(大阪都構想1分ガイド)東京都との違いは?

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(朝日新聞より引用)
(大阪都構想1分ガイド)東京都との違いは?

 大阪維新の会は「東の東京都、西の大阪都の『二極』で日本を引っ張る」と主張する。「大阪都」になれば東京都に並ぶことができるのか。

 大阪都構想は東京都と東京23区がモデル。2020年五輪の誘致に成功した東京のように成長戦略を都に集め経済活性化を促し、身近な住民サービスは特別区が担う。東京都が担当する教職員人事や保育所を設ける際の認可は、大阪では特別区の仕事とする。

 大きく違うのは財政力だ。大企業が集まる東京都は自前の税収だけでやりくりでき、47都道府県のうち唯一、国から地方交付税をもらっていない。一方の大阪は、新年度予算案でみると府が2520億円、市が390億円を頼るうえ、多額の借金も抱える。特別区ができても「税収の乏しい大阪では、財源の奪い合いが東京以上に繰り返される」(民主党府議)という懸念が出ている。(引用終わり)

4回ほど前から、担当記者が変わったんですが、
それから、何か都構想に悪意を感じる文章になった気がします・・・(-“-)

東京・大阪の特別区の違いで、
「東京都が担当する教職員人事や保育所を設ける際の認可は、大阪では特別区の仕事とする。」
とあります。
大阪では、住民の身近な部分、学校や保育所に関わることは、住民により近い役所で行うようにします。
東京では、都が行っている仕事。大阪の方が特別区の権限が大きくなる部分です。

児童相談所も、現在、東京23区で7ヶ所(各区にあるわけではない)。大阪市にはたった1ヶ所だけ・・・
大阪都では各区に作られて、5区で5ヶ所になります。

【わかりやすい】大阪都の特別区の区割り図(サムネイルクリックで拡大)

(うらしまさん作成。ありがとうございます。拝借致しました。)

「大阪都構想1分ガイド」シリーズまとめ

コメント

  1. アンパンマン より:

    特別区になったら「財源の奪い合い」が初めて発生するかの印象操作

    バブル期には、医療・福祉・教育に投資されるべき財源が、ATC、WTC、オーク200などの破たん事業に奪われ
    現在でも北区とか中央区の財源の奪い合いが、大阪市役所の中の見えないところで繰り広げられている

    何を今さら

  2. M&M より:

    大阪を東京と競り合わせようと考える人を時々見るが、無駄な事だ
    東京は一人、違うルールで戦っている。審判が味方の相手と競える訳が無い
    現体制では日本経済がどうなろうと、政府の意思によって東京の繁栄だけは守られる

    小身の身なら分け前も与えられるだろうが、大阪は当然そう行かない
    むしろ奪われるばかりの対象なのは見ての通り

    大阪が無能だから衰退したのではない。無論反省するべき点は余りあるが主因とまでは言えない
    条件闘争、政治闘争、これによって地歩を回復するしかない

    東京を相対化する運動。地方分権、道州制(連邦制)、首都機能分散・移転、畿央新都構想
    失われた20年が東京肥大化の時代に合致し、地方の疲弊の時代にそのまま重なる
    日本経済にとっても地方全体にとっても、理は維新側にある

    この様な方法の闘争をする人物は、今まで大阪はもちろん全国に居なかった
    大阪は橋下氏という天啓を見過ごすなら、また数十年復権は無いだろう

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