いかに日本のメディアのお偉いさんが、ロジックに弱いかの情けない証。ダメだこりゃ。

ほんと情けないです。中身が分からないと言っている人に賛否を問うてどうするんでしょう。常識のある人なら中身が分からなければ不安で反対と言いますよ RT @nobichan_: マスコミは都構想反対という数字を最大限引き出したいだけなのが見え見えですね。

だからこそ、大阪都構想の中身を有権者に伝えるために、大阪都構想の設計図の完成にこだわっている。住民投票のため、そして来年の4月の統一地方選挙(大阪府議選、大阪市議選)のために。僕自身のスケジュールで進めているのではない。来年4月には統一地方選挙がある。

有権者にしっかりと判断してもらうために、大阪都の設計図を夏までに完成しなければならない。メディアはロジック性が全くない。特に読売。3年前の前回の統一地方選挙のときには、散々、大阪都構想の完全版設計図を出せと言ってきた。そうでなければ選挙ができないだろうと。

大阪都の設計図なんて簡単にできるか!その設計図を作るために、選挙をやっているんだと言い続けたが、ロジックに弱い読売は全く理解できなかった模様。そして今回、来年の4月にある統一地方選挙のために大阪都構想の設計図を是が非でも夏までに完成させたいと言ったら、夏までにこだわるな!だって。

前回の統一地方選挙では完全な設計図を出せ、今度の統一地方選挙では完全な設計図を出すことにこだわるな。これ読売だけではなく全メディアの主張。ほんと頭悪過ぎる。新聞社のメンバーですらこれだから日本人は世界と論戦で勝てない。メディアが反対のための反対主張を繰り広げる日本。未来はない。

質問の順番からすると中身が分からないまま、賛否を答えています。 RT @STEALBER: @t_ishin 賛否が拮抗・・・というのは、八割が判断を保留していて、残りの二割が拮抗している?それともわからないと言っている八割がわからないにも関わらず賛否を下している?
(橋下市長 twilogより)

コメント

  1. 根保孝栄・石塚邦男 より:

    [絵文字:v-293]
    大阪市長の泣けるほど辛抱強いのには感嘆する。
    大阪都構想・・大阪地方再生の切り札だと思います。
    だからこその応援です。堪忍袋切らさずにやってくれることを願ってます。普通の人間なら、とっくに投げ出してるところです。我慢、忍耐、ねばり・・です。

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