4/27 橋下氏Twilog 「中野剛志、俺を呼び捨てにするなら、俺の目の前でやれ!」そして「なぜ大飯は原子力規制庁の判断に委ねない?」

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引用

村上隆さん、芸術新潮5月号(まだ村上隆が、お嫌いですか?)、わざわざ送って頂きありがとうございました。既に秘書に購入指示を出していまして後に2冊となりますが、直に頂いたものは格別です。村上さん、挑戦、闘いの根源は怒りのエネルギーでしょうか。エネルギー頂きました。感謝。

もう少し現実の政策実現プロセスの勉強をされたし。そうでないとせっかくの知識が上滑りしてしまいます。一般財源の拠出は予算として議会の議決が必要。当然そこで後の増税が条件となります。 RT @ikedanob: 拠出して増税案が否決されたらどうするんですか。橋下さんが自腹で払うんです

後の増税がだめなら、予算としての財源拠出もダメ。つまり一般財源の拠出と後の増税はワンセットで審議。一般財源の拠出だけをやって後に増税が否決と言うことは机上の空論であり得ても、現実の政治・行政プロセスではあり得ません。

小林よしのりや中野剛志、共通するのは批判はするが、今の現実の課題に対しての具体策は一つもなし。批判は楽。具体策を提示し、実行するのは死ぬほど大変。人間の考える策に完璧なものなどない。批判しようと思えばいくらでも粗捜しはできる。それでもやらざるを得ない。これが現実の政治・行政。

小林よしのりと中野剛志の共通点は、自分の論こそ絶対に正しく、その他の論は全て愚。自分と反対する人間は全てバカ。自分こそが今の日本を引っ張っているという勘違い。それと非常識。まあ僕の嫌いな自称インテリ層の典型だ。僕は学者が嫌いなんじゃない。学者さんの多くに知恵を頂いている。

小林よしのりは、東京都の「都」が、天皇陛下がいらっしゃる「都」と勘違いしている。もう少し勉強しろ。東京都の都は行政体の名称だ。1943年、東京府と東京市が合わさって東京都になったに過ぎない。首都とは関係ない。大阪都構想も府と市を再編する行政機構の変革。

現在「都」と呼ぶしかないから都構想と言っているだけだ。他の名称があればそれで構わん。それを「橋下は都とは何かをまるで考えていない」だって?お前が考えていないんだよ!また自分の漫画で、日本の自虐史観を相対化することができただって?おいおい頼むよ。ガキ相手にしてただけじゃねえか。

そして中野剛志、こういう官僚こそが国賊だね。中野は、少しネットでちやほやされたらもう一流学者、日本の論客入りという認識だ。維新八策が中学生レベルの内容で大学生がこんなレポートを書いたら私は不可を付けますよだって?おいおい、誰が中野の講義を聞くんだよ。維新の会にそんな暇人はいない。

そもそも維新の会の政治塾の講師陣にあなたはノミネートに全く上がりもしない。自分が上で他は下という思い上がりは正しなさい。公の場で下品な悪口を垂れ流さないのが礼儀とか日本人らしい振る舞いだとすれば、橋下はそれをぶち壊しているだって?俺は下品な奴に下品で返しているだけだ。

中野の著書やその他をざっとチェックしたらこりゃ酷いね。TPP亡国論では結構しっかり論じてるのかなと思ったら、ちょっと注目されたらまあ下品で無責任な悪口のオンパレード。批判はするが具体策は一切ない。何よりも、経産省のひも付きで大学に行ってやがる。

税金で自由な時間をたっぷりもらって好きなお勉強をして学生相手にくっちゃべって、そりゃ気楽ご気楽だぜ。ある雑誌に、「私は地方選挙に興味がない」「大阪で起きたバカげた政治運動」だと。ネットでは、「今こそ国の行政組織が強くならなければならない」「計画経済が必要だ」と。

国が偉くて、地方の田舎のことなんかどうでも良いって認識がありありと出ている。大阪のバカげた政治運動って、どこまで有権者をバカにするのか。こういう官僚は選挙を、政治をとことんバカにして、官僚こそ全てって認識なんだろう。大阪の動きは大阪府民の選択だ。

政治家は専門家ではない。大学教授のように好きなだけ勉強できる時間はない。だから大きな方向性を示して、中身は専門家に委ねる。実行するときには様々な政治的な障壁に出くわすから、それを突破するのが政治家だ。これは専門家にはできない。政治家と専門家の役割分担だ。

だから専門家は、政治家の実行しようとする政策について具体的に批判をし、対案があるなら対案を示すのが役割だ。特に中野のように官僚を一旦辞めた形にして大学に出向し、また官僚に戻る輩は、それが義務だ。それをやらなきゃ税金の無駄遣いだろ。

こちらは現実の行政組織を動かすのに日々のマネジメントがあり、日々現実の課題にぶち当たっている。大阪市役所のHPに日々のスケジュールと課題が掲載されているから、もっと具体的に批判して来い。維新の考えが90年代初頭のままだって?レッテル貼りで批判する一番楽な道を選ぶな。

そんなことを言えば、中野の考えなど大宝律令の時代のままだろ。政治家は価値観や方向性を示す。確かに僕らは、自由や競争を重んじる。制度改革や統治機構改革の必要性を感じ、自由貿易を重んじる。中野の価値観と正反対なのだろう。しかし政治はその時代や状況に合わせた舵とりだ。

今の時代、今の日本の状況にはどちらの価値観を当てはめなければならないのか。90年代初頭の考えだからそれは悪いってそんな批判理由があるのか?今の公務員制度、行政機構、ありとあらゆる既得権。正すものは正さなければならない。どこまでやるのかはバランスだ。

どういう方向で進むのか、それを提示してあとは国民に選択してもらう。完全自由や完全統制はあり得ない。バランスだ。制度疲労が著しい場合には作り直す必要がある。制度がうまく行っている場合には改善で済むだろう。今の日本の状況からどちらを選ぶかだ。

方向性を国民が定めたら中身を考えるのは専門家だ。中野剛志、もう一度官僚に戻るなら、「売国奴に告ぐ」など、国民をバカにしたタイトルの本を出すな。お前のその自由時間は税金で賄われている。官僚だったからこそ、今のいい身分が与えられている。

今は大学准教授だから、何を言っても自由だなどと勘違いするな。それなら官僚の身分を完全に捨て去れ。お前のように身分保障に甘えた官僚が日本をダメにした。税金で自由時間を与えられたのは、調子に乗って毒を吐くためじゃない。しっかり勉強して国民に還元しろ。

中野剛志、俺を呼び捨てにするなら、俺の目の前でやれ。批判をするなら大阪市政において具体的な批判をしろ。公務員改革でも外郭団体改革でも何か一つでも具体案を提案しろ。学生相手に授業をやって、ネットでちやほやされて調子に乗るな。お前は官僚だ。

民主党政権の大飯再稼働手続きは統治として間違っていることは何度も述べた。安全委員会の安全性のコメントが絶対に必要だ。直下の活断層が見つかった敦賀原発については安全委員会は稼働できないだろうとコメントを出した。なぜ大飯についてはコメントを出さない?

さらに政府の完全な論理矛盾。細野大臣は、大飯以外の原発については新しく設置する原子力規制庁の判断を踏まえると断言。では、なぜ大飯は原子力規制庁の判断に委ねない?大飯だけ、政治家が安全宣言をしたのは完全に間違っている。政治家が安全宣言できるなら大飯以外もやれば良いのだ。

原発の再稼働について専門家集団に安全性を判断してもらわなければならないことは皆分かっている。福島の事故後、単純な定期検査後の再稼働とはわけが違うのだ。大飯は専門家に判断させたら安全宣言を出せないことも皆分かっている。それなのに、政権はゴリ押しだ。統治として絶対に許してはならない。

政権は、大飯についての安全性について国民が求めている安全性は満たしていないことをはっきりと示すべきだ。その上で、必要性について訴えるべきだ。必要性の議論の中で、国民負担を議論すべきだ。あとは国民の選択だ。

posted at 22:51:17

(橋下氏 twilogより)

昨日の記事で、
「どうしちゃったの?橋下さん!」と書きました。

しかし、問題の「SAPIO 2012年5月9・16日号」の小林よしのり氏と中野剛志氏の対談、
「橋下徹の愛国度を仕分けする」を読んだら、私の考え違いだと分かりました。

以下、記事の一部

(引用ここから)
小林:わし、橋下徹の「維新の会」は小泉構造改革と同じ流れだから、「どうせまた改革派だろ」のひと言で済むと思っていたんだよ。しかし今は政党政治が混沌とした状態で、自民党も構造改革路線を総括していない。すると国民は橋下徹の新しさに注目してしまう。その影響力を考えると、やはり一度ちゃんと仕分けしておく必要があるね。

中野:「維新の会」の政策は、1990年代から2000年代初頭にかけて流行して失敗した構造改革の焼き直しです。「維新の会」に集まった60代や70代のブレーンが40代、50代の時から主張し続けてきた政策で、時代遅れも甚だしい。そのせいで「失われた20年」になったわけですが、たしかに構造改革の総括をしていないから、再びこれが台頭してくるんでしょうね。

小林:彼らの主張は、憲法9条改正や国旗国歌の問題、靖国参拝など、わしが過去に取り組んできたテーマばかり。で、すでに自虐史観を相対化するところまでは成功したわけ。だから、保守と称する連中がいまだにその話をしていると「まだそれが好きなのか」とウンザリするんだ。

中野:今はそれを、リスクなしで主張できるんですよ。敵が強大だった時には戦わず、先駆者が切り開いた道を勝ち馬に乗って進んでいる。

小林:昔は、河村たかしみたいな南京虐殺否定発言をしたら、袋叩きだったよ。絶対に辞任しなきゃいけなかった。「愛国心を持っている」と言うだけでも叩かれたんだから。ところが今は、愛国心を強調するほうがポピュリズムになっている。だから構造改革を進める時に小泉が保守を取り込むために取った戦法も、靖国神社参拝だった。

中野:靖国参拝をすれば、日本の市場をアメリカに売り飛ばしていいのかという話ですよね。小泉政権も民主党政権も橋下市長も、「国民に選ばれたのだから、自分の政策はすべて信任された」と言いますが、有権者は全部の政策に賛成したわけではない。たとえば「自民党にお灸を据える」という意味で民主党に投票した人は、外国人参政権にまで賛成したわけではないでしょう。

「維新の会」も同じで、「彼らは愛国心が強い」と思って投票した人は、改革路線まで受け入れたわけではない。数多くの政策を並べたマニフェストを丸ごと支持できる政党はないのですから、政策で選ぶのは無理です。だから、結局は「この人なら大局的に判断を誤らないだろう」と人品骨柄や政治手法で選ぶしかありません。橋下を「独裁的だ」と批判すると、「政策で判断すべきだ」と反論されますが、これはナンセンスです。 (引用ここまで NEWSポストセブンより)

SAPIOの記事、対談部分は全部読みましたが、あれはひどい!(上記引用は、まだマシな方・・・)
あれじゃ、橋下さんが、普段無い口調で反論したのも頷けます。

橋下さんの反応に疑問を持った方は、ぜひ記事を読んでみて下さい!
(あと、他に掲載されている方々の意見は素晴らしいです。そちらも読む価値大と思います。)

このブログを見ている方は、私の思考レベルが大した事無いのは、良くご存知だと思います
その私がひどいって思うんだから、相当なもんだと思いますよ!

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