5/18 橋下氏Twilog 「政治が絶対的に正しいわけではないのと同じように教育現場も絶対的に正しいわけではない。」

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引用

5月18日朝日新聞35面(参考ブログ記事 ひらめさんのブログより)。多知川記者には朝の囲みできちんと説明したと思ってたが。大阪において近現代史の教育施設を作ろうと考えています。僕も含め僕らの世代、あまりにも近現代史の知識が乏しい。これでは国際社会において他国との関係を築いていけない。

相手を知り、自分を知って、初めて関係を築ける。歴史を学ぶ優先順位は近現代史だろう。これが教育現場の価値観ではナウマンゾウから始まって、近現代史は適当にとなってしまう。現実的な優先順位としてナウマンゾウは一番最後でも良い。しかし教育者の価値観ではそうはならない。

歴史観を一つにすることが困難なのは分かっている。一つの事実が、国を異にすることによって真逆の評価になることは良くある。だから僕は事実や考え方を出来る限り多く子どもたちに提示したい。今の歴史教育で与えられる事実や考え方も、数あるモノの中の一つや一部に過ぎない。

多知川記者は、自分の史観が唯一絶対のものである認識なのか。また自分が触れた教科書が唯一絶対のものであるという認識なのか。教科書検定も、そして種々の教科書も、それも一部の歴史観、史実に過ぎない。特に教科書は、教育現場が選定する。そして授業は教員の歴史観が反映する。

政治が絶対的に正しいわけではないのと同じように教育現場も絶対的に正しいわけではない。教育への政治関与を極端に嫌い、教育の政治的中立性を叫ぶ者は、教育現場の価値観が絶対的に正しいという認識があるようだ。政治家も教員もお互いに生身の人間。どちらが絶対的に正しいと言うわけではない。

だからこそ相互の抑制・均衡のシステム、バランスが必要だ。大阪維新の会は教育現場での教育内容には介入しない。しかし保護者の価値観が教育現場に反映する仕組み作りには関与する。教育現場の価値観での歴史教育自体は否定しないが、しかしその他の歴史観、史実があることを提供する努力はする。

大阪維新の会は特定の史観を選ぶことはしない。今の歴史教育よりも多くの史観、史実が学べる近現代史教育施設をしっかりと作りたい。それぞれの見解の持ち主がお互いに見解を闘わせるような施設。その状況を見て、子どもたちが自分の考えを巡らせて、学校の授業に臨んでくれれば良い。

posted at 07:20:57

(橋下氏 twilogより)

コメント

  1. まとめwoネタ速neo より:

    まとめtyaiました【5/18 橋下氏Twilog 「政治が絶対的に正しいわけではないのと同じように教育現場も絶対的に正しいわけではない。」】

    引用5月18日朝日新聞35面(参考ブログ記事 ひらめさんのブログより)。多知川記者には朝の囲みできちんと説明したと思ってたが。大阪において近現代史の教育施設を作ろうと考…

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