5/3 橋下氏Twilog 「市政における市議団維新の会の方針について僕には決定権はありません」

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引用

客観的な子育て支援は必要です。特に児童虐待の多い大阪においては。ネグレクト一歩手前で子どもが悲惨な状況になっている事案が多いのも事実です。愛情を持って子育てしましょうという呼びかけとしては問題ないのでしょうが、発達障がいの原因とすることには大きな問題があるでしょう。

議員提案の条例となると、これは日本の地方自治制度の仕組みなのですが、議員間討論で決めて行くことになります。市長が間に入ることはありません。大阪維新の会は日本初の試みの政治団体です。首長が議員集団のリーダーになる。当初首長の独裁になる、議会のチェックが働かなくなると批判を受けました

そこで大阪維新の会の運営方針として、大阪府議会・大阪市議会・堺市議会をまとめた大阪全体の方針については僕が代表を務める大阪維新の会の執行部で方針を固めます。しかし各府政、市政においては、知事・府議団・市長・市議団が独立してやっていく集団にしています。

ですから僕が知事時代も大阪維新の会府議団にノーを食らったことはいくつもありますし、市長になっても維新の会市議団にノーを食らっていることはたくさんあります。ここは議会と市長できちんとチェックアンドバランスを働かせようと注意しています。

市政における市議団維新の会の方針について僕には決定権はありません。ここまで僕が決定権を持つとそれこそ完全な独裁になってしまいます。僕は府議・大阪市議・堺市議をまとめた全体の方針決定をします。

市議会での議論後市長として最後は政治決着を図りますが、議論前に僕が市議団の決定をすることは首長と議会の関係上やってはならないことです。そして議員提案条例は議会内議論で決まってしまいます。ただ親の愛情欠如と発達障がいとをイコールにしてしまう考えには賛同できませんので議会に伝えます

ただこれは必要十分条件の話ですが、愛情欠如になれば、子どもに多くの悪影響があるのは確かでしょう。しかしだからと言って、子どもに何か問題があるからと言ってその原因は親の愛情欠如だと言い切ることにはならない。ゆえに発達障がいの主因を親の愛情欠如と据えるのは科学的ではないでしょう。

維新の会市議団長に確認をしました。家庭教育支援条例は議員提案の条例案であり発案議員グループが作成し、これから市議団政調会にかけるという段階です。この段階で報道されたようです。これから政調会で議論が始まり様々な方の意見を聴取するようです。

発達障がいの主因を親の愛情欠如と位置付け愛情さえ注げば発達障がいを防ぐことができるというのは科学的ではないと思うという僕の考えを市議団長に伝えました。これからこの条例案について市議団内での議論が始まります。是非大阪維新の会市議団に様々なご意見をお寄せ下さい。

posted at 17:02:39

(橋下氏 twilogより)

コメント

  1. まとめwoネタ速neo より:

    まとめtyaiました【5/3 橋下氏Twilog 「市政における市議団維新の会の方針について僕には決定権はありません」】

    引用客観的な子育て支援は必要です。特に児童虐待の多い大阪においては。ネグレクト一歩手前で子どもが悲惨な状況になっている事案が多いのも事実です。愛情を持って子育てしましょ…

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