6/17 橋下氏ツイッターpart.2「これまで日韓関係をこじらせていたのは、慰安婦問題について日本は全く悪くなかったと主張する政治家や論客が多かったからだ。」

記事をシェアして頂けると嬉しいです

参考記事
【正論】弁護士、衆議院議員・稲田朋美 領土は歴史認識と二正面作戦で(産経新聞 2012/08/30)
「韓国を叩け さもなくばつけ上がる」(片山氏・稲田氏の対談記事、片山さつき氏OffcialBlogにリンク)

(引用)
これまで慰安婦問題で強制連行がない以上、旧日本軍の行為に何ら問題なし、慰安婦問題などそもそもないと主張していたと思われる池田信夫氏も、実は慰安婦の利用自体は悪かった、謝罪・お詫びをしなければならないという論だったらしい。多くの人はびっくりしていると思う。

このことと同様、自民党の片山さつき氏や稲田朋美氏も実は、強制連行の事実がなくても謝罪・お詫びしなければならないという立場なのだろうか。このように慰安婦問題については旧日本軍の行為は悪くないと主張していたと思われる人に、今尋ねると、いや悪かったという人がたくさん出てくるだろう。

保守を自認する政治家に、今、慰安婦問題について再確認していけば、これまで世間がその人について認識していたのと異なる主張になる可能性が高いだろう。これまで日韓関係をこじらせていたのは、慰安婦問題について日本は全く悪くなかったと主張する政治家や論客が多かったからだ。

でも、あの池田信夫氏ですら謝罪は外交上必要と言っているのですから。 RT @honntounonihonn: @t_ishin それはないです。謝罪したら終わりですからね。認めた!と誤解を生み、また泥沼ですから。

それにしても池田信夫氏の主張は分かりにくい。慰安婦の利用について、自民党の稲田朋美氏と同じように当時は「合法だった」と主張しておきながら、謝罪・お詫びをすると言う。合法なのになぜ謝罪やお詫びをするのか。それは外交的な配慮だからという。これをロジックの破綻というのだろう。 (続く…)

(続き)
池田信夫氏は、教科書検定においても、近隣配慮条項は撤廃せよという論者だったはずだ。ところが慰安婦問題については外交上の配慮で謝罪・お詫びをすべきだと言う。池田氏の論理が全く分からない。「外交上の配慮」で謝罪・お詫びをするなら、「当時は合法だった」と言うことに何の意味があるのだろう

池田氏は、「慰安婦は当時は合法だった」と言うのは単なる歴史的事実として述べたのだろうか。しかし池田氏の論はそうではないはずだ。日本軍の行為に違法性はなかったという論拠で、当時は合法だったと述べたはずだ。稲田朋美氏も同じだ。

池田信夫氏や片山さつき氏は再度、西岡力氏と鼎談をやったらどうだろう?3人は全く同じ立場だと思っていた。西岡氏は明らかに日本軍の違法性を認めない、日本の謝罪を認めない立場だ。しかし池田氏は違うらしい。保守を自認している政治家や論客に今質問すれば、謝罪すべきという人が多くなるだろう。

池田信夫氏が政治家なら、その過去の言動を詳細に引用され、論理の矛盾を突かれて一発で失脚になるだろう。池田氏は政治家でないからこそ、責任がないからこそ立場を継続できる。そういう意味では、2012年に1ドル50円になると言い切ってその後何の責任もとらない浜矩子氏と何ら変わらない。
(橋下氏 twilogより)

トップへ戻る